オーストリッチ輪行袋の種類と特徴！人気の理由と便利な使い方は？

輪行は、自転車の行動範囲を広げてくれます。ミニベロや折りたたみ自転車といった自転車はもちろん、ロードバイクやクロスバイクは軽量なうえ、簡単にタイヤの取り外しができてコンパクトになるので輪行も容易ですし、実際行っている人もたくさんいます。

輪行の際には自転車をそれぞれの公共の交通機関の規定サイズ内に収めなければなりません。そのうえで「専用の袋」に収納するようにも定められており、それが輪行袋というわけです。

「収納さえできればどんな袋でもいいんじゃないの？」とゴミ袋に入れて列車に持ち込む人もいますが、マナー違反なので完全にNGです。布を使って袋を自作するのもいいのですが自転車がきちんと収まるよう丈夫にしっかり作るのは大変です。輪行袋はさほど高価なものではないので、洋裁を趣味にしている人以外は買ったほうが無難でしょう。

輪行袋は、さまざまなメーカーから多くの種類が販売されています。オーストリッチ（OSTRICH）の輪行袋はそんな中でも人気が高く、たくさんの人か愛用しています。なぜそれだけオーストリッチの輪行袋が支持されているのか、その理由をチェックしてみましょう。

ひと言で「輪行」といっても、ロードバイクやクロスバイクもあれば、ミニベロ、折りたたみ自転車、マウンテンバイク、ランドナーなどなど、どんな自転車で行うかはさまざまです。

多くのメーカーの輪行袋が、ロード用や小径車用など限られたタイプしかないのに対して、オーストリッチの輪行袋は、ロードバイク用やクロスバイク用、マウンテンバイク用、小径車用、さらには複数の自転車に対応するものなど、多岐にわたってラインナップされています。

自転車は種類によって大きさや重量、かたちが異なります。サイズやかたちが合わないのに無理やり詰め込んだりすると、しっかり閉められないだけでなく輪行袋が破れるといった事態も起こりかねません。自転車の種類に応じたラインナップが多ければ、自分の自転車にあった輪行袋が見つけやすくなります。

輪行袋は収納方法によってタイプがわかれます。収納方法は主に「縦型」「横型」「前輪を外すだけ」の3つです。それぞれにメリット・デメリットがあるので、どれが自分にあっているかをしっかり認識して選ぶことが重要です。

電車の中でなるべく場所をとりたくないのでコンパクトなものが欲しいなら縦型がおすすめです。一方、身長が低い人や女性は収納時の高さがない横型のほうが扱いやすいです。初めて輪行袋を使うのなら、時短かつ簡単に収納のできる前輪だけ取り外すタイプを選ぶといいでしょう。

メーカーによってはたとえば縦型だけ、横型だけとひとつのタイプしか販売しておらず「このメーカーの縦型が欲しい」と思っても、ラインナップにないという事態もありがちです。その点、オーストリッチではそれぞれのタイプの商品がいろいろと販売されているので、自分の求めるものがきっと見つかるはずです。

オーストリッチの輪行袋は多くのラインナップがありますが、生地の種類や厚さもさまざま用意されています。生地が薄いほどコンパクトに折りたためるメリットがありますが、破れやすくなりがちです。厚ければ破れにくいけれども、折りたたみやコンパクトさに難があります。

持ち運びや折りたたみのしやすさを求めるなら薄い生地を、重くて折りたたみにくくても丈夫なほうがいいなら厚い生地を選ぶのが好ましく、オーストリッチではそれらの選択肢も多いのがメリットです。

ほとんどの輪行袋が黒やグレーなのに対して、オーストリッチは青や緑、赤など豊富なカラーがある点も人気のひとつです。黒やグレーの製品が多いのはこれらの色なら汚れが目立ちにくいのが大きな理由ですが、何となく味気ないという人もいるでしょう。カラー展開が多ければ、自分のウェアや自転車とカラーコーディネイトをすることもできます。

飛行機を利用して海外や離島などへ輪行することもあるかもしれませんね。自転車は飛行機内に持ち込むことはできないので預け荷物となります。その場合、乱暴に扱われて自転車が破損してしまうリスクを考えると、普通の輪行袋ではいささか心配です。

オーストリッチには袋の内部にウレタンパッドの入った輪行バッグがあります。前後ホイールだけでなくハンドル、サドル、ペダルも外して収納するので多少面倒ですが、破損のリスクを考えると格段に安心できます。