メリダってどんなメーカー?
アメリカの自転車会社であるメリダは、「美しく、どこへでも走っていけて、そして楽しい」をテーマに妥協のない自転車のフレームを作っているメーカーです。「MORE.BIKE」をモットーに、メリダの自転車に乗った人が「もっと遠くに行ける」「もっと走りたくなる」と感じるような自転車のラインナップを揃えています。
メリダのクロスバイクの特徴
メリダのクロスバイクの特徴としては、人気メーカーなので、取扱っている店が多く、ラインナップも取り揃えられいるため、自分の体格にあったものやカラーを選びやすいという点です。また、ディスククブレーキを採用している車種が多く、雨の日でも安心です。さらに、値段は安いのに、スペックが高いのも特徴です。
特徴①TFS製法
軽くて丈夫なアルミをフレームに使っているのですが、アルミを機械圧縮によってチューブを3 次元造形するTFS製法によって立体的な加工が可能で、高スペックなジオメトリーを実現しています。紹介するメリダのクロスバイクは全てアルミフレームです。
特徴②ブレーキングシステムのこだわり
メリダは、ブレーキングシステムの安全性にこだわっており、モデル名の後ろにブレーキングシステムの名称をイニシャルで入れています。例えば、「-D」なら油圧式ディスクブレーキ、「-MD」ならメカニカルディスクブレーキ、「-R」ではVブレーキを採用しているということが一目でわかるようになっています。ブレーキングシステムとしては、油圧式の方が制動性は高いです。
メリダの人気クロスバイクは2種類
メリダのクロスバイクのラインナップは、ロードバイク並みのスペックを備え速さにこだわりたい人に人気の「グランスピード」、街乗りに最適な走行性能と安定性を備えた「クロスウェイ」の2種類があります。それぞれの自転車の特徴とスペックを詳しく紹介します。
メリダの人気クロスバイク「グランスピード」一覧
グランスピードは、「軽量、多目的、高速、そして快適」をテーマに作られているクロスバイクで、早くて快適な自転車を目指し、ロードバイク並のスペックを備えたフラットハンドルバイクです。長めのヘッドチューブを持つジオメトリーの設計で、ロードバイクと比べてアップライトで快適なポジションになっているので気楽に乗れます。グランスピードのラインナップとしては、300-D、200-D、100-D、80-MDの4種類があります。2021年からはカラーのラインナップが一新されました。
グランスピード一覧①300-D
300-D
参考価格: 117,900円
300-Dは、ブレーキに油圧ディスクブレーキを採用したプレミアムなフラットバータイプのロードバイクです。フレームは、ハイドロフォーミング製法によるアルミ製で、スタイリッシュです。ロードバイクと同じ作りのヘッドチューブとトップチューブを採用し、ロードバイクと同じスペックのシマノ・ティアグラのコンポーネント、そしてフルカーボンフォークにより、街乗りでも長距離のサイクリングにも使えるジオメトリーに設計されています。カラーバリエーションは黒のみです。
グランスピード一覧②200-D
200-D
参考価格: 99,900円
グランスピード300-Dと同じ、ハイドロフォーミング製法のアルミフレームとフルカーボンフォーク、そして油圧ディスクブレーキを採用したクロスバイクです。コンポーネントにはシマノのソラを採用し、32Cタイヤなので、軽い走りと快適性を両立します。10万円を切る値段で、このスペックでは安いと言えます。カラーバリエーションは赤のみです。
グランスピード一覧③100-D
100-D
参考価格: 94,490円
ロードバイク並みの高い性能をもつアルミフレームと油圧ディスクブレーキ、そして軽さを重視したフルカーボンフォークで、ハイスペックながらも手に入れやすい価格のコストパフォーマンスのいいクロスバイクです。コンポーネントはシマノ・アセラとターニーが組み合わされ、フロントのギアは3速で、坂道の多い街中でも使い勝手がいいです。カラーバリエーションは青のみです。
グランスピード一覧④80-MD
80-MD
参考価格: 87,890円
ジャーマンデザインでレーシングバイク仕様の太めのアルミフレームは、安定性がよく、存在感も抜群です。デザインにこだわりたい人に人気のモデルです、メカニカルディスクブレーキとフルカーボンフォークを採用し、安い価格に抑えられています。コンポーネントはシマノのアセラとターニーが組み合わされており、フェンダーやキックスタンドの装着もできるので、普段使いやちょっとしたツーリングには十分なスペックを備えています。カラーバリエーションはオレンジと黒があります。
メリダの人気クロスバイク「クロスウェイ」一覧
スポーティな走行と快適性のバランスが良いベーシックで安いクロスバイクです。メリダの特徴であるTFS製法によって作られたアルミフレームと32Cの太いタイヤによって安定感のある走りができます。カラーバリエーションが2021年からはハイグレードの「300-D」がラインナップに加わりました。他にも「200-MD」「100-R」「110-R」などのラインナップがあります。
クロスウェイ一覧①300-D
300-D
参考価格: 68,200円
2021年に新しくラインナップに加わったクロスウェイのトップグレードのスペックを誇るクロスバイクです。油圧ディスクブレーキを採用しているため、雨の日でもブレーキングが安心です。コンポーネントにはシマノのターニーとアルタスが組み合わされており、シルクサンドという白っぽいカラーとマットブラックの2色がラインナップされています。
クロスウェイ一覧②200-MD
200-MD
参考価格: 64,790円
200-MDは、メカニカルディスクブレーキを採用し、コンポーネントにはシマノのターニーとアルタスが組み合わせることで、値段設定を安く抑えています。しかし、メリダ独自のTFS製法によって作られたアルミフレームと転がり抵抗の少ない32Cタイヤによって軽快な走行性能が実現し、サイドスタンド装着時の一体感と安定性を高めるKマウントも搭載されています。カラーバリエーションは白、黒、青、緑の4色があります。緑のラインナップはこの自転車だけです。
クロスウェイ一覧③100-R
100-R
参考価格: 61,490円
長年高い評判と人気を集めてきたクロスウェイのベーシックモデルです。塗装品質にこだわり、赤、青、白、黒の4色のカラーリング展開があります。ブレーキングには軽量でメンテナンスに優れるVブレーキが採用され、値段も安いです。キックスタンドも標準装備されているので、普段使いにすぐ乗れます。コンポーネントにはシマノのターニーとアルタスが組み合わされています。
クロスウェイ一覧④110-R
110-R
参考価格: 61,490円
長年の人気を誇る100-Rをベースに小柄な人向けに専用ジオメトリーを採用した小さめのクロスバイクです。日本国内での使い勝手を追求した日本限定のモデルです。ハンドルやステムなどの各パーツから専用のサイズを用い、小柄な人でも乗り降りしやすいようにリーチを短かくし、トップチューブも低いジオメトリーになっています。青っぽい黒と白の2色のラインナップです。
メリダの人気クロスバイクのおすすめランキング
メリダのおすすめのクロスバイクのラインナップを紹介しましたが、最後におすすめランキング順にメリダのクロスバイクを4つをおすすめの理由と一緒に紹介します。
ランキング1位「グランスピード300-D」
ロードバイク並みのハイスペックを備えた「グランスピード300-D」は、ロードバイクのようなドロップハンドルに乗るのが苦手な人におすすめです。クロスバイクは、フラットハンドルで気軽に乗りやすく、普段使いからスポーティにも乗ることができ、使い勝手がとてもいいです。タイヤもロードバイクと比べて太いのでパンクしにくく、ロードバイクに近いスピードが欲しいけど乗りやすさや使い勝手にもこだわりたい人におすすめです。
ランキング2位「グランスピード200-D」
「グランスピード200-D」のおすすめポイントは10万円を切る安い値段なのに、スペックが良いという点です。コンポーネントはシマノのソラ、ブレーキングシステムには油圧式ディスクブレーキが採用されており、走行性能は十分でしょう。10.4kgという重量も合格ラインです。コストパフォーマンス重視の人におすすめです。
ランキング3位「クロスウェイ300-D」
クロスウェイの特徴は、街乗りには十分すぎるスペックを備えているのにもかかわらず、6万円台と値段が安いという点です。300-Dは、油圧式ディスクブレーキを採用しており、雨の日でも安定した制動力が発揮できるので、通勤や通学でも快適に乗れます。
ランキング4位「クロスウェイ110-R」
高い評判を得ているメリダのロングセラーモデル「クロスウェイ100-R」を元に小柄な人が多い日本人向けに日本国内限定で販売されている「110-R」。小柄な人で、自分の身長に合うハイスペックなクロスバイクがなかなか見つからなかった人にとてもおすすめです。
まとめ
安全性にこだわりながら、自転車の魅力を最大限引き出すことを目指すメリダというメーカーの「グランスピード」「クロスウェイ」はどちらも安い値段設定でハイスペックになっています。自分の目指したい自転車スタイルに合わせてぜひクロスバイクを選んでみていください。
https://www.merida.jp/lineup/cross_bike/crossway_300-d.html