ラレーのおすすめロードバイク12選!人気のクロモリフレームを徹底解説

ラレーのおすすめロードバイク12選!人気のクロモリフレームを徹底解説

イギリス・ラレーのロードバイクは長い歴史を感じさせるレトロなデザインが特徴ですが、常に今のユーザーを意識したアップデートを繰り返し実用的で乗りやすいモデルが揃っています。今回はそんなラレーロードバイクの2021年最新モデルを徹底解説します。

記事の目次

  1. 1.ラレーとは?
  2. 2.ラレーロードバイクの特徴
  3. 3.ラレーのおすすめロードバイク【2021年モデル】全7種
  4. 4.ラレーのおすすめ中古ロードバイク5選
  5. 5.ラレーのロードバイクに乗ろう!

ラレーとは?

出典:アラヤ・ラレー

ラレーは1887年にイギリス・ノッティンガムの「ラレーストリート」で立ち上げられたメーカーです。創立者の「フランク=ボーデン」は香港での激務で衰弱した体をトライシクル(三輪車)から自転車に乗り継ぐことで回復させており、自転車のすばらしさを体感したことが起業のきっかけとされています。日本の一般用自転車の原点とも言われている「ロードスター」を開発し、ツール・ド・フランスなどのビッグレースでも優勝を重ね、20世紀中ごろには世界最大と言われるまでのメーカーに発展しました。

ラレーロードバイクの陰に「カールトン」あり!

出典:アラヤ・ラレー

ラレーのロードバイクは昔から一貫して「Carlton(カールトン)」の名が冠されています。カールトンはイギリスの競争者専門のワークショップで、1930年代から競技用自転車を製造してきました。カールトンは1960年代にラレーグループとなりラレーが事業を引き継いだ形となったため、それ以来ラレーはロードバイクにカールトンの冠を使用し続けています。

日本のラレーブランドは「アラヤ」製

出典:アラヤ

ラレーは世界各国で自転車の販売を行っていますが、日本では「アラヤ工業」という金属チューブメーカーがラレーとライセンス契約を結び、製造、販売しています。日本におけるラレーブランドの大きな特徴は、ヴィンテージファンから大きな支持を受けるようなクラシカルな雰囲気です。1960年代のデザインを踏襲したレトロなデザインやカールトンの名はその象徴であり、アラヤは本家ラレー以上にラレーの伝統を重んじていると言われています。

ラレーロードバイクの特徴

Photo by ndanger

ここからは最新のラレーロードバイクを紹介しますが、ラレーには共通したコンセプトがありますので、まずは全体的な特徴から話していきます。

ラレーロードバイクの特徴①レトロ調なデザイン

出典:アラヤ・ラレー

ラレーのロードバイクは現代の攻撃的なジオメトリを持つロードバイクと違い、ラレーがカールトンを引き継いだ1960年代を踏襲したクラシカルでレトロなデザインです。細身のチューブを完全ホリゾンタルのジオメトリで組み上げ、派手さのないシックなカラーリングとハンドル周りやシートポストをシルバーメタリックにすることで、全体をレトロな雰囲気にまとめ上げています。

ラレーロードバイクの特徴②実用性重視!

デザインがレトロであると走行性能や機能も当時のままと思われるところがありますが、ラレーのロードバイクは現代に合わせたアップデートが繰り返されており、もちろん目の前のユーザー向けに作られています。モデルチェンジこそ少ないですが、ケーブルのチューブ内蔵式やディスクブレーキ、グラベルロードなど、トレンドを適度に取り入れたもの作りを行っています。それにより走行性の高さや乗りやすさは以前から評判がよく、実用性重視の考え方は以前と全く変わっていません。

ラレーロードバイクの特徴③クロモリ(スチール)フレームへのこだわり

Photo by jem

ラレーは近年ロードバイクにおいて、クロモリ(スチール)製以外のフレームを製造していません。ロードバイクのフレーム素材がカーボン全盛でアルミの巻き返しも顕著な現代において、これは大きな挑戦でもありラレーの伝統を重んじるアラヤの強いこだわりが感じられます。ラレーのクロモリフレームはしなやかで乗り心地がよいと評判ですが、かと言って鈍重にならず、レーシングブランドとしてのスピード感や軽快さもロードバイクに求めていることを感じさせてくれます。

ラレーのおすすめロードバイク【2021年モデル】全7種

出典:アラヤ・ラレー

ここからはラレーロードバイクの2021年最新モデルを、フラットバーロード、ミニベロロードも含め全種紹介します。

おすすめロードバイク【2021年モデル】①CRF Carlton-F

CRF Carlton-F

参考価格: 195,800円

出典: 楽天
出典: 楽天
出典: 楽天
楽天195,800円

カールトンシリーズでも特に人気の高いロングセラーモデルで、2021年モデルの完成車ではカールトンシリーズの最高峰になります。まれに中古市場に登場しますが、人気が非常に高くすぐに売り切れとなります。

サイズ480, 510, 540, 570mm
カラーサモアブルー、パールホワイト、マルーンレッド、クラブグリーン
フレーム素材レイノルズ631(クロモリ)
フォーク素材カーボン
メインコンポシマノ・105
重量9.5kg(510mmサイズ)

CRFのおすすめポイント

  • 理想のクロモリフレーム素材として開発された「レイノルズ631」チューブを使用
  • ホイールハブまでシマノ・105を使用したフルコンポ仕様
  • サイズが増え、多くのライダーから自分に合わせやすくなったと評判に!
  • レースから普段使いまで多用途に使える

おすすめロードバイク【2021年モデル】②CR-DC Carlton-DC

CR-DC Carlton-DC

参考価格: 129,800円

出典: 楽天
出典: 楽天
出典: 楽天
楽天129,800円

近年大人気のグラベルロードが、ついにカールトンシリーズにも登場しました。初心者グレードですが、カスタム性が高く長く乗れる1台です。

サイズ480, 520, 560mm
カラーブラウンブラック・クラブグリーン
フレーム素材クロモリ
フォーク素材クロモリ
メインコンポシマノ・クラリス
重量12.5kg(520mmサイズ)

CR-DCのおすすめポイント

  • しなやかで頑丈なクロモリフレーム、フォーク使用
  • 700×40cのタイヤは乗り心地よく、パンクなどのトラブルも少ない!
  • 天候や路面状態に左右されない安定した制動力の、機械式ディスクブレーキ採用
  • レトロ調のカスタムに欠かせないダブルレバーの使用が可能!

おすすめロードバイク【2021年モデル】③CRB Carlton-B

CRB Carlton-B

参考価格: 101,200円

出典: 楽天
出典: 楽天
出典: 楽天
楽天101,200円

クロモリの細身のチューブを活かした流暢なスリークデザインのフレームに、ブラックを基調としたパーツの組み合わせが美しいと評判。レトロとモダンの融合を追求した、ラレーらしいカールトンシリーズの新ベーシックモデルです。

サイズ450, 500, 550mm
カラーマットスティール、アイアンブラック
フレーム素材クロモリ
フォーク素材クロモリ
メインコンポシマノ・クラリス
重量11.5kg(450mmサイズ)

CRBのおすすめポイント

  • 2021年新モデルで、クロモリフレームの新しいプラットフォーム(基礎)!
  • 28cのタイヤと機械式ディスクブレーキを装備し、レースから普段使いまで幅広い用途に対応
  • 合計40mmのスペーサーが付属しており、5mm刻みでハンドルの高さを設定できる!
  • 油圧式ディスクブレーキへの換装も可能!

おすすめロードバイク【2021年モデル】④RFC Radford Classic

RFC Radford Classic

参考価格: 95,700円

出典: 楽天
出典: 楽天
出典: 楽天
楽天95,700円

クラシカルでレトロなデザインが特徴の「Radford」シリーズ。こちらは細身のクロモリフレームとオールメッキのフォークが評判の「フラットバーロード」です。ロードバイク用コンポとエンド幅(O.L.D)130mmのシマノハブを採用しており、ドロップハンドルへのカスタムもスムーズです。

サイズ440, 480, 520, 550mm
カラーキャニオンレッド、パールホワイト、クラブグリーン、アガトブルー
フレーム素材クロモリ
フォーク素材クロモリ
メインコンポシマノ・クラリス
重量11.5kg(440mmサイズ)

RFCのおすすめポイント

  • レトロなフレームデザインとモダンなブラックパーツの美しい融合!
  • 長距離走行に備えた耐パンク性の高いタイヤにクッション性に優れたサドル
  • 泥除けやキャリアなど街乗りに必要なアイテムをカスタムできる仕様!

おすすめロードバイク【2021年モデル】⑤RSC RSW Carlton

RSC RSW Carlton

参考価格: 183,700円

公式ホームページ183,700円

カールトンの名を冠した20インチサイズの小径車です。人気のロードバイクシリーズのコンセプトもしっかり踏襲し、ミニベロカテゴリーですがフルサイズのロードバイクに迫る走行性能が評判となり人気を博しています。

サイズ460, 520mm
カラーキャニオンレッド、スチールグレー
フレーム素材レイノルズ520(クロモリ)
フォーク素材カーボン
メインコンポシマノ・105
重量9.7kg(460mmサイズ)

RSCのおすすめポイント

  • 完全ホリゾンタルフレームに、シマノ・105のフルコンポ、56Tのラージギアで、フルサイズのカールトンシリーズに迫る走行性能
  • レイノルズ製のチューブに特殊工作を施した、レトロ感のあるおしゃれなデザイン
  • クロモリフレームのミニベロながら10kgを切る!

おすすめロードバイク【2021年モデル】⑥CRR Carlton-R / FRAME KIT(フレームセットのみ)

CRR Carlton-R / FRAME KIT

参考価格: 456,500円

公式ホームページ456,500円

ラレージャパンと日本のフレームビルダーがコラボしたクロモリフレームです。単なるレトロ主義に留まらず、剛性感と軽量性職人の手仕事だからこそ可能なレベルにまで引き上げたカールトンの傑作です。

サイズ480, 520, 560mm
カラーRACING RED(R)
フレーム・フォーク素材クロモリ

おすすめロードバイク【2021年モデル】⑦CRR-D Carlton-R DC / FRAME KIT(フレームセットのみ)

CRR-D Carlton-R DC / FRAME KIT

参考価格: 451,000円

公式ホームページ451,000円

こちらも日本のフレーム職人とのコラボ品で、ディスクブレーキ仕様のフレームです。コロンバス製のカーボンフォークやシマノ・Di2対応の本格的なレースモデルながら、クロモリの細く美しいフォルムにこだわったラレーらしいフレームです。

サイズ480, 520, 560mm
カラーPEARL WHITE(W)
フレーム・フォーク素材クロモリ・カーボン

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ラレーのおすすめ中古ロードバイク5選

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