おすすめの軽い自転車:番外編
CAMPFIREやINDIEGOGOなどのクラウドファンディングサイトでは、一般に市販されていない個性的な自転車を販売しています。出資という形で購入するので、買うにはリスクが伴いますが、見るだけならお金はかかりません。ここではクラウドファンディングサイトにある軽い自転車を紹介します。
UNITED CITY BIKES THE ONE - U1
- 価格:107,570円(CAMPFIREでの価格。消費税、送料、関税含む。)
- 重量:12.5kg
軽い自転車のメリットとデメリット
軽い自転車にもメリットとデメリットがあり、納得して選ぶためには両方を知っておいた方が安心です。
軽い自転車のメリット①持ち運びやすい
軽い自転車は、力がない人でも楽に持ち運べます。例えば、オフィスやマンションなどで、階段で持ち運んでも苦になりません。屋内に自転車を保管する場合に、重宝します。また、輪行で自転車を持ち運びする人にもおすすめです。さらに折りたたみ自転車にすれば、コンパクトになるので、もっと持ち運びやすくなります。
軽い自転車のメリット②楽に走れる
ロードバイクやクロスバイクといったスポーツ車が軽いのは、その方が速く走れるからです。特に上り坂で、その恩恵を顕著に感じられます。上り坂ではペダルに乗り手も含めた重さがかかってくるので、軽量なほど有利なのです。また、漕ぎ出しや平地でも、軽量な方が速く走れます。
軽い自転車のデメリット①耐久性が低い
軽い自転車は軽量化を優先している分だけ、全体的に作りが華奢です。ママチャリと同じ感覚で乗ると、壊れます。折りたたみ自転車はフレームが折れるようになっているので、なおさら耐久性が低いです。また、軽い自転車の中には、コストカットのために部品の強度が不足しているものがあります。すべてがそうではありませんが、選ぶ際には注意した方がいいでしょう。
軽い自転車のデメリット②価格が高い
軽い自転車ほど、さまざまな技術や部材を駆使して軽量化を実現しています。また、ママチャリほど販売されていないので、流通量も少なめです。そのため、どうしても価格が高くならざるを得ません。折りたたみ自転車の場合は、折りたたむ仕組みも加わるので、さらに価格が高くなります。
軽い自転車のおすすめの使い方
ここでは軽い自転車の具体的な使い方を見ていきましょう。軽量性を活かして、他の自転車とは一味違った使い方を楽しめます。
①輪行
軽い自転車は持ち運びやすいので、輪行向きです。自転車と電車を組み合わせて、移動範囲が広がります。折りたたみ自転車にすれば、コンパクトで持ち運びが楽です。行きは自転車で走って、帰りは電車で輪行して帰ってくる、などといった使い方ができます。サイクリングの帰りは疲れて辛い……、という人におすすめです。
②屋内での保管
駐輪場がない建物など、屋内に自転車を保管したいこともあると思います。しかし、2階以上は持ち運ぶのが大変です。そんなときに軽い自転車があれば、楽に持ち運びができます。また、屋内に自転車を保管すれば、盗難防止にもなって一石二鳥です。近くに有料の駐輪場しかなく、駐輪料金を節約したい場合にも重宝します。
③車載
地面からトランクまでが高い車の場合、自転車を高く持ち上げなくてはなりません。しかし、軽い自転車なら楽に持ち上げられますので、収納が簡単です。自転車を車載すると、キャンプやイベントなどに行った先で、移動手段として活用できます。例えば、キャンプ場周辺を散策したり、渋滞を避けてイベント会場に行くといったことができて、便利です。
まとめ
できれば、自転車は試乗してから購入した方が安心です。例えば、安くて軽い自転車は、部品の強度や乗り心地に難があることが少なくありません。また、折りたたみ自転車の中には、超軽量を実現するために、折りたたみ方法が複雑だったりします。試乗イベントを利用すると、まとめて試せるので、おすすめです。
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筆者作成