モンベルとは
モンベルは、大阪に本社を置くアウトドア・ブランドメーカーです。トレッキングからクライミング、キャンプ、スキーやスノーボード、フィッシングなどなど、アウトドアに関するクロージングからリュックなどギアに至るあらゆる製品を扱っており、その品質は高い評価を受け、非常に人気があり評判もいいです。
自転車もアウトドア・ギア
アウトドア・ブランドとして知られるモンベルですが、自転車の販売もしていると聞くと意外に思う人もいるかもしれません。しかし、自転車もアウトドア・スポーツのひとつですから、アウトドア・ギアのメーカーであるモンベルが取り扱いをしていても不思議はないでしょう。
ブランド名の由来
モンベルは「SCHEIDEGG(シャイデック)」というブランド名で自転車を販売しています。この名前の由来は、スイスの名峰「アイガー」のふもとの峠「クライネ・シャイデック」で、さすがアウトドア・メーカー「モンベル」の自転車のブランド名といったところでしょう。
モンベルの自転車「シャイデック」とは
モンベルの自転車のブランドである「シャイデック」のラインナップは多岐に亘ります。ロードバイクからマウンテンバイク、ツーリングバイク、クロスバイク、さらにフォールディングバイク(折りたたみ自転車)まで、そしてツーリングバイクを除くそれぞれのカテゴリーに複数のモデルが存在します。
カテゴリーは多岐に亘る
シャイデックシリーズの始まりは、ロードバイクからでした。フレーム設計からパーツの選定まで妥協を許さず、フィールドテストを繰り返して、2014年にモンベル初のロードバイクが誕生しました。その後、マウンテンバイクやツーリングバイク、クロスバイクへと開発が進んでいったのです。
誰もが快適に乗れる自転車
シャイデックのラインナップはスポーツ自転車がほとんどを占めますが、経験豊富なサイクリストだけでなく、スポーツサイクルを始めるという人でも快適に乗れる軽量な自転車です。
モンベルの自転車「シャイデック」の特徴
モンベルの自転車「シャイデック」シリーズにおける基本的な考え方やテクノロジー、特徴は、どのモデルにも共通します。それらをチェックしていくことで、シャイデックについて、より理解が深まることでしょう。
「シャイデック」のコンセプト
快適な乗り心地を追求
「多くの人が親しめる快適な乗り心地」がシャイデックのコンセプトで、初めてスポーツサイクルに乗る人でも、乗りやすく快適で軽快に漕げる設計やテクノロジーを追求している点が特徴的です。
体にフィットしているか否か
自転車が快適かつ軽快に漕げるために重要なポイントのひとつとして、車体が体にフィットしているかどうかが挙げられ、そしてそれはフレームサイズで決まります。日本で販売されているスポーツサイクルのほとんどは海外ブランドで、欧米人の体格を基準に設計されています。
日本人体形に合わせた設計
日本人の体格や体形は、欧米人と比較して手足が、特に股下が短い傾向があります。したがって、海外ブランドの自転車では車体が体格にフィットしないケースも少なくないのです。シャイデックでは、日本人体形に合わせて、トップチューブ長を短く、地面からの車高を低くするという設計を採用しています。
軽量性の高いパーツを使用
日本では、市街地であってもちょっと走ればすぐに山間部に入るところも少なくありません。また、都市部では信号や交差点などのストップアンドゴーが多いので、自転車には軽量性が求められます。シャイデックは、軽量性のあるフレーム素材やパーツを採用しています。
強度と見た目を両立
山間部の多い日本において、ヒルクライムに適した低めのギア比、日本人に最適なクランク長などを用いるほか、アルミフレームでは強度と見た目の美しさを両立させる溶接技術を施しています。
日本人のための自転車
日本の国土の6割以上は山地ですが、その「日本を快適に走る自転車」もシャイデックのコンセプトです。日本人の体と日本の地形や交通事情を鑑みて、それらにフィットすることを目指したシャイディックは、まさに「日本人のため」の自転車といえるでしょう。
続いて、シャイデックのラインナップを紹介!
出典:https://www.scheidegg.jp/menu173/contents657