モンベルの自転車「シャイデック」のラインナップ
①GT CARBON 4000
シャイデックのフラッグシップ
シャイデックシリーズのフラッグシップロードバイクです。独自の超軽量カーボンフレームのほか、細部にわたるまで軽量パーツを用いたことにより、6.55㎏(Mサイズ)の重量を実現しています。そしてシマノ製のロード用最高級コンポーネントデュラエースを搭載するなど抜かりはありません。
最高のパフォーマンスを求めるならコレ
ヒルクライムからロングツーリングまで、どの場面においても最高のパフォーマンスを発揮することができるでしょう。もちろん、シャイデックのコンセプトである軽快で快適な乗り心地は失っていません。
GT CARBON 4000のスペック
- フレーム/フォーク素材 TORAYCA T-800
- ホイール シマノ デュラエース C24-CL
- タイヤ パナレーサー RACE L EVO3 700×23C
- 価格 500,000円(税抜)
②MT-A 2000
高い走破性を誇る
トレールライドの高い走破性を実現するマウンテンバイクです。剛性に優れた異型断面ダウンチューブや特徴的なヘッドアングルにより、安定した走りと快適なトレールライドを楽しむことができます。安定性、操作性、変速効率が大幅にアップしたシマノ製マウンテンバイク用コンポーネントSLXの採用により、理想的な走破性も実現しています。
MT-A 2000のスペック
- フレーム素材 アルミニウム合金
- 重量 12.6㎏(Mサイズ)
- タイヤ MAXXIS ARDENT 27.5×2.25
- 価格 165,000円(税抜)
③TR
ロングツーリング用バイク
「TR」は、長いホイールベースと寝かせたヘッドアングルにより優れた安定性を生み出し、快適なロングツーリングを可能にします。フレームはアルミニウム合金、フォークにクロモリの組み合わせにより、衝撃吸収を抑え体への負担を軽減しています。
世界を巡る旅を可能にするバイク
足回りはグラベル走行の可能性を広げる700×32Cのホイールを採用し、最大38Cタイヤの装着も可能です。フロントとリアにキャリアを標準装備するほか、泥除けなど、ロングツーリングに欠かせない装備の取り付けにも対応するなど、メーカーで「世界を巡る旅を可能とする」と謳うだけの機能が満載です。
TRのスペック
- コンポーネント シマノ製デオーレ
- 重量 12.23㎏(Mサイズ)
- ホイール モンベルオリジナルホイールセット F36H R36H
- 価格 127,000円(税抜)
④TR-X
クラリス採用のクロスバイク
スポーツサイクルに乗り慣れていない人でも、快適に乗ることのできるクロスバイクです。コンポーネントにはロードバイクにも搭載されるシマノ製クラリスを採用しているので、スポーティな走りを楽しながら、フラットバーハンドルにより自然で無理のないライディングポジションをとることができます。
さまざまなシーンで活躍
ギアレシオも非常に軽く、脚力がない人でも安定して乗ることができる設計がなされています。別売りのキャリアの設置も可能で、街乗りからツーリングまで、さまざまなシーンで活躍してくれることでしょう。
TR-Xのスペック
- フレーム/フォーク素材 アルミニウム合金
- 重量 10.17㎏(Mサイズ)
- タイヤ MAXXIS DETONATOR 700×32C
- 価格 79,000円(税抜)
⑤TR-F 20
特徴的な構造の折りたたみ自転車
軽量性と剛性を併せ持つフォールディングバイクです。一般的な折りたたみ自転車と違い、折りたたみ時に蝶番ではなくシートポストといった構造部品を利用しているのが、ひとつの特徴といえます。
行動範囲を広げてくれる
ワイドレンジのシマノ製クラリスのコンポーネントはアップダウンにも適していますし、20インチホイールにより高い走行性能を誇ります。折りたたんでの輪行はもちろん、自走によるロングツーリングも楽しめる1台です。
TR-F 20のスペック
- フレーム/フォーク素材 アルミニウム合金
- 重量 9.38㎏(ペダル含む)
- 折りたたみ時サイズ 高さ65×幅90×奥行45cm
- 価格 89,000円(税抜)
モンベルの自転車の評価・評判
あらゆるスポーツバイクのラインナップを揃えるシャイデックシリーズですが、その評価や評判はどうなのでしょうか。結論としては「微妙」といえるかもしれません。
高性能な自転車だけれども…
確かに、軽量化を実現した自転車は軽快な走りを見せてくれます。しかし、たとえばGT CARBON 4000のような、カーボンフレームにデュラエースのコンポーネントといったハイエンドモデルに乗ろうとする人が、モンベルというアウトドア・メーカーのブランドに500,000円を支払うのは珍しいといえるでしょう。
ネックはブランド名
ロードバイクカテゴリーには、アルミフレームにシマノ105やティアグラといったコンポを搭載したモデルもあり、そこそこコスパも高く、評判や評価も悪くありません。しかし、やはりネックとなるのは「自転車メーカーの製品ではない」という点でしょう。
まとめ
シャイデックの自転車は、デュラエース搭載のカーボンロードバイクであるGT CARBON 4000を例に挙げれば、一般的にイメージする「スピード」と「反応性」といった方向性とは異なる特徴を持っています。つまり、シャイデックの自転車は機材やスペックから抱くイメージではなく、やはりメーカーが提唱する「快適性」であるという点を認識したほうがいいでしょう。
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出典:https://www.scheidegg.jp/menu173/contents661