チャイルドトレーラーとは
チャイルドトレーラーとは、自転車でけん引できるベビーカーのようなものです。欧米では主流で、自転車も車種を選ばず、日本で一番乗られているママチャリはもちろん、サイクリング用に利用されているロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなど、さまざまな車種に対応しています。
チャイルドトレーラーの特徴
特徴①ベビーカーとして使用も可能
チャイルドトレーラーは、基本的には自転車でけん引しますが、自転車から切り離して手押しでベビーカーとして使用することもできます。仕様によって1人乗り用か2人乗り用に分かれます。年齢差が離れていないお子様がいらっしゃる方や、将来的にお子様を2人欲しいと思っている方には2人乗り用がおすすめです。種類としても2人乗り用の方がラインナップは多いです。
特徴②荷物の運搬にも便利
お子様が成長されてチャイルドトレーラーに乗れなくなったとしても、荷物の運搬用として利用することができます。チャイルドトレーラー内は広々としていて、積載重量は約45㎏まで可能です。サイクリング用のロードバイクやクロスバイクに乗られていた方も、普段使いとして荷物の運搬に困っている方にもおすすめです。
特徴③重心が低いため安定している
チャイルドトレーラーは自転車でけん引するため重心が低く、自転車とチャイルドトレーラー4輪なので安定しています。さらにチャイルドトレーラー自体の転倒の心配もなく、万が一転倒するようなことがあってもチャイルドトレーラー本体は頑強にできているため、お子様の安全も守れて安心です。
特徴④雨の日もトレーラー内の濡れる心配なし
チャイルドトレーラーは防水性のあるカバーで覆われており、通常の雨ならばトレーラー内に浸水の心配はありません。前面部はメッシュカバーと防水カバーの2重構造になっており、通気性重視するのであればメッシュカバーのみ、防水をするのであれば、さらに防水カバーつけて雨の日も心配ありません。
特徴⑤折りたたんでコンパクトに収納
これだけ大容量で大きいチャイルドトレーラーだと、置き場所にお困りかと思われますが、収納も楽々で誰でも簡単に折り畳むことができ、タイヤも取り外すことができるため、玄関やベランダに立てかけて置くことができ、置くスペースにも困りません。
おすすめのチャイルドトレーラー①
おすすめ①BURLEY(バーレー)
バーレーはアメリカの自転車用カーゴトレーラーを専門とするブランドです。バーレーの特徴としては、現在13種類の機種の幅広いラインナップです。価格は4万円台から13万円台まであります。
・座高高さは64cmでトレーラー内は広々
・特許のフレックスコネクターにより、自転車転倒時も安心
・ASTM-F1975-09(世界安全基準)を超える強度
・ハイエンドモデルの2人乗りタイプは左右座席がリクライニング機能付き
・オプションの購入でジョギングやスキーも可能
おすすめのチャイルドトレーラー②
おすすめ②THULE(スーリー)
日本ではルーフラックで有名なスーリー。海外ではアウトドア用品の総合ブランドで、価格帯も4万円台から15万円台の幅広いラインナップが揃っています。
・壊れにくく長持ちするため長期利用可能
・バランスがよく安定した操作性能
・自転車との連結、取り外しが簡単
・37Lのワイドな後部荷物スペース
おすすめのチャイルドトレーラー③
おすすめ③PORTAS(ポルタス)
ポルタスはカルフールやLIDI、ALDIといった大手小売で販売している製品を、日本仕様にして販売するブランドです。価格帯は2万円台から3万円台で購入可能。
・他社ブランドより安価で他社の機能性も兼ね備えている
・機能性はスーリーから折りたたみ性能はワイクから影響を受けている
・ハンドル操作でブレーキをかけられる
おすすめのチャイルドトレーラー④
おすすめ④WIKE(ワイク)
ワイクはカナダではとても有名なチャイルドトレーラーで、独自の特許トグルリンク機構により、軽い力でフレームの展開が可能なのが特徴的なブランドです。
・折りたたみ時は他社よりもコンパクトで最軽量の8kg
・軽いので女性でも軽々とこぐことが可能
・他社製品の同等スペックで安くコストパフォーマンスがよい
・底面の布地が破れにくいので長期利用が可能
おすすめのチャイルドトレーラー⑤
おすすめ⑤inStep(インステップ)
inStepはアメリカのブランドで特徴はなんといっても価格の安さです。2,3万円台で購入できるので安さを求めている方にはおすすめです。
・基本的にトレーラーとしての使用のみ
・ベビーカー機能がないぶん低価格
・簡単に折りたたむことができコンパクト
まとめ
これまで紹介してきた通り各社によって特徴があります。耐久面、安全性、価格、重量、使いやすさ、1人乗りか2人乗りかなど、種類はさまざまです。使用目的や使用年数、ご予算などをよく考慮したうえで、ご自身にあったチャイルドトレーラーを探されるとよいでしょう。
出典:https://cycletrailer-japan.com/?pid=57750459