クロスバイクは通販でも手に入る
通販で何でも買える
今や通販は、日常的な買い物の手段となっています。電化製品から家具、さらには自動車まで通販で購入が可能です。また、食品や日常生活必需品など、通販で買えない商品はないとさえいえるほど、さまざまな品物が通販サイトで取り扱われています。
自転車も通販で
自転車も例外ではありません。インターネット上には多くの自転車通販サイトがありますし、店舗を持つ自転車店やプロショップもネット通販を行っています。ママチャリやシティサイクル、電動アシスト自転車から、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツ自転車まで、店舗で買えるほとんどが手に入ります。
通販でもクロスバイクは人気
地球環境に優しくエコ、また健康にもよいということから、自転車が注目されていますが、特にクロスバイクは通勤や通学の足としてや、街乗り、ポタリング、さらにはちょっとした遠出のサイクリングまで幅広く対応できる点などが人気です。もちろん通販でも、たくさんのさまざまなクロスバイクが販売されています。
クロスバイクを通販で買うメリット
利用者も多くいろいろなメリットがあって人気の高い通販ですが、人によりメリットの大きさは異なります。クロスバイクを通販サイトで購入する場合に考えられるメリットを紹介しましょう。
①店舗に出向く必要がない
自転車を購入するにあたっては、店舗に足を運ぶ必要があります。しかし、近所にお店がなかったり、わざわざ休日などにでかけるのは面倒という人も多いでしょう。通販なら、自宅から好きな時間に注文、購入ができます。また、自宅に配達してもらえるので受け取りも便利です。
②店舗と比較して安いことも
通販サイトでは、店舗で購入するのと比較して安い金額で販売していることも少なくありません。通販サイトが安く販売できる理由として、実店舗を運営した際にかかる家賃や光熱費などの諸経費、また社員やアルバイトの人件費などが必要ないことが挙げられます。同じ自転車でも店舗より10~40パーセントも安かったり、人気ブランドでも結構割引をしているので狙い目です。
③ポイントがつく
楽天などの通販サイトでは購入金額に応じてポイントを発行しているケースも多く、そのポイントで次回買い物ができます。つまりポイント分割引を受けたのと同じことになりお得というわけです。
④豊富なモデルの中から選べる
実店舗では、スペースや運営上の問題などから、多くの在庫を抱えることはできません。したがって、欲しいクロスバイクやブランドがあっても店舗にない可能性は少なくなく、特にレディースモデルを置いてある店舗はほとんどありません。通販なら取り扱っている自転車を画面上ですべてチェックできますし入荷手筈もすばやいです。また、他店との比較も容易です。
⑤通販サイトでしか手に入らないブランドもある
実店舗販売をせず、通販でしか手に入れることができない自転車メーカーやブランドもあります。そういったクロスバイクを購入したいなら、通販サイトしか手段はありませんよね。
クロスバイクを通販で買うデメリット
クロスバイクを通販で購入する場合にはいくつかのメリットがありますが、デメリットにも注意が必要です。特に初心者にとっては、それらをしっかり認識しておかなければトラブルの原因にもなりかねません。
①ある程度は自分で組み立てが必要
通販サイトで購入したクロスバイクのほとんどは、70~90パーセント程度の組み立て状態で配送されてきます。つまり、10~30パーセントは自分で組み立てて完成させなければ乗ることができないというわけです。説明書も一緒に送られてくるので組み立て自体はさほど難しくありませんが、自転車に詳しくない人や初心者、女性などはハードルが高いと感じるかも知れませんね。
②メンテナンスは自分でやらなければならない
ママチャリと違って、クロスバイクなどのスポーツ自転車は定期的なメンテナンスや整備、修理も要します。通販でクロスバイクを購入する際には、初心者でも自分で対応できるように初歩的な自転車メンテナンスや整備、修理の知識を得ておくことも必要です。
③送料が高いことも
「送料無料」を謳っている通販サイトで購入するなら問題ありませんが、そうでなければ送料が必要となります。自転車は決して軽量ではなくかさ高いので、送料は思ったより高くつきます。せっかく格安価格で自転車を購入したのに、送料が高くて結局さほど安く買えなかったという事態も起こり得ます。
④試乗ができない
「画像とは違う…」
ネット通販では、欲しいクロスバイクを見たり触ったりすることはできません。実際に手元に届いてから、画面上で見た画像と実物との印象が違ったり、たとえば、色はマットブラックを買ったけれども思っていたようなマット感ではなかったといったケースもあるでしょう。
サイズは重要
それより問題なのが、試乗できないことです。ママチャリなどと違ってクロスバイクは自分に合った適正サイズで選択します。しかし、そのサイズがフィットしているかどうかは実際に乗ってみなければわからないものです。サイズの合っていないクロスバイクは、乗りにくいだけでなく疲れやすくなったり体が痛くなるなどのトラブルが生じる可能性もあります。
⑤購入できないブランドやモデルがある
メーカーやブランドの中には、一切通販を行っていないところもあります。たとえば、世界で最大の自転車販売台数を誇るGIANT(ジャイアント)が挙げられます。ジャイアントのクロスバイクには日本で最も売れているといわれる非常に人気の高いエスケープR3がありますが、これももちろん通販での購入は不可です。
⑥防犯登録ができない
自転車を購入すると防犯登録が必要です。実店舗で購入すればそこで手続きをしてくれますが、通販では自分でやらなければなりません。ただ、登録手続きは面倒ですし、自転車店に依頼しようと思ってもなかなか受け付けてくれないことも少なくありません。
⑦アフターサービスは期待できない
実店舗で購入したクロスバイクは、後日調整や点検をアフターサービスとして無料で行ってくれることが大半です。しかし、通販では自分で行うか、自転車屋さんに有料で依頼することになります。したがって、格安で購入できてもメンテナンスなどの維持費でお金がかかることも考えておかなければなりません。
⑧悪質な業者の存在
代金を振り込んだのにお金だけを取られた、注文したモデルとは違う安物が送られてきた、不良品が届いたなどで、相手に連絡を取ろうとしてもつながらないといったケースもしばしば耳にします。通販サイトでは、悪質な業者の存在にも注意が必要です。
https://www.giant.co.jp/giant21/bike_datail.php?p_id=00000042