サイクルソックスとは?
サイクルソックスとは、その名の通り「自転車用の靴下」のことです。正直なところ、値段は靴下としては決して安くありません。しかし、サイクルソックスは長時間のサイクリングでも疲れにくく、一度履くとその快適さにきっと驚くはずです。では、サイクルソックスと普通の靴下は何が違うのでしょう?詳しくみていきましょう。
サイクルソックスの特徴①ダイレクト感
サイクルソックスを履くと、足の力をロスなくペダルに伝達でき、車体や路面のインンフォメーションがまるで素足かのような繊細さでダイレクトに足裏で感じられます。普通の靴下では得られないこのダイレクト感は、ロードバイクを乗る上で非常に重要です。サイクルソックスのダイレクト感の秘密は、ズバリ「薄さ」と「フィット感」です。
薄さ
サイクルソックスは普通の靴下よりも生地が薄いものが多いですが、これは自転車という乗り物は足が地面に接していないため自分の体重を支える必要がなく、クッション性が不要だからです。薄くすることで軽量化になり、なおかつ足とペダル間の力の伝達がより繊細になるのです。夏用のものに比べ冬用は少し厚くなりますが、普通の靴下よりは高いダイレクト感を得られるでしょう。
フィット感
履くとわかるのですが、サイクルソックスは非常にぴったりと足にフィットする造りになっています。足と靴下の間に遊びがあると力が逃げてしまうので、足にフィットさせることでズレを無くし、力をダイレクトに伝達できます。また、土踏まずの部分も程よくホールドしてくれるので、長時間のサイクリングでも疲れにくくなっています。
サイクルソックスの特徴②おしゃれ感
やはり見た目もとても重要ですよね。「おしゃれは足元から」というように、サイクルソックスも例外ではありません。モノトーンのシックなものや、派手なカラーリングのもの、長さや形も多種多様なラインナップがあるので、きっとお好みのサイクルソックスが見つかるでしょう。ロードバイクやウェアと、色やブランドを揃えるのもいいですね。
サイクルソックスの特徴③蒸れにくい
スポーツウェア全般に言えることですが、サイクルソックスは吸水性と速乾性を兼ね備えているので、蒸れにくい造りになっています。夏場の暑い時期でも蒸れて不快な思いをすることなく、冬場は汗が冷えて足先が冷たくなるのを防いでくれるので、快適なサイクリングが楽しめるでしょう。