Bianch(ビアンキ)とは
Bianch(ビアンキ)は、イタリアの自転車ブランドです。イタリアには、コルナゴ・ジオス・チネリなどの長い歴史のある評判が高い自転車ブランドが多く、その1つがBianch(ビアンキ)になります。空色を薄くしたような個性的なチェレステカラーのおしゃれな自転車を作るブランドとして有名です。
Bianch(ビアンキ)の生い立ち
Bianch(ビアンキ)は、1885年にイタリアのミラノの自転車店が始まりで、創業して130年以上の長い歴史と評判のよさを持つ老舗の自転車ブランドです。イタリアの空をイメージしたチェレステカラーだけでなく、フルオカラー(蛍光色)を使ったロードバイクも高い評判を得ています。
Bianch(ビアンキ)ロードバイクの特徴
Bianch(ビアンキ)ロードバイクは、職人による手作業で組まれているのが特徴です。Bianch(ビアンキ)ロードバイクのフレームは、ヨーロッパ圏内の工業規格より厳しい試験に合格した丈夫なフレームで、ピスト用のロードバイクとして評判が高く人気です。
特徴①耐久性としなやかさ
ビアンキのロードバイクには、変速機のないいわゆるシングルスピードつまり、シクロクロスなどレース用のロードバイクがあります。シングルスピードは平坦な街中のバイクとしても人気です。シクロクロスは、悪路を走行する非常に過酷なレースで、耐久性のあるフレームが欠かせません。軽さと段差や砂利道などの悪路でもハンドルがぶれない、しなやかなさも必要になり、シクロクロスなどレース用として評判が高いのは、丈夫なフレームと操作性のよいしなやかなさがあるからです。
特徴②魅力的だが高価
ビアンキのロードバイクは、ジャイアントやメリダといったメーカーと比べて価格が高い傾向にあり、初心者が買いやすいモデルとは言えません。ビアンキのロードバイクは安くても13万円ほど、高い価格では200万円前後するロードバイクもあります。
ロードバイクの選び方のポイント
ロードバイクを選ぶときのポイントは、フレーム素材・性能・乗り心地・価格です。フレーム素材には、クロモリ、カーボン・アルミがあり、各フレーム素材の性能・乗り心地・価格をみていきましょう。
クロモリフレーム
クロモリフレームは、強靱でしなやかさと剛性が高く、耐久性に優れているので長い期間使うことができます。しなやかさがあることで乗り心地が良くなるのがクロモリフレームの特徴。またクロモリフレームは、振動を良く吸収する特徴があり、乗り心地が抜群です。カーボン・アルミより乗り心地が良く価格も安いので初心者におすすめなフレーム素材です。
クロモリフレームのデメリット
クロモリフレームは、カーボン・アルミよりも衝撃に強く壊れにくい強度が特徴ですが、低合金鋼であることからカーボン・アルミよりも重く、錆に弱いのがクロモリフレームのデメリットです。
カーボンフレーム
カーボンフレームは、クロモリより軽くて強度が高く、振動吸収性に優れています。またクロモリよりも衝撃に弱いため、ロードバイクに不慣れな初心者には向いていないフレーム素材です。カーボンフレームは、クロモリ・アルミより価格が高いのも特徴です。
アルミフレーム
アルミフレームは、クロモリより軽くて、錆に強く価格が安い、初心者におすすめのフレーム素材です。クロモリ、カーボンより、柔軟性や振動吸収性に欠けるので乗り心地が硬い印象があるフレームですが、反発力があるのでペダルを踏んだ時の力をそのまま伝えてくれるのが特徴です。
ビアンキのロードバイク2020年の最新版モデル
ビアンキのロードバイクの2020年最新版モデルは、エントリーグレードのカーボンレースバイク「SPRINT」、ビアンキの代名詞チェレステカラーでカーボンフレーム採用のレーシング仕様の「INFINITO XE」の2種類です。
リムブレーキ・ディスクブレーキから選べる
ビアンキの2020年最新版モデル「SPRINT」は、太いタイヤとクッション性の高いサドルのシンプルなデザインのバイクです。空気抵抗を抑えたエアロデザインが施されたシンプルながら存在感があるバイクで、過酷な環境のシクロクロスレースのピスト用でも活躍する制動性の高いディスクブレーキモデルと、タイヤをリムで抑えて制動するリムブレーキモデルから選べます。
シクロクロスレースのピスト用に対応できる「INFINITO XE」
ビアンキのロードバイク2020年の最新版には「INFINITO XE」があり、シクロクロスレースなどピスト用でも、サイクリング要素がある長距離走行でも実力を発揮するモデルです。シクロクロスレースのピスト用に対応できるディスクブレーキモデルのみで、今までにない驚異の振動吸収性能を発揮するおすすめのモデルになります。
(ビアンキ)ロードバイクおすすめ12選
ビアンキのおすすめロードバイクを紹介していきます。ビアンキは、100万円以上の価格が高いロードバイクを提供していまが、高級でありながら価格が安いいわゆるエントリーモデルも多くあります。10万円台の比較的価格が安いエントリーモデルのロードバイクと70万円台の価格で購入できるロードバイクを紹介していきましょう。
おすすめロードバイク①「振動吸収性◎」ヴィアニローネ7 シマノ 105
ヴィアニローネ7 シマノ 105
参考価格: 173,800円
「ヴィアニローネ7 シマノ 105」は、ケーブルが外に見えないシンプルでおしゃれなデザインのロードバイク。18万円前後の価格のエントリーモデルで、振動吸収性に優れ、快適な乗り心地のロードバイクとして人気で、ビアンキの代名詞のチェレステカラーに加えて、黒・白・赤などカラーバリエーションが豊富です。
おすすめロードバイク②「ピスト用◎」PISTA(ピスタ) ピストバイク
PISTA(ピスタ) ピストバイク
参考価格: 352,000円
「PISTA(ピスタ) ピストバイク」は、ピスト用のため変速機のないシングルスピードのロードバイクです。ピスト用のためブレーキがありません。ピスト用として高水準の性能を持ち、評判が高いロードバイクでおすすめです。
おすすめロードバイク③「制動性◎」スプリント ディスク シマノ 105
スプリント ディスク シマノ 105
参考価格: 305,800円
「スプリント ディスク シマノ 105」は、スタイリッシュの中に躍動感のあるデザインのロードバイク。シクロクロスレースのピスト用として活躍するディスクブレーキを採用し、安全に楽しめるロードバイクです。22段の変速機がありながら街乗りに見かけるシングルスピードのようなフォルムのロードバイクで、光沢のある黒とチェレステカラーから選べます。
おすすめロードバイク④「乗り心地◎」オルトレ XR4 アルテグラ Di2
オルトレ XR4 アルテグラ Di2
参考価格: 874,500円
「オルトレ XR4 アルテグラ Di2」は、振動を抑え込む機能に優れている、カウンターヴェィル素材で作られた乗り心地の良いロードバイクで、長時間の走行でも、快適な乗り心地を実現した高級製品です。光沢のある黒とチェレステカラーから選ぶことができます。
おすすめロードバイク⑤「快適性◎」オルトレ XR3 シマノ 105
オルトレ XR3 シマノ 105
参考価格: 426,800円
「オルトレ XR3 シマノ 105」は、振動を抑え込む機能と空気抵抗を抑えたデザインにより、スピードと快適さを実現したロードバイクです。光沢のある黒とチェレステカラーの2種類あり、エアロによる走行安定性、剛性、登坂性能のハイグレードなXR4のテクノロジーが採用されたおすすめなロードバイクです。
おすすめロードバイク⑥「走行性◎」オルソ シマノ GRX600
オルソ シマノ GRX600
参考価格: 258,500円
「オルソ シマノ GRX600」は、クロモリフレームにより、しなやかな走行性があるロードバイク。タイヤが太く、制動性に優れいるので悪路のシクロクロスレース用として使うことができます。黒とチェレステカラーの2種類。フレームやフォークにダボ穴があるのでアレンジしやすいと評判のロードバイクです。
おすすめロードバイク⑦「レース◎」インフィニート CVディスク シマノ アルテグラ
インフィニート CVディスク シマノ アルテグラ
参考価格: 572,000円
「インフィニート CVディスク シマノ アルテグラ」は、「オルトレ XR3 シマノ 105」をレーシング仕様にしたロードバイクです。コンポ「オルトレ XR3 シマノ 105」より制動性能がアップし、シクロクロスレースのような悪路でもハンドルがぶれることなく、安定した走行ができる評判のあるロードバイクです。
おすすめロードバイク⑧「個性的◎」ビアンキ 2020 ARIA 105
BIANCHI ビアンキ 2020 ARIA 105
参考価格: 260,370円
「BIANCHI ビアンキ 2020 ARIA 105」は、光沢を消した黒が個性的なロードバイクで、ハイグレードのXR4と同じレベルの空気抵抗の少なさを実現しています。細かな制動力を発揮するキャリパーブレーキ仕様で、乗りやすく初心者にもおすすめなロードバイクです。
おすすめロードバイク⑨「走行性能◎」 OLTRE XR3 DISC 105 オルトレXR3
OLTRE XR3 DISC 105 オルトレXR3
参考価格: 426,800円
「OLTRE XR3 DISC 105 オルトレXR3」は、空気抵抗を抑えたエアロデザインに、衝撃や振動の吸収性能が高いカウンターヴェイル素材を採用したロードバイクです。エアロデザインと、カウンターヴェイル素材の採用によりサイクリング用としてまた、ピスト用としても使えるおすすめなロードバイクになっています。
おすすめロードバイク⑩「初心者◎」Bianchi (ビアンキ) VIA NIRONE 7 ALL ROAD
VIA NIRONE 7 ALL ROAD
参考価格: 132,000円
「VIA NIRONE 7 ALL ROAD」は、価格の安さと快適な乗り心地を実現した初心者におすすめなロードバイクです。10万円台の価格の安さと、お尻に優しいクッション性でセラロイヤル製のサドルを採用したロードバイクで、街中を走るシングルスピードのような乗り方と、シクロクロスなどピスト用の両方の乗り方が楽しめます。
おすすめロードバイク⑪「長距離◎」INFINITO XE DISC ULTEGRA
INFINITO XE DISC ULTEGRA
参考価格: 382,800円
「INFINITO XE DISC ULTEGRA」は、2021年モデルのロードバイクです。シングルスピードのようなフォルムと乗っても見ても楽しめるイタリアンデザインを追求していながら、過酷なシクロクロスレースや長距離レースなどピスト用としての実力と評判の高さのあるロードバイクです。
おすすめロードバイク⑫「スタイリッシュ◎」ARIA DISC Shimano 105
ARIA DISC Shimano 105
参考価格: 352,000円
「ARIA DISC Shimano 105」は、2021年モデルのロードバイクです。高速走行に必要な空気抵抗を抑えたデザインのロードバイクで、カーボンフレームが太く丈夫なためサイクリング用としてまた、過酷なシクロクロスレースのピスト用でも使えます。
ビアンキのロードバイクでサイクリングやレースを楽しもう
ビアンキのロードバイクは、価格が安く、初心者が購入しやすいエントリーモデルとは言えません。しかし、エントリーモデルでなくても購入するロードバイク初心者が多くいます。エントリーモデルでない高い価格でも買う人がいるのは、買った人の評判が高いからです。自分に合ったビアンキのロードバイクを手に入れてサイクリングやレースを楽しみましょう。