海外通販で自転車関連商品を買ってみよう
ロードバイクなどのスポーツバイクは、買ったらそれですぐにどこにでも乗って行けるというわけではなく、ライトや鍵などのアクセサリー類やサイクルウェア、ヘルメットなども必要です。さらに、メンテナンス関連やレベルアップのためのパーツも欲しくなりますよね。それらを買い揃えていけばかなりの金額になってしまいます。しかし海外通販を利用すれば、思った以上に安く手に入れることができますよ。
海外通販で自転車を購入するのは不安…?
海外通販サイトでロードバイクや自転車のフレーム、パーツなどを見て、その価格の安さに驚いた人も少なくないはずです。こんなに安いなら自分も買ってみたい、と思った人もいますよね。しかし、そこで躊躇させるのが言葉の問題です。英語でやり取りなんてできないから無理と諦めた人もいるでしょう。また、個人輸入なんていろいろと面倒なんじゃないの? と二の足を踏んでいる人も多いのではないでしょうか。
海外通販も日本の通販も同じ
しかし、基本的な知識や情報さえ知っていれば簡単です。日本の通販サイトで買い物をするのとあまり変わらないといってもいいでしょう。送料も、決まった金額以上購入すれば無料になるサイトもあり、そんなところはAmazonなどと変わりません。お得に賢く商品を手に入れるために肝心なのは、英語に対する心理的な壁をいかに克服するかという点だけなのです。
海外通販で個人輸入をする際に認識しておくべき5つの基礎知識
日本のサイトで買い物するのとあまり変わらず簡単に利用できるとはいえ、やはり異なる点もいくつかあります。それを基礎知識として認識しておくと、さらに心理的に楽で安心して買い物ができることでしょう。
基礎知識① ショップ選びがポイント
海外通販ショップは非常にたくさんあります。しかし、残念ながら、すべてのショップが良心的で信頼できるとは限らないのが現状です。価格の安さだけで利用すると、トラブルに巻き込まれるリスクは否定できません。業者の住所が記載されていない、連絡先がフリーのメールアドレスといったサイトは要注意です。利用する前に、ネットで評判や評価をチェックしておくことをおすすめします。
基礎知識② 日本の通販のサービスとの差
日本の通販は、中身が傷つかないように緩衝材などでくるまれしっかりと梱包されて届きますし、問い合わせにはきちんと返事をくれます。しかし、海外のショップにそれらをあまり期待しないほうがいいでしょう。梱包が汚れている、緩衝材の代わりに新聞紙でくるんである、問い合わせのメールを送っても返事がない、などは普通のことです。むしろ、日本の通販のサービスが親切過ぎると考えたほうが精神的に楽かもしれません。
基礎知識③ 支払いはクレジットカードかPayPalがおすすめ
現金よりクレジットカード
支払いの際に、日本円建てが可能というショップも増えていますが、レートが非常によくないことがあります。特に円高の際にはそれが顕著ですが、現地通貨で支払うとなると面倒なうえに手数料などが発生します。おすすめなのは、クレジットカードです。
セキュリティが心配ならPayPal
海外の知らないショップにカード番号を知らせるのはセキュリティの面から不安という人は、PayPalがいいかもしれません。PayPalというのは、事前登録しておけばIDとパスワードだけでショッピングが可能なサービスです。
基礎知識④ 関税と消費税の2つが掛かる可能性あり
関税に注意
海外通販を利用した場合には、関税という海外から日本へ商品を輸入する際に掛かる税金が発生します。ただ商品の種類によって税率が異なり、自転車パーツは関税は掛かりませんが、衣類などには支払いが発生します。たとえば、パーツと併せてサイクルジャージを買った場合はサイクルジャージ分に関税が掛かるので要注意です。ただ、送料を含んだ商品の購入代金の合計が16,666円以下なら課税が免除されます。
消費税も支払わなければならない
日本国内で消費するのですから、当然消費税の支払いが生じます。ただ、個人輸入の場合には、商品代金の60%に対して消費税は5%となります。つまり、商品代金の3%の消費税しか支払わなくてすむので、ちょっとお得というわけです。
基礎知識⑤ やはり英語は必要
海外通販サイトには、日本語のサイトもあります。そういったサイトなら問題ありませんし、トラブルが生じても日本語でやり取りできるので安心です。ただ日本語に対応しているサイトは限られるので、やはり英語は欠かせません。とはいえ、通販で使用する単語やフレーズはある程度決まっていますし、ネットの翻訳サービスを利用すれば、完全ではなくとも意思の疎通くらいはできるはずです。
次からは、個人輸入の方法をイギリスの自転車通販Wiggleを例にご紹介!