コーダ―ブルームとは?
コーダーブルーム(KhodaaBloom)は、ママチャリやシティサイクルなどの実用車を多く製造してきたホダカ(HODAKA)株式会社のスポーツサイクルブランドです。クロスバイク、ミニベロ、ロードバイクなど、街乗りからレースモデルまで幅広く扱っています。KhodaaBloomという名は花咲くブランドにしたいという希望から、希望の「K」を頭文字にHODAKAの文字を並び替え「Khodaa」英語で花咲くを意味する「Bloom」を組み合わせています。
日本人のためのもの作り
コーダーブルームのコンセプトは「日本人のためのスポーツサイクル」です。国内で流通しているスポーツサイクルの多くは欧米メーカーのものですが、それらは自国ユーザー向けであり、小柄な日本人に必ずしも適しているとは言いがたいです。コーダーブルームは体型や使用シーン、環境など日本人に適したスポーツサイクルを開発、製造しており、確実に高評価されてきました。その一例ですが、全社員がスポーツとしてサイクリングに取り組み、そこで得られた情報を製品にフィードバックしています。
コーダーブルームのクロスバイク「RAIL(レイル)」の特徴
ここからはコーダーブルームのクロスバイク「RAIL(レイル)」シリーズの評判が良く、高評価されている理由を確認していきます。まずはレイルの特徴を解説します。
コーダーブルーム「RAIL(レイル)」の特徴①軽量
コーダーブルームのRAILは何と言っても軽量です。性能面に特化したモデルを作り始めた時期に、国内において10万円以下で販売しているクロスバイクの最軽量を目指しました。そこで生まれた「RAIL 700SL」は8.7kgという破格の軽量ぶりで、現在もラインナップに残っているようにコーダーブルームのクロスバイク=軽量という評価を確固たるものにしました。最新のRAILシリーズはロードバイクと同じアルミフレームを使用しており、7kg台の完成車も登場しています。
コーダーブルーム「RAIL(レイル)」の特徴②真っすぐ走りやすい!
日本のゴミゴミとした街中を走る際は速度が落ちますので、スポーツサイクルはふらつく危険性があります。しかし、RAILは直進安定性を重視し、前輪中央からクランクまでを長く設計しているため、低速でもふらつかずに走れます。街中を走ることが多いクロスバイクにとって真っすぐ走れることは非常に重要で、高評価を受ける要因になります。
コーダーブルーム「RAIL(レイル)」の特徴③きれいな見た目
RAILは見た目がきれいと評判になっており、女性にも人気があります。接着部分を手作業で研磨する「スムーズウェルディング」という技術を採用し、溶接痕が目立たないきれいな仕上がりになっています。また、この技術はデザイン以外の評価には関係ないように思えますが、フレームに掛かる力を分散できるため、耐久性のアップにも繋がっています。そして、塗装にも工夫が凝らされており、光が当たると深みのある輝きを放つカラーを開発しています。
コーダーブルーム「RAIL(レイル)」の特徴④コスパが高い!
海外メーカーに比べ特別に価格が安いというわけではありませんが、6万円台に油圧式ディスクブレーキ装備のモデルがあるのは特筆ものです。また、同クラスならワングレード上のパーツが装備されていますし、ライト、ベル、スタンドが標準装備されているなど、コスパの高さが目立ちます。また、修理や交換の際に手に入りやすいパーツを使用しており、メンテナンスやカスタムがしやすいのもうれしいところです。
【2021最新】コーダーブルームのおすすめクロスバイク6選+ミニベロ
ここからはコーダーブルームのクロスバイク「RAIL」の最新シリーズを解説します。超軽量モデルや軽いタッチで強力な制動力が得られる女性に嬉しい油圧式ディスクブレーキ装備のモデルまで、おすすめを紹介します(ミニベロ1種含む)。なお、2021年モデルからラインナップに加わった新型「RAIL ACTIVE」は、後ほど詳しく解説します。
【2021最新】コーダーブルームのおすすめクロスバイク①RAIL LIMITED
出典:コーダーブルーム
・参考価格(税込):¥154,000
・サイズ(適応身長):400mm(155-170cm)440mm(165-180cm)480mm(170-190cm)
・カラー:シャイニーブラック
・重量:7.8kg(480mmサイズ)
・変速:20速
「LIMITED」の名前通り、重量7.8kgの究極のクロスバイクです。フロントフォークやハンドル、そしてクロスバイクとしては非常に珍しいクランクまでカーボン製パーツを使用しており、軽量化にこだわり過ぎていると評価されるほどです。また、ロードバイク用のコンポにタイヤもロードバイクのベストセラー「Continental GRANDPRIX5000」を採用、走行性能にもこだわった1台です。
【2021最新】コーダーブルームのおすすめクロスバイク②RAIL 700A
出典:コーダ―ブルーム
・参考価格(税込):¥52,800
・サイズ(適応身長):400mm(155-170cm)440mm(165-180cm)480mm(170-190cm)
・カラー:オリオンブルー・マットブラック・マットガンメタル・マットホワイト
・重量:11.0kg(480mmサイズ)
・変速:24速
RAILシリーズの初心者グレード、最も安価なモデルです。柔らかなクッションのサドルや太めの32cタイヤを採用し、初心者や女性からも扱いやすく乗り心地が良いと評価されています。「A」は良心的を意味する「affordable」のことで、グレードの高いものを5万円台前半で手に入れられるという意味が込められています。
【2021最新】コーダーブルームのおすすめクロスバイク③RAIL 700
出典:コーダ―ブルーム
・参考価格(税込):¥69,300
・サイズ(適応身長):400mm(155-170cm)440mm(165-180cm)480mm(170-190cm)540mm(180~195cm)※540mmはマットブラック、ソリッドホワイトのみ
・カラー:マットダークブルー、マットブラック、ソリッドレッド、ソリッドホワイト
・重量:9.8kg
・変速:27速
RAILの基本モデルで、7.9万円未満のフロント3速モデルでは国内最軽量クラスです。フロント3速のため坂の多い場所をこなしやすいですし、もちろん街乗りとしても使い勝手は抜群です。
【2021最新】コーダーブルームのおすすめクロスバイク④RAIL 700SL
出典:コーダーブルーム
・参考価格(税込):¥95,700
・サイズ(適応身長):400mm(155-170cm)440mm(165-180cm)480mm(170-190cm)
・カラー:ブラック、ダークブルー
・重量:8.9kg
・変速:18速
SLはRAIL=軽量の原点となったモデルです。今も軽量性は変わらず、コーダーブルーム調べでは国内で販売中の12万円未満のクロスバイクにおいて最軽量です。ロードバイクに匹敵する走行性能を備え、なめらかに走れるスポーツ、サイクリングにも最適なモデルです。もちろんほかのモデルと同じようにスタンド、ライトなどが標準装備されており、街乗りとしても高評価されています。
【2021最新】コーダーブルームのおすすめクロスバイク⑤RAIL DISC
出典:コーダーブルーム
・参考価格(税込):¥64,900
・サイズ(適応身長):400mm(155-170cm)440mm(165-180cm)480mm(170-190cm)
・カラー:マットブラック、パールホワイト、マットダークブルー
・重量:11.4kg
・変速:24速
スポーツサイクルにおいてはリムブレーキと勢力を二分するほどシェアが拡大している、ディスクブレーキを装備したモデルです。しかも、軽く握っただけで強い制動力が得られる油圧式ディスクブレーキを採用しているため、ツーリングや通勤など長距離の走りでも安心です。また、油圧式ディスクブレーキは、男性に比べ握力が弱めの女性にこそおすすめです。
【2021最新】コーダーブルームのおすすめクロスバイク⑥RAIL DISC EX
出典:コーダーブルーム
・参考価格(税込):¥79,200
・サイズ(適応身長):400mm(155-170cm)440mm(165-180cm)480mm(170-190cm)
・カラー:マットダークパープル・マリンブルー
・重量:10.5kg
・変速:27速
ディスクブレーキ装備の「RAIL DISC」を基本に、カーボンフォーク装備でさらに軽量化を図ったグレードアップモデルです。国内で販売されている8万円未満のクロスバイクではクラス最軽量に加え、女性に嬉しい油圧式ディスクブレーキとホイールハブに至るまでシマノ製パーツを揃えながらこの価格ですから、文句なしの高コスパという評価も納得です。
【番外編】コーダーブルームのおすすめミニベロ:RAIL 20
出典:コーダーブルーム
・参考価格(税込):¥68,200
・サイズ(適応身長):420mm(155~170cm)480mm(165~180cm)
・カラー:オーロラパープル・ソリッドグレー
・重量:8.4kg
・変速:9速
車輪サイズ20インチ、RAILシリーズのミニベロです。RAILのクロスバイクと同じ軽量フレームを採用し、ロードバイク用のコンポが組み合わされていますので、ミニベロながらキビキビと走ってくれます。また、しっとりとした触感のシリコングリップやお尻が痛くならないサドルを採用していますので、女性にも強くお勧めしたい1台です。
出典:ホダカ