チューブレスレディとチューブラーとは?
チューブレスタイヤには、「チューブレスタイヤ」「チューブレスレディタイヤ」の2種類があります。また、似たような名前のタイヤとして「チューブラータイヤ」という異なるタイプのタイヤもあります。ここでは、チューブレスレディとチューブラーとはどのようなタイヤなのか説明します。
①チューブレスレディタイヤ
チューブレスレディは、チューブがなく、シーラントという粘着性のある塗布剤をタイヤの内側に塗り、チューブレスタイヤよりもパンクをしづらくしたタイヤです。「レディ」は「Ready」で、チューブレスになる「準備」ができているという意味です。チューブレスタイヤに加えてシーラントを塗るという作業が必要です。チューブレスタイヤにもシーラントは使うことができます。
②チューブラー
チューブラーとは、タイヤの内側に空気を入れるチューブを縫い付けてあるもので、軽量に優れています。乗り心地も良いため、プロの自転車レーサーに選択されています。チューブラーのデメリットとしては、パンク修理が不可能な点です。一度パンクしてしまうと、使い捨てになってしまうので、一般の自転車乗りのタイヤとしては現実的ではありません。
ロードバイク用チューブレスタイヤのおすすめの選び方
チューブレスタイヤには、チューブレスタイヤとチューブレスレディの2種類がありますが、タイヤのサイズでも、自分のスタイルに合わせて選べます。チューブレスタイヤには、マウンテンバイク用のものもありますが、ロードバイクのタイヤのサイズは基本的に700Cになるので、注意してください。チューブレスタイヤ専用のホイールがあり、ホイールのサイズに合わせて選ぶ必要はあります。
チューブレスタイヤの選び方①サイズ
チューブレスタイヤを選ぶときには、サイズで選ぶのが基本的です。23C、25C、28Cのサイズがあるのですが、23Cよりも25Cの方がタイヤが太くなります。スピード重視の場合は、23Cがおすすめです。ロングライドをする場合には、太いタイヤである25Cがおすすめです。太いタイヤの方が転がり抵抗が減るので、疲労が軽減されます。さらに太い28Cでは、浮遊感のあるライド感を味わえます。
チューブレスタイヤの選び方②チューブレスかチューブレスレディか
チューブレスタイヤはシーラントが不要な分高価です。安いのがいいという人は、チューブレスレディという選択肢になります。シーラントを塗るのは少し手間がかかります。また、チューブレスタイヤは使い込んでいくと空気が漏れやすくなるということがあり、シーラントを塗ると改善されることがあります。
次のページでは、おすすめのチューブレスタイヤを6種類ご紹介します。