アルテグラR8000のインプレ
アルテグラR8000を実際に使ったインプレとして、アルテグラ6800との違いをもっとも感じることができる特徴としては、ギアチェンジのスムーズ性です。特にフロントディレイラーのギアチェンジがとてもスムーズで、ストローク量が減って、さらに軽い力で操作できるます。また、ハンドルも握りやすさが向上し、ロングライドでも疲れにくい構造になっています。
アルテグラR8000に交換する費用
シマノの誇る最高級デュラエースの下のグレードとは言え、これほどの高性能なコンポーネントなので、さぞかし高価格なのかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、コンポーネントを一式アルテグラR8000で揃えたとしても、10万円以下でできます。工賃を含めても15万円程度で交換できます。
アルテグラR6800との比較
アルテグラR8000は、アルテグラR6800を進化させた新型のコンポーネントになっています。コンポーネント全体の重量を比較すると、44gアップしていますが、重量がアップしていることが気にならないほど、操作性などの安定性は向上しています。
ギアチェンジの操作性の向上
もっとも特徴的な違いは、ギアチェンジの操作性がかなり向上した、という点です。ケーブルアジャスターが追加され、変速時の操作量が少なくなり、女性や手の小さい人でも簡単にギアチェンジできるようになりました。
ハンドルの改良
ハンドル自体ではあまり違いはありませんが、ハンドルの滑り止めの模様が追加され、滑りにくくなりました。また、ブレーキングの握りやすさもアップしています。
シマノ105との比較
アルテグラR8000の1つ下のグレードであるシマノ105のコンポーネントと比較してみると、ハンドル周りは重量や握りやすさはあまり違いがありませんが、操作性能はアルテグラR8000に軍杯が上がります。ブレーキングは、どちらも十分な制動力がありますが、アルテグラR8000の方は、スタビライザー機能があります。スプロケットは、アルテグラR8000の方が耐久性が高いです。
まとめ
アルテグラ8000は、シマノの誇るオールマイティーな新型コンポーネントです。もともと使われているコンポーネントに不満がある人は、一度コンポーネントの交換も検討してみてはいかがでしょうか。自分だけの自転車にカスタマイズしてみるのも自転車の面白さの醍醐味です。
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