ビアンキのクロスバイクのおすすめの選び方
ビアンキのクロスバイクは、現在5種類のラインナップがありますが、それぞれ特徴があり、どのモデルも高い人気となっています。実際にクロスバイクを買うとなると、何を基準に選べばよいのかは人によってさまざまです。そこでいくつかおすすめの選び方の例を紹介しますので、こちらもぜひ参考にしてみて下さいね。
走行性能重視で選ぶ
スピード重視
何と言っても走り重視!という方は、走行性能に注目するとよいでしょう。スピード感を求めるなら最も運動性能が高い【ROMA1】がおすすめです。高速巡航に長(た)けているので長距離でも身体にかかる負担が少なく、制動力が高い油圧式ディスクブレーキは急な雨や下り坂でも安心です。
走破性重視
天候や路面状況を気にせず走りたいのであれば【C・Sport2】がおすすめです。太めのタイヤはちょっとした歩道の段差などはものともせず、24段変速なので平坦道から坂道までバッチリ対応します。安心のディスクブレーキ搭載で、雨の日でもしっかりと制動力を発揮してくれます。
フレームサイズで選ぶ
フレームのサイズは身長に合わせて選ぶのがとても重要です。小さいサイズだとROMA1以外は43からラインナップがあり、適正身長目安は153〜168cmなので女性や小柄な男性でも選びやすいでしょう。逆に大きいサイズは57(適正身長目安173〜188cm)のある【ROMA2】【ROMA3】がおすすめです。
小さいサイズ(43)
- ROMA1以外の全モデル
- 適正身長目安:153〜168cm
大きいサイズ(57)
- ROMA2
- ROMA3
- 適正身長目安:173〜188cm
フレームサイズ選びは慎重に
どのサイズのフレームが合っているのかは人によって違います。身長以外にも、骨格や手足の長さ、体の柔軟さなどによって変わってくるためです。やはり実際に乗ってみて、お店の人と相談しながら決めるのがいちばん確実です。フレームサイズが合っていないと疲れやすかったり怪我に繋がる可能性もありますので、フレームサイズは慎重に選びましょう。
価格で選ぶ
やはり価格面も重要ですよね。ビアンキのクロスバイクの中でいちばん安いのは【C・Sport1】です。ディスクブレーキではなくVブレーキな分だけ、値段にも反映されているようです。とは言え完成度の高さは他のモデルとなんら変わりなく、快適で安心して乗れる一台です。フレーム内蔵式ワイヤーなのでお手入れもしやすく、見た目にもおしゃれでかっこいいのもポイントです。
定番色以外で選ぶ
ビアンキといえばチェレステカラーもしくはブラックの車体色が定番ですが、そんな定番以外の色を選びたい方は【ROMA3】がおすすめです。定番色以外に、ホワイト・ネイビー・ダークグレー・レッドの全6色から選べます。チェレステ以外でもおしゃれでかっこいいのはどの色も共通で、ビアンキの洗練されたデザインが成せる技と言えます。
ビアンキのクロスバイク・2020モデルの変更点
ROMAシリーズの変更点
ROMAシリーズは昨年まであった ROMA4が姿を消し、ROMA1〜3までの3種類に変更されました。シリーズ中唯一VブレーキだったROMA4がなくなったことにより、ROMAシリーズは全モデルがディスクブレーキ仕様となっています。ROMA3がエントリーモデルに位置し、数字が若くなるほどハイエンドモデルになるのは従来と一緒です。
C・Sportシリーズの変更点
かつての「カメレオンテ」シリーズの後継モデルとして、2019年から登場したのが「C・Sport」シリーズです。2019年モデルではC・Sport1だけだったのが、2020年モデルからC・Sport2が加わり、二枚看板となりました。C・Sport1がVブレーキなのに対し、C・Sport2はディスクブレーキ仕様となっています。
ビアンキについて
ビアンキの歴史
ビアンキ(BIANCHI)の誕生は1885年にまでさかのぼり、現存する自転車ブランドとしては世界最古であり、130年以上の歴史をもつ老舗中の老舗と言えます。イタリアのニローネ通りの小さな店舗から始まったビアンキですが、現在は世界トップレベルの自転車ブランドとして君臨しています。
ビアンキの名前の由来
ビアンキの創業者はエドアルド・ビアンキで、彼の名前がそのままブランド名として使われています。1885年の創業時、エドアルド・ビアンキは若干21歳でした。
ビアンキのシンボルカラー【チェレステ】
ビアンキといえば、緑と青の中間のような独特の色合いである【チェレステカラー】が印象的です。ほとんどの車体色でチェレステカラーが散りばめられており、ビアンキブランドには欠かせないカラーとなっています。その鮮やかな色彩は女性人気も高く、チェレステカラー=ビアンキと言っていいでしょう。
「チェレステ」とは
チェレステとはイタリア語で「碧空(あおぞら)・天空」という意味で、イタリアの空をイメージしたとも、当時の女王・マルゲリータ王妃の瞳の色をイメージしたとも言われ、その起源には諸説あるようです。
まとめ
イタリアの老舗ブランド「ビアンキ」のクロスバイクを紹介しました。おしゃれでかっこいいのはもちろん、130年以上の歴史に裏付けられた高い性能はどのバイクや用品にも共通です。小柄な女性から大柄な男性まで幅広く対応する豊富なサイズも大きなポイントと言えます。使用目的や予算に合わせて、ご自身にピッタリの一台を見つけてくださいね。
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