ジェイミスってどんな自転車メーカー?走破性の高い人気モデルも紹介

ジェイミスってどんな自転車メーカー?走破性の高い人気モデルも紹介

皆さんは「ジェイミス」というメーカーを知っていますか? アメリカで最も古い創業者が保有するブランドで、走破性の高いマウンテンバイクやグラベル、アドベンチャーロードに強みがあります。今回はジェイミスがどんなメーカーなのかを解説し、最新おすすめモデルも紹介します。

記事の目次

  1. 1.ジェイミスとは?
  2. 2.【2021年最新】ジェイミスのロードバイクラインナップとおすすめ4選
  3. 3.【2021年最新】ジェイミスのマウンテンバイクラインナップとおすすめ5選
  4. 4.【2021年最新】ジェイミスのクロスバイクラインナップとおすすめ2選
  5. 5.ジェイミスの自転車でサイクリングの可能性を広げましょう!

ジェイミスとは?

JAMIS(ジェイミス)は1937年創業の「G・Jannou Cycle」を母体とする、1979年アメリカで創業された総合スポーツバイクブランドです。西海岸のサーファーたちが開発した「ビーチクルーザー」のメーカーとしてスタートし、MTB、ロードバイクと王道を歩みながら評判を獲得してきました。現在はアドベンチャーロードや街乗りのクロスバイクなど、幅広いジャンルで評判のバイクを製造しています。

ジェイミスのこだわり①自転車を歴史に刻む!

出典:ジェイミス・ジャパン

ジェイミスは母体であるG・Jannou Cycleが掲げる「サイクリストのためのビジネス」という事業思想を託される形で、ユーザーが「長期間納得して乗れるバイク作り」をモットーとしています。MTBのDORAGON(上記画像)などのロングセラーに代表される、評判のよい自転車を乗り手の要望に応えながら進化させていくという姿勢は、現在も全く変わっていません。

ジェイミスのこだわり②乗り手ファースト!

出典:ジェイミス・ジャパン

ジェイミスはブランドイメージではなく、それに乗るユーザーのことを第一に考えるもの作りをしています。その代表的な技術が「SST(Size Specific Tubing)」という独自工法で、フレームのサイズによってパイプの太さと厚さを変え、どのサイズに乗っても同じ硬さ(剛性)や乗り心地を目指しています。また、チェーンステーとBBドロップ(ボトムブラケットの位置)もサイズごとに変え、異なるオフセットのフロントフォークも用意し、徹底してサイズごとに乗り味の違いが出ないようにしています。

ジェイミスのこだわり③クロモリフレーム

現存するスポーツバイクメーカーの多くは、クロモリなどのスチール素材しか無かった時代、また、フレーム素材としてスチールが全盛だった頃に起業しています。その後レースでの使用の影響もあり、メイン素材はアルミやカーボンに移っていくわけですが、ジェイミスは現在もクロモリを代表的な素材と位置づけており、どの車種にもクロモリフレームのが中心的存在としてラインナップされており、評判も上々です。

ジェイミスのこだわり④アドベンチャー

出典:ジェイミス・ジャパン

ジェイミスはMTBで評判を得てきたブランドのため、現在もや山道や林道、砂利道などを力強く走り抜ける「走破性」を重視した自転車を多く作っています。その中で近年のこだわりは、流行のグラベルバイクに、ツーリングやバイクパッキングの要素も加味した「アドベンチャー」というジャンルです。特にアドベンチャーロードのRENEGADE(レネゲード)は、このジャンルの先駆者的存在で今やジェイミスを代表するモデルの1つに成長しています。

【2021年最新】ジェイミスのロードバイクラインナップとおすすめ4選

ここではジェイミスの最新ロードバイクを紹介します。2021年は以下の2シリーズがラインナップされています。

  • VENTURA(ベンチュラ):アルミフレームのエントリーモデル
  • RENEGADE(レネゲード):ジェイミスを代表するアドベンチャーロード

【2021年最新】おすすめロードバイク『VENTURA(ベンチュラ)』

出典:ジェイミス・ジャパン

VENTURAは速い上に快適に走行できる、レースに特化していないパフォーマンスロードです。フレームはアルミ、フォークはカーボンを使用し、扁平加工されたシートステイが路面からの突き上げを緩和しています。そのため、長距離走行でも疲れが少なく快適にライドできます。

VENTURAの最新ラインナップ

  • VENTURA A1
  • VENTURA A2

おすすめ:VENTURA A1

出典:ジェイミス・ジャパン
参考価格(税込):¥133,100
フレーム/フォーク素材:アルミ/カーボン
コンポ:シマノ・ソラ
サイズ:48, 51, 54cm
重量:9.5kg

重量剛性比の高いダブルバテッドのアルミフレームに、カーボンフォークと機械式ディスクブレーキを装備しています。通勤からヒルクライムまで幅広くこなせる懐の広いモデルです。

【2021年最新】おすすめロードバイク『RENEGADE(レネゲード)』

出典:ジェイミス・ジャパン

アドベンチャーロードというジャンルを切り開いた「RENEGADE(レネゲード)」は、頑丈なフレームに太めのタイヤとディスクブレーキで、どんな路面状況でも力強く走破します。また、リラックスしたポジションで乗れるジオメトリにキャリアや泥除けを取り付けられる多くのダボ穴が切ってあり、ツーリングなどのロングライドにも最適です。

RENEGADEの最新ラインナップ

  • RENEGADE C2
  • RENEGADE S2
  • RENEGADE S2 LTD
  • RENEGADE S3
  • RENEGADE EXPAT
  • RENEGADE S4
  • RENEGADE A1
  • RENEGADE S1 FRAME KIT

おすすめ①RENEGADE C2

出典:ジェイミス・ジャパン
参考価格(税込):¥341,000
フレーム/フォーク素材:カーボン/カーボン
コンポ:シマノ・GRX
サイズ:51,56,58cm
重量:9.3kg

レネゲードのカーボンフレームモデル。アドベンチャーロードの重厚な仕様からは想像もつかないような軽い走りが特徴です。扱いやすいバランスのフレーム素材とパーツがチョイスされているため、最初のカーボンロードとしてもおすすめです。

おすすめ②RENEGADE S3

出典:ジェイミス・ジャパン
参考価格(税込):¥203,500
フレーム/フォーク素材:クロモリ/カーボン
コンポ:シマノ・GRX
サイズ:44, 48, 51, 54, 56, 58, 61cm(44はホイールサイズ650B)
重量:11kg

レネゲードのクロモリフレームのミドルグレード。フレーム、フォーク、コンポ、タイヤ、油圧式ディスクブレーキなどにおいて、アドベンチャーロードに必要な資質がバランスよく揃ったと評判の人気モデルです。

おすすめ③RENEGADE A1

出典:ジェイミス・ジャパン
参考価格(税込):¥109,890
フレーム/フォーク素材:アルミ/アルミ
コンポ:シマノ・クラリス
サイズ:44, 48, 51, 54, 56, 58, 61(Ano Palladiumのみ)cm(44はホイールサイズ650B)
重量:10.9kg

レネゲードのアルミフレームモデル。ケーブルがフレーム内蔵型になり、フロントフォークも肩幅の広く泥が詰まりにくいタイプに一新され、初心者向けのエントリーモデルながら、アドベンチャーロードとしてのポテンシャルは相当高いです。

次のページ

【2021年最新】ジェイミスのマウンテンバイクラインナップとおすすめ5選

関連記事

Article Ranking