自転車旅のデメリットと対処法
デメリット①お尻が痛くなる
自転車で旅行していると、はじめはお尻が痛くなります。これは、慣れですね。乗り続けていると、気にならなくなってきます。パッドの入った自転車用のサイクルパンツをはくことでも、緩和されます。また、股間が痛くなることがあります。そういう方は、溝付き・穴付きのサドルを試してみると、軽減されるかもしれません。
デメリット②観光地に入りにくい
最近のウェアはファッショナブルですが、それが裏目となって、観光地で入りにくい場所があります。美術館や博物館といった上品な場所は、敷居が高く感じられるかもしれません。おしゃれなカフェやレストランも同様でしょう。寺社仏閣を参るようにすれば、大丈夫。お寺や神社はオープンな場所、一種のアウトドアです。食事は、食堂や行動食にしましょう。
デメリット③遠出しにくい
自転車で1日に走れる距離は、平均すると100km前後です。もちろん健脚の方は、日帰りで200km走る人も居ますが、旅というよりは長距離レースの趣になってきます。東京から箱根までで片道100km弱です。日帰りで関東平野を出ることは難しくなってきますが、きれいな風景はその先にあったりもします。
デメリットの対処法
輪行がおすすめ
そんなデメリットも、輪行を使えば、一気に解消します。輪行袋という袋に自転車を入れて、電車やバスに乗ることです。前後のタイヤを外し、フレームの両サイドに紐でくくりつけるだけです。傷がつきそうなところがあれば、段ボールやぼろ布を挟んでおけば大丈夫。飛行機に任せる際は、後ろの変速機は外したり、エンド金具を付けたりすると安心です。
初心者でも安心!おすすめ自転車
初心者へのおすすめの自転車は、クロスバイクかマウンテンバイクです。クロスバイクもマウンテンバイクも、ハンドルがフラットで、安定性が高いのが特徴です。マウンテンバイクは、タイヤが太く、段差をものともしない安定感があります。クロスバイクの方がマウンテンバイクよりも軽量で、坂を登りやすく、旅向きといえるでしょう。価格は6~7万円程度からあり、ツーリングに使用可能なクロスバイクが出ています。
出典: Unsplash