自転車の発送方法まとめ！梱包資材の仕入れ方や輸送手段や送料を解説！

宅配業者の西濃運輸（カンガルー便）にも、自転車専門の発送サービスがあります。「カンガルー自転車輸送便」というもので、スポーツタイプの自転車を発送できます。西濃運輸（カンガルー便）は引っ越しプランもあるので、引っ越しで安い値段で自転車を運びたいなら、セットで依頼するというのも方法の一つです。

西濃運輸（カンガルー便）も、輪行箱を持っていなくても、申し込めば送ってもらえます。お申し込みはインターネットのみです。

申込開始日が設定されています。片道だけの輸送を申し込んだ場合は、お届け先の自転車到着日の31日前から申込開始です。往復で申し込んだ場合は、復路で集荷してほしい日の31日前から申込開始となります。

支払い方法は、クレジットカードのみです。現金支払いや着払いができませんので、注意が必要です。輪行箱とセットで申し込んだ場合は、輪行箱の種類を選んで購入やレンタルが可能です。

輪行箱をレンタルすることもでき、税込3,200円です。素材や仕様は、オリジナル輪行箱と同じです。自転車輸送と一緒に申し込むことが条件となっており、組み立ててある状態で届けられます。購入するときとは違い、折りたたむことができない仕様となります。

片道配送料金は、例えば東京から大阪に送る場合、税込7,280円となります。往復ですと、税込14,560円となります。輪行箱とセットで申し込んだ場合は、輪行箱の料金も足した料金となります。

往復割引があり、500円の割引となります。往路の依頼人の住所と、復路のお届け先住所が一致していると、割引になります。自分で営業所まで持ち込んだり、受け取りに行くことで、割引になる制度もあります。自転車の場合300円引きで、手荷物は100円引きとなります。

梱包作業と開梱作業は自分で行います。自身で所有している梱包箱を使用する際は、縦・横・高さの合計が280cm未満の箱で、自転車を梱包して重さ30kg以内にするのが条件となります。輪行袋や輪行バッグも取り扱っていません。複数のダンボールをつなぎ合わせて、大きくした箱も取り扱い不可です。

輪行箱とセットで申し込んだ場合は、輪行箱が送られてきます。輪行箱を選ぶ際は、発送に慣れている人は「シンプル輪行箱」を、慣れていない人は「オリジナル輪行箱」を選ぶとよいでしょう。オリジナル輪行箱は、比較的梱包がしやすい仕様となっています。

シンプル輪行箱とオリジナル輪行箱に梱包するときは、前輪とサドルを外すだけで入ります。シンプル輪行箱には、パーツを固定できる中敷きはありませんので、緩衝材などでしっかり固定しましょう。オリジナル輪行箱は中敷きがあるので、安定した梱包が可能となっています。緩衝材も付いてきますが、足りなければ自分で用意します。

集荷する日を指定することができます。集荷日前に梱包を終わらせる必要がありますので、申込は早めのほうがよいでしょう。直接営業所に持ち込めば、割引が適用されます。

配達日を指定することができますが、時間指定はできません。メルカリやオークションでも、相手の家に宅配してくれます。届いてからの開梱も、自分で行います。宿泊施設に届ける場合は、必ず宿泊先に自転車が届くことを連絡しましょう。代理人として、受け取ってもらうことができます。「フロント気付」と書きましょう。

宿泊施設に送る場合、自分の自転車だとわかるように、目印や名前などを記しておくように、工夫しましょう。往復で申し込んだ場合は、往路で使用した配達伝票は剥がさないようにしてください。営業所に引き取りに行くことで、割引が適用されます。

レンタル輪行箱を使用して発送した場合、輪行箱ごと受け取るか、中身の自転車だけを引き取るか選べます。箱ごと受け取った場合、西濃運輸の支店まで持っていく必要があります。メルカリやオークションで相手のお届け先に届いたら、レンタル輪行箱は西濃運輸が回収します。相手に回収しに来ることを、伝えておきましょう。

往復の注文をした場合は、1回の注文で復路の集荷も対応してくれます。

自転車の集荷と配達には、オプションサービスがあります。主に自転車の大会やイベントに適用されるサービスで、会場まで自転車を配達し、集荷も行ってくれるという内容です。このサービスを利用した場合、別途料金が発生します。利用できるかは大会によって違ってきますので、注文時にオプションサービスのリストで確認ができます。

ママチャリ、電気自転車は取り扱い不可となります。