クロスバイクをMTB寄りにする改造方法
クロスバイクは元々MTBに近い特徴のため、改造はさらにそこを突き詰めていくことになります。今回はタイヤとハンドルに絞って解説します。
MTB寄りにする改造方法①パーツカスタム:タイヤ
近年クロスバイクはロードバイク寄りの機種が増えたこともあり、タイヤも細めのスリックタイヤが装備されていることも多くなりました。そのため、山道とまではいかなくとも、砂利道や河川敷など悪路も構わず走りたい場合はタイヤのカスタムが必要になります。
おすすめタイヤ:Vittoria(ビットリア) エボリューション
Vittoria(ビットリア)エボリューション
参考価格: 3,445円
MTBのブロックタイヤに比べセンター付近の溝が低いので、スピード走行にも対応します。一方で適度な太さと悪路でのグリップ力も強いので、クロスバイクをMTB寄りにカスタムするにはもってこいのタイヤです。
MTB寄りにする改造方法②パーツカスタム:ハンドル
クロスバイクの「フラットバーハンドル」は少し前傾姿勢がきつくなりますので、悪路では車体をコントロールするのが難しいと感じるかもしれません。その際は「ライザーバー」をおすすめします。ライザーバーはハンドル中央から持ち手にかけて上がっているため、上半身を起こしやすく車体を安定させて走れるようになります。
クロスバイクを街乗り、普段使い向けにする改造方法
クロスバイクを街乗りメインで使用するのであれば、改造のコンセプトは「ママチャリに近づける」が一番分かりやすいです。見た目やおしゃれな部分を少し犠牲にして便利さの方を優先するということです。ただ、1回に走る距離がそれほど長くないのであれば、クロスバイクをファッションとして考え、おしゃれを重視する手もあります。
街乗り、普段使い向けにする改造方法①必要な装備品
クロスバイクは競技性こそ低いですが根っこはスポーツサイクルですので、街乗りに必要なパーツが標準装備ではありません。スタンドや泥除けは必須ですし、通勤、通学では荷物を運ぶためのカゴ、キャリアなども必要になります。
クロスバイクを街乗り、普段使い向けにする改造方法②装飾
スポーツサイクルであるクロスバイクはデザインが洗練されているため、ママチャリに比ベるとおしゃれ感が強いです。そのため、ファッションの一部としても考えられます。フレームの塗装もラッカースプレー2,3本で可能ですし、ステッカーなどで装飾するのもおすすめです。
クロスバイクの改造は自由度が高い!
今回は「クロスバイクの改造方法!どのパーツをどうカスタマイズできるの?」と題して、クロスバイクのコンセプトにしたがい、パーツのカスタマイズを中心に改造方法を紹介しました。クロスバイクはスポーツサイクルでありながら、競技が前提になっていない機種のため、カスタムの自由度が高い自転車です。そのため、自分の用途、目的に合わせ、何通りものカスタム方法がありますので、ぜひ楽しむ気持ちで改造に取り組んでください。
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