自転車の汗対策!通勤・通学などライド時に便利なアイテムや乗り方!

自転車の汗対策!通勤・通学などライド時に便利なアイテムや乗り方!

通勤や通学の足として自転車を利用している人の中には、汗に悩んでいる人も少なくないでしょう。また、趣味として自転車に乗っている人にとっても、汗はやはり問題のひとつですよね。そんな汗の対策方法として、上手な乗り方や便利な対策アイテムなどを紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.自転車は汗をかく!
  2. 2.汗をかくことは大切
  3. 3.自転車の汗対策(汗予防)
  4. 4.自転車の汗対策(汗をかいた後)
  5. 5.ロードバイクの汗対策
  6. 6.自転車の汗対策アイテム
  7. 7.汗トラブル対策で快適に自転車に乗ろう

自転車は汗をかく!

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自転車の汗問題

環境に優しい移動手段として、また健康や運動不足解消に効果的といった点などで注目を集めている自転車。通勤や通学の足として利用を始めた人もたくさんいるでしょう。しかし、自転車での通勤・通学において、汗という問題に直面している人も少なくありません。

夏は汗トラブルが多発

趣味として週末のサイクリングやロードバイクでのロングライドなどで汗をかくのは気持ちのいいものです。しかし、通勤や通学では大問題となってしまいますし、サイクリングといえども真夏のダラダラ流れる汗は困りものです。

汗対策が重要

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自転車は体を動かす「運動」なので、汗をかくのは仕方のないことです。とはいえ、暑い夏に汗びっしょりになって職場や学校に着いて仕事や勉強をはじめるのはつらいもの、また周りの人の視線なども気になります。したがって、自転車に乗って汗をかくのを止めることはできないのなら、いかに汗対策を行うかが重要となります。

汗をかくことは大切

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なぜ汗をかくのか

暑い夏はもちろん、冬でも汗はかいています。では、なぜ運動をすると汗をかくのでしょうか。それは、汗をかくことで体温を下げるためです。夏に地面に打ち水をすると涼しくなりますが、これと同じく肌から汗が蒸発する際の気化熱によって体内の熱を逃がして体温を下げているのです。

汗は命に関わる重要な機能

汗は体温の上昇を防ぐためにかくのですが、汗をかかなければ運動で生じた熱は体温が体の中から放出されず体内にこもってしまいます。これが熱中症です。夏は熱中症の発症件数が多いですが、冬でも汗をかけずに体温が体の中にこもると熱中症のリスクは生じます。つまり、汗をかくことは人が命を維持するためにも非常に重要な機能といえるのです。

自転車の汗対策(汗予防)

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汗は人が生きるために必要なものであるとしても、やはり汗はあまりかきたくないものですよね。ここでは自転車通勤や通学などの際の汗トラブルを防ぐための、できるだけ汗をかきにくい予防方法を紹介しましょう。

予防対策①汗をかきにくい服装にする

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スーツはNG

通勤の際のスーツやワイシャツなどは運動をする目的で作られたものではないので、それらで自転車に乗ると熱がこもって汗をかきやすくなります。さらに吸水性にもすぐれていないのでかいた汗はそのまま、不快感だけが残ってしまいます。

おすすめはサイクルジャージ

したがって、通気性・速乾性・吸汗性の高い服装にすることをおすすめします。最も好ましいのは、サイクルジャージです。サイクルジャージは速乾性・吸汗性に優れており吸収した汗が逆戻りせず、走っているときの風による気化熱で涼しく感じるといったメリットもあります。

到着してから着替えるのもアリ

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ただし、職場によってはスーツ以外の服装での通勤がNGということもあるかもしれないので、事前に確認しましょう。その場合でも、職場にスーツやワイシャツをおいておき、会社に到着してから着替えるという方法もあります。

予防対策②汗対策インナーを着用する

通勤時はスーツ以外NGや学生で制服以外は認められないといった場合には、高機能インナーを活用しましょう。通気性や速乾性、吸水性に優れたインナーなら、汗をかいても快適です。好ましいのは職場や学校に到着後に新しいインナーに着替えることですが、高機能インナーには防臭効果もあるので嫌な臭いもある程度気にならないのもメリットです。

予防対策③スピードは抑えめに

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シャカリキに漕がない

一生懸命ペダルを漕ぐと運動量が増えるので、体温は上昇し汗をかきやすくなります。したがって、スピードを抑えてシャカリキにペダリングをしないようにしましょう。そのためには、余裕をもって家を出ることも大切です。

乗り方で汗トラブル解消

また、職場に近づくとペダリングのペースを落として体をクールダウンすれば、風が汗を飛ばしてくれて一石二鳥です。坂道ではどうしても運動量が多くなりがちなので、できるだけ登り坂の少ないルートを走るのもおすすめです。変速ギアのついている自転車なら、適切なギアを使うことでかなり楽に走ることができますよ。

予防対策④荷物を体に密着させない

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背中を開放しよう

背中を覆うような大きなリュックやバックパックは背中から体温を放出するのを阻害してしまい、汗をかきやすく特に夏は熱中症のリスクを高めます。また、かいた汗も乾きにくく、蒸れや臭いの元となりがちです。

荷物は体につけない

カゴや荷台のある自転車なら、荷物は身につけずそれらに入れましょう。カゴや荷台のないロードバイクやクロスバイクなどなら、背中を覆わない肩掛けカバンやメッセンジャーバッグなどが好ましく、身体に密着しないサドルバッグならさらにおすすめです。

予防対策⑤首元を冷やす

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太い血管の通っている箇所を冷やすことで体のほてりを抑え、汗の出を少なくすることができます。したがって、保冷剤などをタオルで包んで首に巻くのもおすすめです。また、水で濡らして首元に巻くと水分を気化して涼しくしてくれるバンダナやスカーフ、冷感素材のネックカバーなどのアイテムもあります。

予防対策⑥制汗剤・デオドラントを使う

汗の出るのを抑える制汗剤や汗臭くなるのを抑制するデオドラント製品も、汗対策には有効です。製品によっては1日中効果が持続するものもあるので、出勤前に使用すれば職場に着いてからも気にしなくていいでしょう。

自転車の汗対策(汗をかいた後)

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十分に気をつけて自転車に乗っていても、暑い夏にはどうしても汗をかくのを止めることはできません。夏だけでなく、自転車で汗をかいた後の対処法や汗トラブルの解決方法を紹介しましょう。

対処・解決法①水分補給を忘れずに

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失った水分を補給

汗をかくというのは、体内の水分が外に出てしまうことです。したがって、水分を補給する必要があります。職場や学校に着いたなら、まず水分補給をしましょう。汗として排出された水分量は、運動前の体重-運動後の体重なので、マイナス分の重さを水分補給すればOKです。

スポーツドリンクがおすすめ

ただし汗と共に体内のナトリウムも排出されているので、水だけを飲むと体内に残ったナトリウム濃度が薄まってしまいます。それを防ぐためには、0.1~0.2%程度の食塩と糖質を含んだ飲料、スポーツドリンクなどが適しています。また、「喉が渇いた」と感じるころにはすでに体内の水分が不足しているので、そうなる前にこまめに水分を補給するよう心がけましょう。

対処・解決法②ニオイを抑える

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臭いの元は汗?

汗の臭い、気になりますよね。しかし、実は汗そのものは臭わないことを知っていますか。汗が臭うのは、皮膚に常在する汗や皮膚の汚れをエサとする雑菌が原因です。したがって、雑菌が繁殖する前に体から汗がなくなれば臭いを防ぐことが可能なのです。

汗を拭き取り臭いトラブル解決

最も好ましいのはシャワーなどで汗を洗い流すことですが、職場や学校ではそうもいきませんから、汗吹きシートや水で濡らして固く絞ったタオルなどで体についた汗をぬぐいましょう。その後、デオドラントスプレーを吹きかけるとさらに効果的です。

対処・解決法③服を着替える

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汗のついた服は着ない

せっかく体についた汗をきれいに拭き取っても、汗のついたシャツや服をまた身につけては意味がありません。きれいな服に着替えましょう。着替えの服は毎日持ってくる、または自分用ロッカーなどがあれば数日分をストックしておくのもいいでしょう。

すぐに干せば臭いは消える

着替えた服はそのままにしていると臭うので、すぐに風通しのいい場所で干すのが好ましいです。すぐに乾かせば雑菌の繁殖が抑えられるので、洗わなくても臭いは抑えられます。中途半端に洗ってもすぐに乾かせないと、汚れが中途半端に残ってかえって逆効果になるおそれもあります。

そのまま保管しない

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また臭いが気になるからと、汚れたシャツや服を持ち帰るまでそのままビニール袋などにしまっておくと、服に臭いが染みついたり最悪の場合はカビが発生する可能性もあるので避けたほうがいいでしょう。

ロードバイクの汗対策

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一般的な自転車もロードバイクも汗対策の基本は同じですが、ロードバイクには異なる対策や注意点もあるので、紹介しておきましょう。

①ヘルメット

一般の自転車では多くありませんが、ロードバイクに乗る人の多くは着用しているヘルメット。特に夏には蒸れやすいので、できるだけ通気性のよいものを選ぶのがポイントです。また、汗が流れて目に入ったりといったトラブルの解決法として、サイクルキャップやバンダナを使用するのもおすすめです。

②グローブ

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ロードバイクに乗る際、夏は暑いからと着用しない人もいますが、路面からの振動吸収や落車の際の怪我防止、さらには汗でハンドルから手が滑るのを防止するといった点から、夏場もグローブの着用をおすすめします。指先の開いたオープンフィンガータイプなら、手袋の中に熱がこもりにくいです。

③サイクルジャージ

ロードバイクには、やはり吸汗・速乾性に優れたサイクルジャージがおすすめです。汗をかいても走っている間に乾燥して体にまとわりつくといった不快感も少なく、また汗冷えも防ぎます。

自転車の汗対策アイテム

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自転車での汗対策に役立ったり解決してくれるグッズやアイテムにはいろいろあります。それらの一例を紹介しましょう。

①おたふく手袋ボディタフネスデュアル3Dファーストレイヤー

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参考価格: 1,248円

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高い吸汗性と速乾性で汗を瞬時に肌面から外側へと移動させ、肌面を快適に保ってくれるインナーです。外側は吸汗性に優れたポリエステル、肌面は水分を含まない性質のポリプロピレンの3Dメッシュ構造がさらに快適性を生み、汗冷えやべたつきなどを軽減します。高品質なのに手ごろな価格で人気のインナーです。

②ドイターレースX12

ドイターレースX12

参考価格: 8,631円

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背面の通気性の高いメッシュ構造のフォームにより背中への接触面積が減り、並んだファームの間に「煙突効果」が生じ背面の熱気を上方に排出してさらに通気性がアップするので、背面の蒸れを大幅に軽減します。肩ベルトもメッシュのタウンライドからツーリングに適した小型、軽量モデルです。

③汗とおる君

汗とおる君

参考価格: 2,410円

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「新しいデイバッグを買うのはちょっと…」「今持っているリュックを使いたい」という人におすすめのアイテムです。使い方はデイバッグに取り付けるだけ、背中とデイバッグが密着するのを防いで風通しを良くしてくれます。カッコよさやおしゃれさはありませんが、とにかくリーズナブルにリュックの汗問題を解決したいという人におすすめです。

④しろくまのきもちサマースカーフ

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参考価格: 825円

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3~5分、水に浸して首に巻くだけで高分子ポリマーが水分をゆっくり気化させて首周りの表面温度を下げ、冷たすぎないちょうどいい「ひんやり」感が長時間続きます。繰り返し使えるので、通勤や通学で毎日使用する場合でも経済的です。カラーが豊富なので、男女や年齢を問わず使えるのもメリットです。

⑤Bestore首掛け扇風機

Bestore首掛け扇風機

参考価格: 2,780円

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首にかけることができる小型ファンです。重さは140gと軽量かつ小型なので、首にかけていても負担や邪魔になりません。2200mAhの大容量内蔵電池で最大10時間連続使用が可能、USB充電で経済的です。首にかけるだけでなく、手持ちや卓上に置いても使えます。

汗トラブル対策で快適に自転車に乗ろう

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汗をかくのがイヤ、汗トラブルには避けたいと、夏に自転車通勤や通学をやめてしまう人も少なくありませんが、電車通勤や通学でも汗はかきます。駅まで歩くだけでも汗だくになることもあるでしょう。自転車の汗問題はきちんと対策を行えば解決も可能、電車やバスよりかえって自転車で通うほうが快適かもしれませんよ。

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S.ジャイアン
ライター

S.ジャイアン

週1ペースでライド、ポタリングに出掛けています。記事を通して多くの方と自転車の楽しみを共有できればと思っています。

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