クロモリロードバイクおすすめ7選
おすすめ①ラレー CRF Carlton-F
クロモリといえば「ラレー」といわれるほど、イギリスを代表する自転車メーカー「RALEIGH(ラレー)」はクロモリロードでの知名度が高いです。そのラレーを代表するクロモリロードが「CRF」です。新開発された軽量レイノルズ631チューブを使用し、ツーリングのみならずレースへの参加も視野に入れることができます。
ラレー CRF Carlton-Fのスペック
- フォーク:カーボン
- コンポーネント:シマノ製フル105
- タイヤ:コンチネンタル 700×25C
- 重量:9.5kg
- 価格:178,000円(税抜)
おすすめ②FUJI Ballad Ω
創業100年を超える日本生まれアメリカ育ちの老舗自転車メーカーフジ。アーバンクロモリのバラッドシリーズのトップグレードがΩ(オメガ)です。バテッドクロモリのホリゾンタルフレームのブラックアウトされたカラーリングは、クラシックでおしゃれというクロモリの概念を変えるシンプルで精悍なイメージを醸し出します。
フジ バラッド Ωのスペック
- フォーク:クロモリ製
- コンポーネント:シマノ製ソラ
- タイヤ:Vera Helios 700×25C
- 重量:9.8kg
- 価格:108,000円(税抜)
おすすめ③GIOS AIRONE
鮮やかな青い車体が「ジオスブルー」と呼ばれて人気の高いイタリアの老舗自転車メーカー「ジオス」のクロモリロードです。クロモリフレームは特有のしなりで乗り心地が優れていますが、フォークにカーボンを使用することでさらに快適性を高め、インテグラルヘッドチューブによって切れのあるハンドリングも実現しています。
ジオス アイローネのスペック
- コンポーネント:シマノ製ティアグラ
- タイヤ:VITTORIA ZAFFIRO 700×25C
- カラー:ジオスブルー/イタリアン(赤・白・緑のトリコローレ)
- 重量:9.8kg
- 価格:128,000円(税抜)/ジオスブルー
138,000円(税抜)/イタリアンカラー
おすすめ④ANCHOR RNC3 SORA MODEL
日本人の体形に合わせたフレーム設計で評価の高いブリジストンサイクル「アンカー」のクロモリロードバイクです。アンカーのクロモリフレームには、クロモリの持つ素材の特性を最大限に活かすことを目的に設計された「ネオコット(NEO-COT)」という技術が採用されています。ネオコットの特徴は、クロモリ特有のバネを活かしたしなりと伸びで表されます。
アンカー RNC3 ソラモデルのスペック
- フォーク:クロモリ
- コンポーネント:シマノ製ソラ
- タイヤ:ブリジストンエクステンザ 700×25C
重量:11kg(ペダル付き)
- 価格:150,000円(税抜)
おすすめ⑤BASSO VIPER CLARIS
イタリアの人気バイクブランド「バッソ」のクロモリロードです。振動吸収に優れたクロモリチューブ特有のしなやかさにカーボンフォークを組み合わせることで、ロングライドでもさらに快適な走りが期待できます。
バッソ ヴァイパークラリスのスペック
- コンポーネント:シマノ製クラリス
- ホイール:シマノ WH-R501
- タイヤ:VITTORIA ZAFFIRO 700×25C
- 重量:10.0kg
- 価格:105,000円(税抜)
おすすめ⑥CINELLI Gazzetta Della Strada '19
チネリは現在のロードバイクのフレーム形状の大元を作ったとされるイタリアの老舗自転車メーカーとして、日本だけでなく世界中で人気のブランドです。ロゴをはじめとして、フレームの色使いやデザインがイタリアンバイクらしくおしゃれです。このモデルは街乗りの使い勝手も考えたツーリングバイクで、前後ともにフェンダーとキャリアが標準装備されています。
チネリ ガゼッタ デラ ストラーダ'19のスペック
- フォーク:クロモリ
- コンポーネント:シマノ製ターニー
- ブレーキ:テクトロ製
- タイヤ:KENDA 700×28C(フェンダー付) /700×32C(フェンダー無)
- 価格:148,000円(税抜)
おすすめ⑦パナソニック オーダーシステム
ロードバイクをオーダー
クロモリ愛好者の間で「パナモリ」という愛称で知られているパナソニックのクロモリロードバイク。これは「パナソニック・オーダーシステム(POS」)で作成されたロードバイクです。このシステムでは、体形や脚力に合わせた最適なサイズが選べるだけでなく、フレーム素材にクロモリのほかチタンも選択できます。
自分だけの1台を手に入れる
フレームサイズからフレームタイプ、コンポーネント、フレームカラーからバーテープの色、ボディのロゴマークまで選択ができ、自分だけの1台を手に入れることができます。フルオーダーシステムを選べば、フレームから1mm刻みのサイズや細かな角度の指定により、まさに自分にぴったりのバイクが作られます。
クロモリロードバイクのデメリット
クラシックでおしゃれな雰囲気やシンプルさといった外見だけでなく、乗り心地のよさでも人気の高いクロモリロードバイクですが、デメリットもあることを認識しておきましょう。
デメリット①比較的重い
重量は10kg前後
ロードバイクでは「軽さは正義」といわれるほど軽量が求められ、メーカーでも車体の軽量化にしのぎをけずっています。その点、アルミやカーボンに比べて、鉄が主な素材であるクロモリロードの重量は重めです。軽量アルミやカーボンバイクでは9~8kg台が一般的な中で、クロモリは10kgを切ると軽量な部類になります。
ロングライドで本領発揮
スプリントやヒルクライムには軽量なバイクのほうが有利です。特に漕ぎ出す瞬間の速度(初速)はクロモリは遅く感じてしまうでしょう。したがって、そういった走りを求めるのであれば、クロモリはあまり向いていないといえます。クロモリが本領を発揮するのは、ロングライドやゆったりとした走りだと心得ましょう。
デメリット②サビる可能性もあり
鉄はサビる
素材が樹脂であるカーボンはサビる心配はありませんが、クロモリは主成分が鉄なのでサビる可能性を否定はできません。特に、傷や塗装の剥がれなどがあると、その箇所からフレームの内側までサビが侵食するケースもあります。また、アルミも保管状況によってはサビるリスクを持っています。
日常のメンテナンスでリスク軽減
一般的に、クロモリフレームの内側にはサビ防止処理が施されているので、普通に使用していればあまり神経質になる必要はないでしょう。とはいえ、ロードバイク全般にいえることですが、クロモリロードは特に室内保管をすることでサビのリスクを減らすことができます。また、雨に濡れたときはしっかり水分を拭き取るといった日ごろのメンテナンスも重要です。
デメリット③選択肢が少なめ
そもそもロードバイクは速く走ることが目的に作られており、クロモリが人気があるとはいえ、一般的にはアルミやカーボンバイクのほうがニーズが高いです。したがって、メーカーもクロモリよりアルミやカーボンに力を入れている傾向があるため、モデル数が多くなく選択肢が少ない点もデメリットとなり得ます。
まとめ
ホリゾンタルなトップチューブのシンプルさとクラシックな雰囲気が多くのファンを持つクロモリロードバイク。ロードバイクに速さだけを求めず、ゆとりのある走りでロングライドや街乗りを楽しむのにピッタリです。クロモリフレームのしなりと乗り心地のよさは、一度乗ると病みつきになるともいわれていますよ。
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http://www.raleigh.jp/crf.html