ロードバイクのコラムカットの目的とは?道具や具体的な手順も解説

ロードバイクのコラムカットの目的とは?道具や具体的な手順も解説

ロードバイクなどのポジションを調整しているとコラムが余ってしまい、野暮ったく見えてしまうことがありますが、コラムカットをすることで解決できます。ここでは、コラムカットの目的やメリット、デメリット、コラムカットに使用する道具、カットの手順をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.コラムとは?
  2. 2.コラムカットの目的
  3. 3.コラムカットのメリット
  4. 4.コラムカットのデメリット
  5. 5.コラムカットの為の準備をしよう
  6. 6.コラムをカットしよう
  7. 7.まとめ

コラムをカットしよう

パイプカッターで慎重にカットする

筆者提供

コラムをカットします。パイプカッターを、カットする高さにセットして、コラムの周りを回転させ、切り込んでいきます。1周するごとにカッターの刃先出し量を追加することを忘れないでください。何周かするとパイプが簡単にカットできます。

フルカーボンなら糸のこで切断しよう

コラムもカーボンとなっているようなフルカーボンフォークであれば、パイプカッターを使用せず、糸のこぎりで切断するほうがよいでしょう。切断の際は、パイプに対して、垂直にカットできるよう、注意しましょう。

カーボンフォークにパイプカッターは使えない

パイプカッターは刃を押し当てる圧力でパイプをカットします。カーボンでは材質としての強度が足りない為、クラックの発生や樹脂の剥離が発生する為、使用できません。

ソーガイドがあると便利

ソーガイド STRAIGHT/22-150 (STRAIGHT/ストレート)

参考価格: 1,377円

出典: 楽天
出典: 楽天
楽天1,377円

ソーガイドは、パイプに対して垂直を維持してくれる工具です。フリーハンドでカットは、切断面がズレていって垂直でなくなったり、波打ってしまったります。その後のやすりがけで、修正は可能ですが、大幅な手間がかかるので、こういったソーガイドを使用して、まっすぐにカットできるようにすると、効率が大幅に向上します。

カット面をやすりで整える

コラムカットが終わったら、やすりでカット断面を整えます。パイプカッターでのカットではカット面が広がってしまい、フレームに入らなくなることがありますし、カットした面は荒れており、素手で触れるとケガをする恐れがあるからです。

コラムカットのポイント

  • アルミ、スチールのコラムにはパイプカッターを、カーボンのコラムには糸のこぎりを使おう。
  • 糸ノコでカットする場合は、ソーガイドを使うとまっすぐ切りやすい
  • カット面は必ずやすりで整え、パイプの広がりが無いようにしよう

まとめ

Photo byPexels

今回は、コラムカットの目的やメリット、デメリット、カットの手順についてご紹介しました。自転車を楽しむうえで、徐々にポジションが変わることもあります。決まったポジションに調整した結果、自転車のスタイルが変わることもありますが、コラムカットなどにより、美しいスタイルを維持することができます。工具類も比較的安いので、ポジションが決まった際には、コラム長の調整にもチャレンジしてみください。

tama_sir
ライター

tama_sir

北海道函館市在住 ロードバイク、ミニベロのカスタムを楽しみ、時には函館競輪場でのトラック記録会にも参加しています。 自動車競技にも出場したりしており、車輪のついたものをこよなく愛しています。

関連記事

Article Ranking