楕円チェーンリングの使い方
ここでは楕円チェーンリングの使い方を解説します。用途や走り方のおすすめポイントや取り付け方について伝えていきます。
楕円チェーンリングの使い方①普段使いもできる
楕円チェーンリングはペダリングの効率がよくなりますので、レースやツーリングなど、ロードバイクやmtbを趣味として乗っている方が使っているケースが多いです。ただ、ペダリングの効率が上がると乳酸が抑えられ疲れが軽減されますので、距離を走れるようになります。そのため、普段使いでも長距離を乗るのであれば、通勤や通学にもおすすめです。
楕円チェーンリングの使い方②アウター・インナーの使い方
チェーンリングは楕円、真円に限らず、アウター用、インナー用が個別に販売されていますので、単体で交換できます。価格が決して安いわけではないので、単独の交換も少なくありません。特に多く見られるのはインナーのみが楕円でアウターが真円という組み合わせです。ケイデンスを上げやすいため、ヒルクライムでよく使うインナーを、効率よくペダリングできる楕円にしているライダーが多い印象です。
シングルスピード車におすすめ
シングルスピードにはギアがありませんので、急勾配の上り坂やヒルクライムでは厳しい面があります。しかし、効率のよいペダリングができる楕円チェーンリングは厳しさが軽減されるため、ギア無しでも真円リングよりは坂に強いのです。また、同じ理由でmtbなどのフロントシングルモデルでもおすすめです。
楕円チェーンリングの使い方③交換はショップで
初めての楕円チェーンリング使用であれば特に交換はショップに任せるのが賢明です。フロントディレイラーの調整がシビアですし、フレームによっては取り付けにコツがいる場合もあります。また、インナーのみにするのか、両方変えるのか、歯数を変更するかなど、未知な部分を相談できるのも大きなメリットです。
楕円チェーンリングのおすすめメーカー
ここでは楕円チェーンリングを販売するメーカーの中から、筆者のおすすめメーカーを3つ紹介します。なお、今回はロードバイクとmtbにそれぞれおすすめのメーカーを紹介します。
楕円チェーンリングおすすめメーカー【ロードバイク】①rotor(ローター)
rotorはスペインの自転車パーツメーカーで、楕円チェーンリングの先駆け的存在です。rotorは先駆け的メーカーだけあり、楕円率が異なるリングやアルミをカーボンでラミネートしたリングなど、そのラインナップの多さが特徴です。また、クランクアームへの取り付け位置が複数あるため、ロードバイクにはこの上ない、最大歯数の位置を細かく設定できるのもrotorだけの技術です。
rotorのおすすめチェーンリング【Q-RINGS】
楕円チェーンリングおすすめメーカー【ロードバイク】②RIDEA(リデア)
RIDEAは台湾のアルミパーツメーカーです。楕円チェーンリングでは変速性能の評価が高いため、ロードバイクで頻繁にフロントギアをチェンジするような乗り方におすすめです。
RIDEAのおすすめチェーンリング【Powering LF W2T 4arms 】
次はmtbにおすすめのメーカーを紹介します!
楕円チェーンリングおすすめメーカー【mtb】Absoluteblack(アブソリュートブラック)
AbsoluteBlackは、世界的な自転車メーカー「TREK(トレック)」の元社員が設立したメーカーです。高強度な「AL7075」というアルミを使用しているため、剛性が高くパワーをさらに効率よく伝導してくれます。楕円チェーンリングの中では比較的安い価格のものが多く、カラーバリエーションも豊富です。
AbsoluteBlackのおすすめチェーンリング【OVAL チェーンリング MTB XT M8000/MT700】
OVAL チェーンリング MTB
参考価格: 8,118円
楕円チェーンリングを装備してみよう!
今回は「楕円チェーンリングの効果とは?メリットや使い方について解説!」と題して、話してきました。話をまとめます。
- 楕円チェーンリングは、理想のペダリングをかなえてくれるもの
- プロも使用しており、徐々に普及してきている
- 楕円チェーンリングはメリットもあるが現時点ではデメリットも多い
- 取り付けはプロに任せるのが賢明
- メーカーはロードバイクでrotor、RIDEA、mtbではAbsoluteBlackがおすすめ
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まずはロードバイクにおすすめのメーカーから