【最新】コラテックおすすめ8選！ロードバイクの人気モデルなど厳選紹介

コラテックとは、1990年に南ドイツのローブリングで誕生した自転車メーカーです。取り扱う自転車のラインナップはロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイク（MTB）、e-Bikeと幅広く、それらの製品の研究・開発から組み立てまでがアルプスのふもとの本社で行われています。

ヨーロッパに数多く存在する有名な老舗自転車メーカーやブランドに比べると、コラテックは比較的新しいメーカーといえるでしょう。コラテックの自転車は「Passion of Cycling ～走る歓び～」を創業以来の哲学および基本原則に開発・製造されています。

ドイツの製品というと、ベンツやBMW、アウディといった自動車メーカーにイメージされる「質実剛健」が挙げられます。コラテックの自転車もこれらの自動車メーカー同様に、堅実な製品が大きな支持を得ています。

トレックやビアンキ、ジャイアントなどのメジャーブランドに比べて、乗っている人を見かけることの少ないコラテックですが、「他の人とかぶりたくない」という人におすすめです。コラテックのバイクには、そんな「希少性」以外にもさまざまな特徴や魅力があります。

コラテックのバイクには「質実剛健」という言葉が当てはまります。各部が理論的に煮詰められて作成されていて、流行やファッション性より性能を追い求める「硬派」なバイクといえるでしょう。それゆえに、長く乗っても飽きが来ないのも魅力といえます。

コラテックのバイクはコストパフォーマンスに優れています。特にアルミロードのエントリーモデルなら、コンポーネントにシマノ製105をアッセンブルして15万円を切る価格で購入ができます。クロスバイクも他メーカーのワンランク上のパーツを使いながら価格は同程度、または同クラスのパーツなら価格は安くなっている点は要注目です。

アルミモデルのロードバイクでは、前方部が大きく扁平しラウンドしながら細くなるトップチューブや扁平形状のシートステー、またクロスバイクでは日本人の体格に合わせたジオメトリーを採用するなどの技術や設計により、乗り心地や快適性能に優れています。

アルミロードではフレーム各所の接合は溶接で行われるためにどうしても接合部分が凸凹して、特にエントリーモデルでは見た目にあまりきれいでないことも多いです。コラテックのロードバイクは、溶接部の下げに施したスムースウェルディング加工によって、まるでカーボンフレームのような滑らかできれいな仕上がりです。

ロードバイクでは42サイズ、クロスバイクでは39サイズからラインナップし、クランクやハンドル、ステムなどの各パーツのそれに適合したサイズを採用しています。小柄な体格の人や女性にとって、自分の体格に合ったモデルが選べるのはうれしい限りですよね。

コラテックのロードバイク「A-ROAD CARBON」「DOLOMITI DISC」「 DOLOMITI」は、ドイツ本社で作られたフレームをベースに日本の堺市のスポーツバイクの組み立て工房で1台ずつ組み上げられて、購入者に届けられる「Japan Assembly（ジャパン　アッセンブリー）というシステムが取られています。

このシステムは、購入時にフレーム、コンポーネント、ハンドルバー、ステム、バーテープを対象の中からそれぞれのニーズに合わせて選ぶことができる、つまりセミオーダーシステムというわけです。ロードバイクをセミオーダーするとかなりの値段を覚悟しなければなりませんが、コラテックならオーダーがメーカー公式価格で実現できるのです。

コラテックの自転車のラインナップは、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク（MTB）、e-Bikeとなっています。公式ホームページではマウンテンバイク（MTB）としてのカテゴリー分けはなく、e-Bikeとしてのマウンテンバイク（MTB）が存在しています。それぞれのカテゴリー別におすすめモデルを紹介しましょう。

コラテックのグラベルロードバイク「A-ROAD」の最新モデルとしてカーボンフレームモデルが登場しました。軽量カーボンフレームはホイールベースを長めに、チップチューブは短めにして、安全性を高めロングライドを楽に楽しめる設計となっています。

コンポーネントには、ロードコンポではアルテグラに相当するシマノの最新グラベル用「GRX-RX810」を採用しています。700×37cのタイヤにGRXの油圧ディスクブレーキなどにより、砂利や荒れた路面からオンロードまで、オールラウンドに楽しめる1台です。

ハイパフォーマンスかつコスパに優れたアルミロードバイクです。前方部は太く扁平しラウンドしながら細くなるトップチューブや扁平形状のシートステーは振動吸収性能が高く、またトリプルバテッドで軽く、乗りやすいと高評価です。

フォークはカーボンで後方にオフセットしてあり、横方向の安定性とハンドリング、振動吸収性能をアップさせています。このモデルはJapan Assemblyなので、日本で組み立てられた世界に1台だけのセミオーダーバイクが手に入ります。このモデルには、105、ティアグラ、ソラと3種類のコンポがラインアップされています。

DOLOMITIにシマノ製油圧ディスクブレーキを搭載したモデルです。軽さや乗り心地に加え、天候やコンディションに左右されない制動力は走る楽しさをより増してくれることでしょう。シートポストがカーボンになり、振動吸収性がアップしました。このモデルは、コンポーネントとしてアルテグラ、105、ティアグラの3つのラインナップがあります。

メーカー公式サイトではクロスバイクのカテゴリーに属していますが、MTBの要素が強く感じられるモデルです。650B×47のボリューミーなタイヤや砂利道や段差などでもトラブルを気にせず走れるシングルギア仕様、また雨天時や路面状態の悪いときでも確かな制動力が得られる油圧ディスクブレーキなどが特徴です。

さらに、MTB開発経験から、衝撃に強く耐久性を高めたトップチューブや振動吸収性に優れる扁平加工されたシートステーの採用などにより、快適なライディングを実現します。場所を選ばず快適に走行できる「新感覚」のクロスバイクです。

フレームには、段差などの衝撃に強いヘッドチューブやゆったりとしたライディングポジションのとれる長めのトップチューブ、振動吸収性に優れる扁平加工を施したシートステー、チェーンのフレームへのダメージを防ぐLPCチェーンステーなど多くの高性能な快適機能を備えています。

雨天時や悪路など路面の状況にも影響を受けにくい油圧式ディスクブレーキの採用により、より安全な走行が可能です。タイヤは現在主流の少し太めの700×32cなので、街乗りでも快適な乗り心地です。

快適性能を重視した、コラテックを代表するクロスバイクです。振動吸収性に優れたフレームや日本人の体格にあわせたジオメトリー、耐パンク性能に優れスポーティーな走りを実現するタイヤなど、乗り手のことを考えた快適に走れる1台です。

フレームは39サイズからラインナップされているので、小柄な人や女性でも大丈夫です。フレームは小さめなのにクランクやハンドル、ステムなどのパーツはそれに対応したサイズになっていないというメーカーも少なくない中、このモデルはしっかり適合サイズを採用しているのがうれしいですね。

日本人のために、乗りやすさ、快適性、スポーツ感、アシスト感、e-Bikeらしさを満たすべく日本人によって新設計されたコラテックの最新e-Bikeです。長めのヘッドチューブが快適な乗車ポジションを、扁平なシートステーによる振動吸収性が快適性を与えてくれます。

パワフルなボッシュのドライブユニットは坂道やストップ＆ゴーでもストレスのない走りを見せてくれます。また、大容量のバッテリーはフレームチューブに内蔵してあるので、見た目にもスマートです。

コラテックの技術とBOSCH社のeMTBユニット、そして日本のプロライダーの設計思想を融合したeMTBです。クロスカントリーMTBベースの多くのハードテイルeMTBとは違い「日本のトレイルを楽しめる」ジオメトリー設計となっています。

ダウンヒル時の安定性やコーナーリング性能が高く、BOSCHのパワーユニットはあらゆる路面コンディションに対応します。オールラウンドに使用できるタイヤにチューブレスレディ仕様のホイール、シマノ製油圧ディスクブレーキなど、足回りもばっちりです。

コラテックのスポーツ自転車にはハイエンドモデルはありませんが、エントリーモデルを探している人にとって、特にDOLOMITIはリーズナブルでコスパも高くおすすめです。取り扱いをしているお店は多くありませんが通販で購入も可能なので、人とは違うブランドに乗りたい、性能がよくコスパのよいバイクが欲しいといった人なら、コラテックを検討してみてはいかがでしょうか。