スペカズのバーテープってどんなの?
スパカズ(SUPACAZ)とは、アメリカのカリフォルニアを拠点とする自転車のアクセサリーブランドです。ロードバイクのメーカーとして有名なスペシャライズドの創業者の息子が2012年に設立し、高品質なバーテープやグリップを開発し、快適なサイクリングを実現させています。
スパカズのバーテープのインプレ
スパカズを実際にロードバイクのバーテープとして使ってみると、その抜群のグリップ力に驚きます。他のバーテープと比較して、厚さがあり、クッション性が高いため、グローブも必要ないほどです。長時間走行でも疲労が溜まりにくいです。また、耐久性も高く、バイクウォッシュを駆使すれば、汚れが簡単に落ち、簡単な手入れで綺麗な自転車に乗れます。
インプレでの驚き①模様が消えない
バーテープは、摩擦などで模様が消えてしまったり、色あせたりしてしまうことが多いですが、スパカズのバーテープは、4000〜5000km走行しても模様が消えませんでした。
インプレでの驚き②クッション性が長続きする
スパカズのバーテープは、最初から高いクッション性を誇りますが、長期間使用していても、クッション性が長続きし、手に吸い付くようなグリップ力も維持されます。
インプレでの驚き③雨天時でもベショベショにならない
大概のバーテープは、撥水加工がされていますが、長く使っていたり、長時間雨にさらされていると、水を吸収してしまうことが多いのですが、スパカズのバーテープは、撥水性に優れており、雨天時でもグリップ力やクッション性を保ってくれ
スパカズのバーテープをタイプ別に紹介
SUPACAZのバーテープはどれもクッション性に優れ、長期間のサイクリングでも手が疲れにくい設計になっています。デザイン性も高く、白や赤、青だけでなく、カラーバリエーションも豊富で、模様もかっこいいです。
スパカズのバーテープのタイプ①BLING TAPE
ブリングテープ 青
参考価格: 3,960円
ホイルのような光沢感が特徴のバーテープで、サラサラした手触りです。光の当たり方で、色の見え方が違うのが面白いです。ゴールド、シルバー、青、ガンメタルカーボン、ブラックカーボンのラインナップがあります。エンドキャップがバーテープの色に合わせた色になっているため、おしゃれに見えます。ネジで留められるので、他のバーテープは巻きにくいと感じている人にもおすすめです。
スパカズのバーテープのタイプ②SUPER STICKY KUSH
このバーテープは、より優れたコントロール性能を発揮するために3層構造になっています。手に触れる上部は、グリップ性能と耐久性に優れたスーパースティッキーポリウレタンでできており、中層には、振動吸収を担うコンフォートクッションフォーム、下層はナノシム接着テープで、バーに接着します。耐久性能が高く、強く引っ張っても切れにくく、汚れても掃除がしやすいです。
STARFADE
スターフェード 赤
参考価格: 3,985円
途中で色が変わる2色タイプのデザインになっており、遊び心あふれるおしゃれなバーテープです。個性を出したい人におすすめです。カラーバリエーションは豊富で、黒を基調としたカラフルな三角の模様が入っていますネオンブルー、ネオンイエロー、ネオンピンク、ネオンオレンジ、ネオングリーン、赤、白、ネオンパープルがあり、白を基調とした赤の模様の9種類のラインナップになっています。
CLASSIC
CLASSIC 青
参考価格: 3,326円

スパカズのバーテープは、派手なものが多いですが、「クラシック」は、その名の通り、クラシックなデザインになっており、スパカズのロゴが刻印されています。カラーバリエーションは黒、白、チェレステ、赤、コーヒー、ガンメタル、ジロピンク、イエロー、青の9種類です。
GALAXY
ブラック/ネオンイエロー
参考価格: 3,960円
黒を基調としたデザインで、星の模様に似たスパカズのロゴを入れてあるため、まさに「ギャラクシー(宇宙)」のようなデザインです。
MULTI COLOR
マルチカラー 赤&黒
参考価格: 6,530円

「STARFADE」と同様、こちらも途中で色が変わる2色タイプのバーテープです。「STARFADE」と異なる点は、マークが三角形の模様ではなく、SUPACAZのロゴである星が印字されている点です。カラーバリエーションは、赤&黒、白&黒、ネオンブルー&ネオンイエロー、ネオンピンク&ネオンブルー、ネオングリーン&ネオンブルーの6種類です。
COUNTRY COLLECTION
カントリーコレクション イタリア
参考価格: 3,888円

カントリー、つまり国をモチーフにしたデザインで、「フランス」と「イタリア」の2種類があり、それぞれの国旗のカラーと同じ配色になっています。
スパカズのバーテープのタイプ③TRUE NEON
スパカズらしい派手なカラーのバーテープです。ネオンピンク、ネオンブルー、ネオングリーン、ネオンオレンジ、ネオンパープル、ネオンイエロー、コーラル、ホットピンク、ネオンアイスブルーのカラーバリエーションが揃っています。
スパカズのバーテープのタイプ④VELVET TAPE
柔らかなベルベットレザーを採用したことで、肌触りがよく、しっとりと手に吸い付くような感覚で、高いグリップ力があります。掃除もしやすくなっています。シリコンゲルも使用し、クッション性も高いバーテープです。カラーバリエーションは、黒とガンメタルの2色です。
スパカズのバーテープのタイプ⑤SILICON GEL
スパカズのバーテープのタイプ⑥MIDNITE GLOW SUAVE TAPE
スワーヴ ゼブラ
参考価格: 20,817円

スワーヴのシリーズは、UCIワールドツアーに参加したベルギーに拠点を置くチームの要望で作られたバーテープです。シリコンゲルでできているので、肌触りがよく、高いグリップ力があります。厚さは3mmになっています。黒や、ゼブラの模様もあります
スパカズのバーテープのタイプ⑦PRIZMTIC
プリズマティック 青
参考価格: 3,990円

「ホログラム加工」がされており、プリズムのように光に反射して、圧倒的な存在感を示します。「BLING TAPE」もメタリックタイプでしたが、派手さでは「PRIZMATIC」が上回ります。シリコン製なので、ポリウレタン製と比較してグリップ性能は劣りますが、個性的なバーテープをお求めの方にはおすすめです。カラーバリエーションは、シルバー、ピンク、青、オーロラの4種類です。
バーテープのメリット
バーテープは、ロードバイクに乗るのであれば、巻くことをおすすめします。クラシックなクロモリデザインのロードバイクであれば、巻かないこともありますが、長時間ハンドルを握った時の手の疲労感を軽減し、グリップ力も向上するので、滑り止めの効果もあります。紹介したスパカズのように、おしゃれなバーテープもたくさんあるので、自転車のカスタマイズの一つとしてバーテープは人気です。
バーテープの巻き方
ロードバイクのカスタマイズには必要不可欠なバーテープの巻き方をレクチャーします。自転車の改造は、手間がかかったり、特殊な工具な必要な場合がありますが、バーテープの交換には特別な工具は必要なく、簡単なので、初心者にはおすすめのカスタム方法です。
バーテープの巻き方①ワイヤー類の確認
シフターやブレーキの長さが適切であることを確認します。
バーテープの巻き方②ビニールテープでアウターケーブルを固定
ハンドルにアウターテーブルを沿わせて、ビニールテープでブラケット側からステム側へ螺旋状にビニールテープを巻いて固定していきます。アウターケーブルが固定できれば、ビニールテープを一ヶ所だけで留めておくのでも大丈夫です
バーテープの巻き方③ブラケットの根元に目隠し用のテープを貼る
バーテープに目隠し用のテープが同梱されているので、ブラケットの根元に貼ります。ブラケットに重ならないように貼りますが、もし重なってしまう場合は、厚さが出てしまうので、重なった部分はカットしましょう。目隠し用のテープが同梱されていなかった場合は、バーテープの端を切って代用できます
バーテープの巻き方④バーテープをハンドルバーの先端から巻いていく
バーテープを1cmほど余らせて、ハンドルバーの先端から1/3ほど重ねながら巻いていきます。外側から内側向きに緩まないように巻いていきます。バーテープは伸びやすいので、あまりきつく引っ張って巻いてしまうと不恰好になるので緩まないように、引っ張り過ぎないように丁寧に少しずつ巻いていきましょう。
バーテープの巻き方⑤目隠し用テープの上から巻く
ブラケットの周囲が巻きにくいのですが、目隠し用のテープを巻き込むようにして上からバーテープを巻いていきます。このときに斜め上方向に引っ張りながら巻くのがコツです。ハンドルが曲がっている部分も巻きにくいので、ここはバーテープが1/2ほど重なるように、浮かないように注意して巻いていきます。
バーテープの巻き方⑤余分なバーテープのカット
ステムから5cmほどのところまで巻けたら、余分なバーテープをカットします。そして、バーテープの巻き終わりが、ハンドルに対して垂直になるようにバーテープを斜めにカットします。
バーテープの巻き方⑥巻き終わり部分の処置
巻き終わりの部分にビニールテープを2周巻き、固定します。ビニールテープの巻き終わりは、ハンドルバーの下部に来るようにします。ビニールテープの上からさらに化粧テープを巻き、見た目を整えます。化粧テープの巻き終わりもハンドルバーの下部に来るように巻くと、剥がれにくいですし、見た目も綺麗に仕上がります。
バーテープの巻き方⑦目隠し用テープの処置
バーテープからはみ出た目隠し用テープをカットし、上からブラケットカバーを被せます。
バーテープの巻き方⑧エンドキャップを差し込む
ハンドルバーの端からはみ出ているバーテープをハンドルバーの中に押し込みながらエンドキャップを差し込みます。エンドキャップには、ブランドのロゴが入っている場合が多いので、ロゴの向きに注意しましょう。
まとめ
スターの模様が特徴のSUPACAZのバーテープは、見た目が派手なので、個性を出しやすく、カスタマイズしがいがあります。耐久性もあり、グリップ力にも優れているので、見た目だけでなく、性能の面でもSUPACAZのバーテープは人気です。ロードバイクのカスタマイズを初めてみたい人は、SUPACAZのバーテープに交換するところから始めてみてはいかがでしょう。