ウォーキング・ジョギング・ランニング消費カロリー比較
クロスバイク・ロードバイク・ママチャリなどの自転車は、1時間普通に走行するのと、1時間ゆっくり走行するのでは、METs値が変わり消費量が違います。また10kmから100kmのサイクリングのペースとかかる時間によってもMETs値が変わり、消費量も違ってきます。ではウォーキング・ジョギング・ランニングとの比較でみていきましょう。
比較:ウォーキング
自転車と同じように60㎏の体重の人が、1時間ゆっくりウォーキングした場合のMETs値は3.5です。計算すると、176キロカロリーとなり歩いた距離に換算すると3200メートルになります。少しスピードを上げて1時間ウォーキングした場合は、METs値があがり計算すると、221キロカロリーです。
比較:速歩ウォーキング
速歩ウォーキングには、早い人でMETs値4、特別に早いとMETs値5になり、60㎏の体重の人が、1時間速歩ウォーキングした場合はMETs値4で、252キロカロリー、METs値5で315キロカロリーの消費量となり歩いた距離に換算すると6400メートルほどです。
1時間散歩の消費量
60㎏の体重の人が1時間普通のスピードで散歩した場合は、METs値は3.5です。計算すると221キロカロリーの消費量になります。散歩でも歩く場所や条件によってMETs値が変わり、消費量も変わります。例えば、犬を連れての散歩を1時間した場合は、METs値は3となり、176キロカロリー、舗装されていない道を1時間散歩した場合は、283キロカロリーの消費量です。アスファルトの場合は、252キロカロリーです。
比較:ジョギング
ジョギングの1時間の消費量は、時速8キロの場合は、523キロカロリーで距離に換算すると8000メートルほどになります。息が上がるほどの速い時速11キロでは、693キロカロリーで距離に換算すると11300メートルです。METs値7の速いスピードでのジョギングでの1時間の消費量は、441キロカロリーの消費量になります。
比較:ランニング
ランニングはジョギングより消費量が高くなります。ランニングのMETs値は最低でも8.3、最高の場合は、11になります。METs値8.3は時速8kmほどです。60㎏の体重の人がこのペースで1時間走った場合は、消費量523キロカロリーで8000メートルの距離になります。METs値11なら消費量693キロカロリーで11300メートルの距離です。
サイクリングの消費量はMETs値や距離と時間で決まる
サイクリングでの消費量は、自転車の種類によって違います。また運動の強度METs値や走行距離・時間によって変わることがわかりました。ランニング・ジョギング・ウオーキングとの消費量の違いも理解できたのではないでしょうか。自転車の種類ごとのサイクリングでのカロリーの消費量やランニング・ジョギング・ウオーキングとの消費量の違いを知識として覚えておきましょう。
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