ボトルはサイクリストの必需品
自転車に乗って長距離を走る上で水分補給は死活問題です。暑い夏はもちろんのこと、冬でも人は発汗によって体内の水分を失っており、脱水症状や熱中症が、どんな危険な事態を引き起こすかは言うまでもありません。ボトルはサイクリストにとって必須のアイテムなのです。
サイクリストが使うボトルとは?
では主にロードバイクで走るサイクリストはどんなボトルを使うのでしょうか。私たちがボトルとして思い浮かべるのは次の3つです。
ボトル① ペットボトル
コンビニや自動販売機など、ほぼどこでも気軽に手に入り、飲み物の種類も多いのがペットボトルのメリットです。ただボトルケージはほとんどのペットボトルより太いため落ちやすいことと、いちいちフタを付けたり外したりしなければいけないので、自転車に乗りながら飲むのには適しません。
ボトル② ステンレスボトル
ステンレスボトルの強みはその保冷・保温力の高さです。半日経っても冷たいまま、温かいままの飲み物が飲めます。ステンレス魔法瓶は太いイメージがありますが、ロードバイクのボトルケージにぴったりおさまるステンレスボトルもいくつかあります。逆にステンレスボトルのデメリットは重いこと、ボトルケージの素材によっては傷がつく、落とすと壊れやすいなどがあります。
ボトル③ サイクリング専用ボトル
その点サイクリストに最も適しているのがサイクリング専用のサイクルボトルです。保冷・保温力ではステンレスボトルには及びませんが、その利点はボトルケージに収まる形状に作られており、何といっても軽いこと、自転車に乗りながら飲みやすい構造になっていることです。
キャメルバックポディウム:サイクリストの定番ボトル
そんなサイクリング専用ボトルの中でも、多くのサイクリストから支持を集めている高性能ボトルが今回ご紹介するCamelbak(キャメルバック)のポディウムシリーズです。ではその種類と特長から始めましょう。
キャメルバックポディウムの種類
キャメルバックポディウムとは、どんなラインナップがあるのでしょうか。その色や保冷力、容量は実に多種多様です。今年リニューアルされ、より高性能で使いやすい形状になった新型2019年シリーズをご紹介していきます。
ポディウムシリーズの種類① ポディウム
手ごろな価格のスタンダード
旧モデルより握りやすさ、自転車への着脱性、形状が一新されたポディウムシリーズのスタンダードです。保冷機能はないものの、ポディウムシリーズの基本になる性能はしっかり押さえてあり、それぞれ1,300~1,500円と気軽に購入できる価格になっています。
- 容量と価格 620ml:1,300円/710ml:1,500円
- カラーバリエーション 620ml:6色/710ml:8色
ポディウムシリーズの種類② ポディウムチル
保冷・保温もできる手ごろな価格のバランスモデル
柔らかい素材ながら特殊な断熱構造で、スタンダードタイプと比べて2倍の保冷・保温性能を持ちます。外気温にもよりますが、2時間程度のライドなら氷入りのドリンクも快適な温度で飲むことができます。保冷力は欲しいけどアイスタイプは少し高い、という方におすすめです。
- 容量と価格 620ml:1,750円/710ml:1,950円
- カラーバリエーション 620ml:9色/710ml:8色
ポディウムシリーズの種類③ ポディウムアイス
CAMELBAK(キャメルバック) ポディウムアイス 自転車用保冷保温ボトル 保冷効果4倍 エアロジェル採用 620ml(21oz) レイクブルー 18892127
参考価格: 3,960円
実に4倍の保冷力を誇る高性能アイスタイプ
ポディウム・アイスタイプは、高密度・多孔質のエアロジェルを断熱材に使い、ノーマルタイプの4倍の保冷・保温力を誇ります。さすがにステンレスボトルほどではありませんが、この軽さと柔らかさでより長時間冷たい/温かいままの飲み物を飲めるのは大きなメリットと言えるでしょう。容量は620mlのみです。
- 容量と価格 620ml:3,600円
- カラーバリエーション:3色
ポディウムシリーズの種類④ ポディウムダート/ダートチル
CAMELBAK(キャメルバック) ポディウムダートシリーズチル 自転車用保冷保温ボトル 保冷効果2倍 泥汚れ防止 キャップ付き 620ml(21oz)
悪天候・悪条件対応型の新タイプ
グラベルや悪天候のライドなど泥はねから飲み口を守るマッドキャップが標準で付いています。色も透明ではなく、汚れが目立たず自然をイメージさせる、マットなカラーリングを展開しています。2倍の保冷・保温力のあるチルタイプもあり、いずれも620mlのワンサイズのみです。
- 容量と価格 620ml:1,850円/ダートチル 620ml:2,400円
- カラーバリエーション:3色
続いて、キャメルバックポディウムの特長を紹介!