サイクルレコーダーの選び方
ここまでに紹介した3つの種類の中からどれを選んだらいいのかお悩みの方に、選び方をポイント別に4つの視点から説明します。どれにしようか迷ったときは、普段自転車に乗っているシーンに合わせるのが一番です。それがわかれば、必要な画質、録画時間、その他のスペックもおのずと決まってきます。
選び方①画質・画角で選ぶ
ドライブレコーダーに必要な画質の基準は、撮影された車のナンバーがきちんと読める画質です。万一に備え、できるだけ画質の良いものを選びましょう。また、画角については最低でも水平画角108°以上のものがおすすめです。特に夜間の映像の明るさについては製品ごとに差があるので、YouTubeなどで実際にその製品で撮影された映像を見るのがおすすめです。
選び方②前後カメラか前方カメラか
アクシデントは前方でだけ起きるとは限りません。しかし、現在販売されているサイクルレコーダーは、進行方向を映すカメラ単体の場合が多いです。前後に取り付けるとコストは大きくなりますが、後方で起こった事故やトラブルは、ライダー本人も気付くのが遅れたり、視界に入らなかったりすることもあります。できれば前後にカメラを取り付けておくのがおすすめです。
選び方③撮影可能時間で選ぶ
選ぶときの大きなポイントの一つは、録画可能な時間です。バッテリーから電源を取っているサイクルレコーダーでは、バッテリーの容量によって録画できる時間は違います。短い時間乗るだけという方なら2時間もてば十分ですが、ロングライドに出たい、毎日充電するのは面倒という方には長時間撮影が可能な大容量バッテリーを搭載したモデルがおすすめです。
選び方④価格で選ぶ
ここまでいろいろな種類を見てきましたが、いざ買うとなった時に一番気になるのは価格ではないでしょうか。人気のモデルは2~3万円が主流ですが、録画だけなら低価格の製品でも十分使用可能です。バッテリーの使用時間は短くてもいい、画角が広ければブレ補正なしでOKなど、機能を絞り込んでコスパのいいモデルを選択する方法もあります。
まとめ
長時間のロングライドでも通勤通学などの街乗りでも、屋外を走っている限り残念ながらアクシデントに合う可能性をゼロにすることはできません。ヘルメットやグローブ、日常的なメンテナンスに加えて、万が一の時に記録の残るドライブレコーダーも取り入れ、より安全なロードバイクライドを楽しみましょう。