【2021年最新】メリダのおすすめロードバイク13選！価格帯別に厳選

メリダは1972年に台湾で創業された総合自転車メーカーです。ロードバイクを始め、MTB、クロスバイク、シクロクロスなどを、初心者～プロまで対応するグレードに揃え、その全てを台湾の自社工場で生産しています。品質のよい製品を安い価格で販売するコスパの高さが評判を呼び、世界的なメーカーまで昇り詰めました。まずはメリダのロードバイクをおすすめする理由から解説します。

メリダのフレーム加工技術は世界トップレベルです。マグネシウムのような難しい素材を積極的に扱えたのも、1つのフレームで400種類以上のカーボンレイアップを採用できるのも、正にメリダの技術力の高さがなせる業です。その技術力は関連会社にもなっている「スペシャライズド」などのOEM（相手先ブランド名製造）で培われたものであり、それが高い評判となり世界屈指の自転車メーカーとなりました。

メリダの自転車は全て台湾の自社工場で製造されています。多くの欧米メーカーは台湾などでOEM生産も併用しているため、これは品質管理やコストにおいて大きな強みです。また、早い時期からトヨタの「かんばん方式」と同様の生産方式を採用し、高効率、低コスト生産を徹底してきました。そういった経緯から、メリダのロードバイクは初心者向けグレードからプロ仕様のハイエンドモデルまで、高性能、高品質のものが相場よりも安い価格で手に入るのです。

メリダはMTBが先に評判となり、人気も高かったのですが、開発拠点をヨーロッパに移してからロードバイクの評判が上がりました。今ではMTBと人気を分け合う存在ですが、世界トップグレードの「UCIワールドツアー」への参戦でさらに人気に拍車が掛かっています。メリダを使用するチームが毎年のようにグランツツールでも結果を残している上に、日本人ライダー「新城幸也」選手が所属しているのも人気の理由の1つです。

メリダのロードバイクはシリーズ化されており、2021年モデルは以下の展開となります。

デビューから10年目となる2021年にフルモデルチェンジ、4代目リアクトとして生まれ変わりました。これまでのDNAを引き継ぎつつ、30cタイヤまで対応するクリアランス、定評のある「S-FLEX シートポスト」などで快適性もグレードアップしています。また、フレームとフォークがさらに一体感を増し、フレームも軽量性を意識したエアロ形状となっており、現代のエアロロードに求められる全ての性能が詰まっています。

オールラウンドな資質を持つスクルトゥーラは、幅広いユーザーに対応する豊富なラインナップが特徴です。プロチームに供給されるハイエンドグレードから、初心者グレードで手ごろな価格のアルミフレームまで用意されています。また、ブレーキも主流になりつつあるディスクブレーキをメインとしながら、ヒルクライマーに人気のリムブレーキモデルもラインナップされており、評判となっています。

2021年から新たに加わった、「アドベンチャーロード」というジャンルの1台です。グラベルロードが未舗装路寄りなのに対し、アドベンチャーは舗装路寄りの資質がありますので、スピード走行にもしっかり対応します。また、前後に泥除け（フェンダー）を装着できるマウントや、サドル下にツールボックスを搭載しており、ツーリングや通勤などで、路面を問わず長距離を快適に乗れる仕様でもあります。

ライドはかつてツール・ド・フランスに投入されたエンデュランスレースモデルでしたが、現在は初心者向けのエントリーモデルです。レース経験とメリダの卓越したアルミ加工技術を活かし、軽量で乗り心地のよいアルミフレームに仕上がっており、10kgを切る重量ながら価格も10万円を切るというコスパのよさが評判です。

メリダのロードバイクシリーズの中で、最も自由で扱いやすいのがグラベルロードのサイレックスです。フレーム形状を最新MTBにインスパイアし、快適性とアグレッシブなハンドリングを実現しており、砂利道など荒れた道も軽快に走り抜けられます。また、フレームバッグや大型のサドルバッグも装着可能であり、今流行のフレームに直接バッグを装着する「バイクパッキング」にも対応します。

ミッションCXはシクロクロスのトップカテゴリー「UCI」承認済みのアルミフレームを採用、実戦を走るレーサーの要望を基に開発された本格派です。レースモデルながら衝撃吸収性に優れ、タイヤも太く、前傾姿勢が緩やかなフレーム形状のため、通勤、通学（コミューティング）にもベストです。

ここからはメリダの2021年最新おすすめロードバイクを、価格帯別（税込価格）に紹介します。まずは初心者の方にもおすすめの20万円以下のモデルを4機種紹介します。