ロードバイクの車載におすすめ軽自動車8選
ロードバイクの車載の可能な軽自動車をワゴンとバンのタイプ別におすすめを紹介していきます。どちらのほうが優れているということではなく、自分の使用目的や使い勝手によってワゴンかバンかの選択をするといいでしょう。
軽ワゴンのおすすめ①ダイハツウェイク
「ドデカクつかおうWAKE」
ダイハツのウェイクは「ドデカクつかおうWAKE」がキャッチコピーなだけあり、車内空間や荷室が非常に広いです。助手席と後部座席の片方を倒せば、タイヤを外すことなくロードバイク2台が搭載できるスペースを確保できるのは大きな魅力です。
ラゲージの工夫がいろいろ
また「レジャーエディション」というグレードなら、さらに車載ツーリングが便利になります。泥がついても簡単に拭き取れるイージーケアフロアはツーリングで汚れたバイクを積んでも気になりません。荷室床面フックや固定ベルト、ユーティリティフックなど、レジャー時に便利なラゲージアイテムが標準装備されているのも、ロードバイクの積み込みに役立ちます。
軽ワゴンのおすすめ②ホンダN-BOX
軽自動車人気No.1
日本で最も販売台数の多い軽自動車(2020年度)として非常に人気の高いホンダN-BOXには、タイヤを外さずにロードバイクが1台積み込み可能です。2台積む場合は、前輪を外してフロントフォークを車載器に固定すればOKです。後席下に燃料タンクがない独自設計のため床が低いので、自転車を積む際に高く持ち上げる必要がないので、女性でも楽に積み込みができます。
軽ワゴンおすすめ③スズキスペーシアギア
サイクリングにおすすめな仕様
「スペーシア」はスズキのトールタイプの軽ワゴンですが、スペーシアシリーズの中でも「スペーシアギア」のほうがサイクリングやツーリングにはおすすめです。低床かつ大開口で積み下ろしがしやすい荷室開口部、シート背面と荷室フロアは汚れに強い防汚使用など、サイクリングにもってこいの仕様になっています。
スペーシアもアリ
荷室スペースはタイヤを外さずにロードバイクが1台積めますが、2台となるとタイヤを外す必要があります。荷室スペース的にはスペーシアも変わらないので、室内の汚れなどにこだわらないなら価格の安いスペーシアでもいいでしょう。ただし、スペーシアギアにあるターボ車のラインナップがスペーシアにはありません。
軽ワゴンおすすめ④日産ルークス
ロードバイクの積み下ろしもラクラク
タイヤを外さなければ1台、タイヤを外せばロードバイクが2台搭載可能な広い収納空間を持っています。後席の室内高が140cmもあり天井空間が広いので、ロードバイクの積み下ろしもやりやすいでしょう。シートは撥水加工されていて汚れにくいので、汗まみれのサイクルウェアで座っても気遣いがいりません。
軽バンおすすめ①ホンダN-VAN
人気の軽バン
軽バンながら非常に人気の高いN-VANは、荷室の広さが最大の魅力です。燃料タンクを前席の下に配置することで荷室の床を下げ、ビールケースなら40個が積める大空間を実現しています。
ピラーなしが便利
助手席側はフロントドアとリアスライドドアの間にピラーがありません。したがって、フロントドアとスライドドアを開けると非常に大きな開口部になり、ロードバイクの積み下ろしが非常に楽にできるのも大きなメリットです。
軽バンおすすめ②スズキエブリィ
燃費がトップクラス
1BOXタイプの軽商用車No.1の荷室サイズを誇るエブリィには、タイヤを外さずにロードバイク2台がラクラク搭載可能です。大きな開口部と低い床面地上高なので、積み下ろしもスムーズです。燃費もマニュアル車なら19km/Lと軽バンではトップクラスです。
軽バンおすすめ③ダイハツハイゼットカーゴ
工夫次第で使い勝手アップ
ロードバイク2台がタイヤを外さずに積み込みできますし、助手席を倒せば6畳相当のカーペットを載せることもできるので、工夫次第でさまざまなシチュエーションに対応可能な大きなスペースが魅力です。荷室には多数のユースフルナットやホールが設置されており、オプションのユーティリティフックや荷室フックなどと組み合わせれば、ロードバイクの固定がより楽になります。
軽バンおすすめ④三菱ミニキャブバン
最大の荷室サイズ
前席に2名乗車しても荷室の床面積が1,955mmあるので、タイヤを外さずにロードバイクが2台十分に積め、さらに自転車以外の荷物も余裕で入ります。大きなテールゲート開口部とゆとりある後席ドア開口部は、ロードバイクの積み下ろしもスムーズでしょう。
車載できる軽自動車選びの際のポイント
ポイント①ターボは必須
ターボなしは非力
軽自動車で人と自転車を載せるのであれば、ターボ付きモデルにしましょう。軽自動車の最高出力規制は64馬力ですが、ターボのついていないモデルはもっと少ないため、山道や高速道路での走行は力不足が否めません。
ターボで余裕の走りを
高速走行ではトールワゴンやバンは空気抵抗が大きくなるので、よりパワーが必要となります。特に2人乗車でロードバイク2台搭載といった状況で走るのであれば、ターボがついていなければかなりなストレスになるでしょう。
ポイント②トールタイプでなくてもOK
普通の軽自動車でも自転車は積める
軽自動車には、トールタイプ以外にセダンタイプやSUVタイプ、スポーツタイプなどさまざま種類があります。トールタイプ以外でも室内スペースが極端に小さなスポーツタイプは別として、大半の軽自動車にロードバイクを積むことは可能です。
やはりトールタイプのほうがおすすめ
ただし、前輪を外したり荷室でのレイアウトに工夫を要したり、といった手間が掛かることが多いです。また、そういった工夫をしても助手席が使えなくなるというケースも少なくありません。ロードバイク1台を積んでひとりでツーリングというのならいいのですが、誰かと一緒に出掛けるならやはりトールタイプやワンボックスタイプがおすすめです。
ポイント③ワゴンとバンは似て非なるもの
ワゴンとバンの違い
同じモデルにワゴンとバンがラインアップされているケースもよくあります。たとえば、N-BOXとN-VANがそうです。この2つは外見やエンジンはあまり違いませんが、装備や乗り心地は大きく異なります。
使い方で選ぼう
家族で乗る機会や旅行にでかける、軽自動車にも快適性を求めるといった使い方をしたいのであればワゴンを、とにかく大きな荷室スペースがあればいい、できるだけ経費を抑えたいなどと割り切った考え方であればバンをおすすめします。
ロードバイクを積むならトールワゴン
昔は「軽自動車に自転車を積んで遠出」など考えられませんでしたが、今や下手な普通車より軽自動車のほうが室内や荷室スペースが広く、ロードバイクも余裕で積めるモデルがたくさんあります。その中でもおすすめはやはりトールワゴンです。ただし、1台なら簡単に載っても2台となると難しい、工夫が必要というケースもあるので選択の際には注意しましょう。
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https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/03_exterior.htm