自転車のタイヤサイズにはどんな種類がある?それぞれの特徴をご紹介!

自転車のタイヤサイズにはどんな種類がある?それぞれの特徴をご紹介!

自転車のタイヤサイズは、スポーツバイクからミニベロ用まで含めると40種類以上あり、タイヤサイズの表記方法はかなりややこしいです。タイヤの規格の違いやサイズ表記方法など、自転車のタイヤを購入するときに必要な知識を解説します。

記事の目次

  1. 1.自転車のタイヤのサイズを気にしたことはありますか?
  2. 2.自転車のタイヤサイズの種類とそれぞれの特徴
  3. 3.タイヤのタイプにも注意!
  4. 4.自転車のタイヤサイズの見方
  5. 5.自転車のタイヤの大きさのメリットとデメリット
  6. 6.まとめ

自転車のタイヤのサイズを気にしたことはありますか?

自転車のタイヤのサイズを気にしたことはありますか?自転車を購入するときに、フレームサイズは、足が届くかという点で気にしたことがあると思いますが、タイヤの直径、幅、リムなどの構成要素を考慮して、タイヤを購入しましょう。

自転車のタイヤサイズの種類とそれぞれの特徴

まずは、タイヤサイズの種類がどんなものがあるのかを紹介します。mmで表記される場合とインチで表記される違いがあるので注意が必要です。タイヤサイズの表記種類には3種類あります。

自転車のタイヤサイズ①ETRTO/ISO

「タイヤ幅 (mm)-リム径 (mm)(ビード座直径)」を表しており、最もわかりやすい表記です。タイヤの規格にかかわらずに参考になります。世界共通の「mm」という単位で表記している点とタイヤの規格に関係なく使用できる点がメリットです。タイヤを購入するときには、この表記をメモしておきましょう。

自転車のタイヤサイズ②インチ

イギリス式の表記方法で、「タイヤ外径(inch)xタイヤ幅(inch)xタイヤ高さ(inch)」となっています。単位がインチである点が特徴です。

自転車のタイヤサイズ③フランス系/フレンチ

フランス式の表記方法で、「タイヤ外径(mm) xタイヤ幅(mm)Xアルファベット」となっていて、単位はmmです。後ろのアルファベットはA、B、C、Dまであり、リム直径を表しています。AからDへと太くなるにつれて、リムの外径とタイヤビード径が小さくなります。

タイヤのタイプにも注意!

タイヤのタイプには、WO(Wired On)タイヤとHE(ooked Edge)タイヤがあり、それぞれ「WO-」「HE-」と表記されます。この二つのタイヤは全く互換性がないので注意が必要です。他にも、運搬車用タイヤであるBEタイヤ規格や競技自転車用タイヤであるチューブラータイヤ規格などがありますが、あまり目にする機会はないでしょう。

WOタイヤの特徴

筆者撮影

WOタイヤは、主にロードバイクやママチャリの規格です。タイヤの耳部分にワイヤーが入っており、内圧によってリムのビート座と結合させているのが特徴です。WOタイヤの内、フランス規格のものをクリンチャータイヤと呼ぶことがあります。

HEタイヤの特徴

HEタイヤは、マウンテンバイクや子ども用自転車の規格になっています。HEタイヤの耳部分にもワイヤーが入っているのですが、WOタイヤとの違いは、リムに引っ掛けることによって保持する仕組みになっているという点です。

WO規格とHE規格

  • HE規格の場合、同じインチ数でもWO規格よりもひと回り小さく作られているので、現在使っているタイヤと同じ規格のタイヤを必ず使うようにしましょう

次のページでは「タイヤサイズの調べ方」を説明します

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自転車のタイヤサイズの見方

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