リムテープの交換手順
リムテープの交換手順は簡単です。①タイヤを外す。②リムテープを剥がす。③リムテープを付ける。④リムテープの位置を調整する。これで完了です。初心者の方も10分程度でできます。手順にそってご紹介していきます。
リムテープの交換方法①タイヤを外す
まずはタイヤとチューブを外しましょう。チューブの下にある青いテープがリムテープです。
リムテープの交換方法②リムテープを剥がす
タイヤを外したら、古いリムテープを剥がします。テープがリムに固着していることもありますので、バルブ穴にドライバー差し込んで、引っ張り上げると外しやすいです。また、外した後はきれいにふいておきましょう。
古いリムテープを見ると、ニップル穴のところがへこんでいます。また古いリムテープがずれるような状態だと、ニップル穴が出てしまい、パンクの危険があります。リムテープがずれる場合は、そもそも適正サイズではないことも考えられますので、リムテープのサイズが適正か、測り方が間違っていないかをよくチェックしておきましょう。
リムテープの交換方法③リムテープをつける
リムをふいて、きれいにしてから、新しいテープをつけましょう。リムテープはサイズ印字があるほうが外側(チューブ面)です。新しいリムテープをはめるときは、テープとリムの両方のバルブ穴が一致するようにはめます。コツとしてはドライバーをバルブ穴に通してから、はめるとずれることを防げます。
リムテープの交換方法④ずれを調整する。
リムテープを交換したら、新しいテープにずれがないか確認しましょう。ずれてニップル穴が見えていたりすると、空気をいれたときにパンクの原因になります。しっかりチェックしましょう。リムテープがずれていたら、ドライバーの先をリムテープの下に入れ込んで、スッとリムにそって動かして調整してください。
リムテープ交換方法⑤装着完了
ホイールを回して、リムテープがずれるなどしていないか再度チェックします。問題なければ、新しいリムテープに交換完了です。パーツを新しくするとまた走るモチベーションも上がりますよね。
リムテープのオススメ商品
リムテープもさまざまなメーカーから商品が出ており、堅さや耐久性に特長があります。また、意外とメーカーにより重量も違います。どれがよいか迷ってしまう方もおられるかと思いますので、ここでオススメ商品を参考までに紹介します。
【シュワルベ】ハイプレッシャーリムテープ700C幅18mm
SCHWALBE(シュワルベ) ハイプレッシャーリムテープ(2本入) 700C用 18mm幅 FB18-622【正規品】
参考価格: 550円
リムテープの1901年創業の老舗ドイツのシュワルベのハイプレッシャーリムテープです。ポリウレタン製で重量は24gです。ほどよい柔らかさで取り付けやすく耐久性もあります。シュワルベのリムテープは、他のリムテープと比べて安いので定期的な交換もしやすいですね。これを使っていれば問題なしとも言える鉄板商品です。
【シマノ】リムテープ(ロード用幅18mm)
SHIMANO(シマノ)リムテープ 700C用 (ロード) 2本入り
参考価格: 998円
言わずと知れたシマノのリムテープです。シマノのリムテープは堅さに定評があります。変形にはめっぽう強い製品です。しかも重量が軽く15gです。シュワルベと比べると重量は前後で18gも軽量です。堅いためはめるのに苦労するということと値段が少し高めですが、耐久性を軽さを考えると使いたい逸品です。
【Zefal】コットンリムテープ(幅17mm)
Zefal(ゼファール) コットンリムテープ・2本組 17×2000mm
参考価格: 648円
フランスの老舗メーカーZefalのコットンリムテープは、テープ式でリムに張りつけるタイプです。コットンですので熱に強いのが特徴です。テープ式のリムテープは、きっちりと張れば、ずれることがないので、確実にパンクを防ぐことができます。テープを張る前には、下準備としてビード部分の汚れや油分をクリーナーできれいに拭き取っておくことがポイントです。
まとめ
普段あまり気にしない部品のリムテープの交換方法について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?リムテープの交換は簡単ですが、手を抜けないパーツですね。リムやタイヤのサイズは非常にややこしいので、よく購入したいサイズをチェックしてから購入するようにしてください。また、意外とリムテープの種類も多いので、自転車の重量の軽量化を目的に変更するのも、楽しみが広がります。この機会にリムテープを交換してみてはいかがでしょうか?
出展:筆者撮影