三ヶ島(ミカシマ)ペダルの特徴とは?定番・おすすめのペダルも紹介!

三ヶ島(ミカシマ)ペダルの特徴とは?定番・おすすめのペダルも紹介!

自転車屋さんのペダル売り場で必ず見かける三ヶ島ペダル。歴史の長いメーカーであり、街乗り用のフラットペダルとして不動の地位を占めています。一般ユーザーのみならず、スポーツバイクユーザーからも評価の高い三ヶ島ペダルとは、いったいどんなペダルなのでしょうか。

記事の目次

  1. 1.三ヶ島ペダルとは
  2. 2.三ヶ島ペダルの特徴
  3. 3.三ヶ島ペダルのおすすめ製品紹介
  4. 4.まとめ

三ヶ島ペダルの特徴

三ヶ島ペダルの主力製品は、多くがフラットペダルで、他にペダル用のクリップトゥ、ストラップなどを扱っています。スポーツ用としてではなく、日常の足として自転車に乗る限りでは、そこまでペダルにこだわる人は多くないでしょう。にもかかわらず、MKSペダルはシティサイクルなどの一般市場でも根強い人気の定番ブランドなのです。

特徴①主軸の回転が滑らか

三ヶ島ペダルを他の製品と比較して、誰もが口をそろえて言うのが「よく回る」ことです。軽く指で弾いただけでもくるくると長い間回り続け、しかも非常に滑らかです。この回転のスムーズさは、ペダルを踏んだ時の、抵抗のない軽さで大いに実感することでしょう。

高い技術で生み出されるペダルの軸

この滑らかな回転の秘密は、ペダルの軸となる心棒と、回転を支えるベアリング部です。金属加工で熱を加えず常温のまま加工することで、頑丈で耐摩耗性に優れた心棒が作り出されます。ベアリング内部のボールや受け皿、シールド部も全て自社での生産と熱処理がなされ、非常に高い鍛造技術によって作られています。高グレードのベアリングに関してはメンテナンスが不要であるという点も、その精度と耐久性への自信の表れなのです。

特徴②頑丈で壊れにくい

優れた三ヶ島の鍛造技術は本体にも活かされています。三ヶ島製作所で使われているアルミ素材は「ADC6」という材質で、耐摩耗性や耐衝撃性、耐食性に優れています。一般でよく使われている「ADC12」と比較して加工が難しい材料ですが、三ヶ島では自社工場での設備と技術を駆使して、丈夫で長く使えるペダルを生産しているのです。

特徴③ユーザー目線の高機能

MKSペダルの魅力として、質実剛健で高品質、かつ美しい仕上げがあげられますが、機能性の高さも忘れてはいけません。トゥクリップやリフレクターが取り付けられるもの、足裏をホールドするのに適したスパイク付きのもの、側板が取り替え可能なものなど、各モデルの個性に応じて、いろいろな機能が備わっています。

工具なしで着脱できる画期的なEzy/Ezy Superior

MKSペダルには、多くの製品にEzyとEzy Superiorというどちらか2つのタイプに対応したモデルが用意されています。これは工具を使わずにクランクからペダルを着脱できる仕組みで、輪行や折り畳み自転車をしまう時、用途に合わせてペダルを使い分ける時などに便利です。ただしEzyとEzy Superiorは互いに互換性がないので注意しましょう。

次のページでは、おすすめの三ヶ島ペダル製品を紹介します。

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三ヶ島ペダルのおすすめ製品紹介

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