どうすれば格安にロードバイクが手に入るか
ロードバイクを手に入れたいと考えたとき、まず最初に決めなけばならないのが「予算」です。予算を決めずに、自分の欲しいバイクが好きに買えるという人は、ほんのわずかの人たちでしょう。ほとんどの人は、一生懸命やりくりして購入代金を捻出しているはずです。そして、どうすれば安くお手頃な価格でロードバイクが手に入るだろうか?と思い悩んでいます。
本当に格安に手に入れられるの?
スポーツバイクは、決して安い買い物ではありません。一般的に、クロスバイクの予算は最低5万円から、ロードバイクは10万円から、といわれています。性能や装備などによって価格は大きく異なりますが、誰もができれば格安でできるだけ性能のよいバイクが欲しいと考えるのは、当然のことです。特に初心者の多くが、お手頃価格で手に入れたいといった思いを持っていることでしょう。
ロードバイクを格安に手に入れる方法
ロードバイクを格安でお手頃に手に入れる方法は、いくつかあります。その中で「型落ちモデルを狙うのがおすすめ」という言葉をよく耳にしますが、ほかにも「中古を購入する」「海外通販で購入する」「自分でフレームから組む」といった手段が挙げられます。これらの方法について、順番に紹介していきましょう。
格安入手方法①型落ちモデルを狙う
型落ち=旧モデル
ロードバイクは、毎年6~7月あたりにメーカーのモデルチェンジが始まって最新モデルが発表され、その後9~10月ごろから新モデルの発売が開始されます。この時点で、前年のロードバイクは「旧モデル」、つまり売れ残った「型落ち」となってしまいます。
セールを狙え!
売れ残った型落ちモデルのバイクは、ショップとしても売り切ってしまいたいためセールにかけられます。それを狙えば、モデルにもよりますが、3万円ほど安くロードバイクを手に入れることができます。また10月以降でも、さらに格安に購入できる時期があります。
時期によって値引き価格が違う
その時期とは、メーカーから来年度のモデルが発表される6~9月です。数か月後には新しいモデルが入荷されるので、ショップは今年度のモデルを売るために値引きをおこないますが、最も格安に購入できる可能性の高いのは、旧モデルの在庫を抱えず売り切ってしまいたい新モデルの入荷直前の8~9月で、うまくいけば3万円~5万円、あるいはそれ以上程度の値引きが見込めるかもしれません。
型落ちモデルのデメリット
ただし、型落ちモデルを狙うにはデメリットも存在します。それは、気に入ったメーカーや車種、モデル、色、さらに自分にあったフレームサイズがないリスクを伴うという点です。人気のあるメーカーや車種、モデル、色は新モデルが入荷すると、順次売れていきます。
リスクを認識する
型落ち=売れ残りですから、なかなか気に入ったものが残っているかどうかはわかりません。また、気に入ったモデルが残っていても、フレームサイズの問題もあります。型落ちモデルの中に気に入った車種やモデル、フレームサイズがあれば、新型車を買うよりリーズナブルに手に入れることができるのでおすすめですが、こういったリスクがある点も認識しておきましょう。
格安入手方法②中古車を購入する
最新モデルにこだわらないのであれば、中古車なら、高級ロードバイクでも格安に手に入れることができます。中古バイクを購入するには、いくつかの方法が挙げられます。
プロショップで購入する
スポーツバイクの販売やメンテナンスを行うプロショップなら、メンテナンスがきちんとされているのでおすすめです。また、問題があってもすぐに対応してもらえますし、盗難車のリスクも低いです。しかし、中古車を扱っているショップが少ないことや、扱い台数が多くないことなどで、希望するロードバイクを手に入れるのは簡単ではない点などがデメリットです。
中古専門ショップで購入する
中古自転車の買取販売を専門に行っている業者なら、所有している台数も多いので、自分の希望するバイクが見つかる可能性が大きくなります。ただしスポーツバイクとなると、メンテナンスなどの技術面に不安を感じる部分があります。また、近くに店舗がない場合、実物を見ることができない点もネックに挙げられます。
ネットオークションを利用する
ネットオークションサイトは出品者との直接取引なので、価格は安く購入できる割合が高いです。型落ちや中古で手に入れるより3万円~5万円以上も安かったり、状態や年式などの関係で3万円以下の激安価格でロードバイクが手に入るケースも珍しくありません。また、たくさんのロードバイクが出品されているので、希望するモデルがお手頃価格で見つかる可能性も大きいです。
ネットオークションのリスク
デメリットは、実際に目でバイクを見られないので状態の確認が難しく、事故車だとわからずに購入したり、購入してからフレームの亀裂や傷、部品の欠損などに気づくこともあります。基本的に、自分でメンテナンスをしなければならないと認識しましょう。さらに、ほとんどが型落ちモデルですし、盗難車の可能性もないとはいえないなど、初心者にこの方法はハードルが高いかもしれません。
知り合いなどから譲ってもらう
友だちや知り合い、自転車仲間などから譲ってもらうという方法もあります。交渉次第でかなり安く手に入れられる期待度も高いですし、盗難車といったリスクもありません。特に、自転車仲間ならしっかりメンテナンスもされているでしょうから、安心です。
やはりデメリットもあり
ネックとして、自分でメンテナンスをしなければならない点と、希望するモデルでない可能性があること、フレームサイズが合わないかもしれないことなどが挙げられます。そして一番の問題は、そういった機会がなかなかないという点ではないでしょうか。
続いて、格安入手方法③海外通販で購入を紹介!