たった数時間で補助輪を外すコツ!子どもの自転車練習方法を紹介!

たった数時間で補助輪を外すコツ!子どもの自転車練習方法を紹介!

子どもの自転車の補助輪をたった数時間で外すコツは「バランス」です。この記事では、補助輪の外し方を4ステップに分け、それぞれに細かく目標を設定して紹介していきます。家族でサイクリングを楽しむために、子どものペースにあわせながら補助輪なし自転車を練習しましょう。

記事の目次

  1. 1.自転車の補助輪を外すための練習ポイント
  2. 2.補助輪を外す練習方法①車体感覚をつかむ
  3. 3.補助輪を外す練習方法②バランスを取る
  4. 4.補助輪を外す練習方法③ペダルをこぐ
  5. 5.補助輪を外す練習方法④操縦する
  6. 6.まとめ

補助輪を外す練習方法①車体感覚をつかむ

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自転車練習の最初のステップは「車体感覚をつかむこと」です。補助輪なしの状態は、補助輪つきの状態と比べると、不安定なのでまずは乗り物自体に慣れるところから始めます。キックバイクに乗っていた子どもにとっても、車体が一気に大きく重くなるので慣れる時間を与えましょう。最初のステップクリアのための目標は3つあります。

目標①転ばずに座席に座れる

まずは、ハンドルを持った状態で座席にまたがらせてみます。大人が支えなくても子どもが転ばなければクリアです。軽く声をかけて褒めてあげましょう。意外なようですが、初めての子どもは自転車の重さが分からず座っただけで転ぶ場合もあります。また、この段階ではペダルはまだ漕ぎません。

目標②自転車を押して歩ける

大人が支えてあげなくても、自分で自転車が押して歩けるとクリアです。まわりの状況にもよりますが、自転車が倒れた場合は、なるべく手伝わず自分で車体起こしの練習もさせるとよいでしょう。

ハンドブレーキの使い方も教えましょう

ハンドブレーキのないキックバイクから、いきなり補助輪なしの練習を始める場合は、忘れてはならないのはブレーキです。バランス練習を始めると必死になってしまうので、スピードが全くでていない状態でハンドブレーキの使い方を教えてあげましょう。

目標③駐輪できる

補助輪を外したばかりの子どもが意外とてこずるのが、駐輪です。大人が何度かやってみせ、最初は支えてあげながら練習しましょう。片足スタンドの場合は、座席に座った状態から、スタンドのある方向に降りるように教えてあげるとスムーズです。

補助輪を外す練習方法②バランスを取る

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車体の大きさや重さがだいたいつかめたら、次はバランスを取る練習を行います。この段階ではまだ自転車ペダルは漕ぎません。ペダルレンチがある場合は、ペダルを外してしまってもよいでしょう。このステップをクリアするための目標は3つあります。

目標①ヨチヨチ歩ける

まずは座席に座って、自転車全体のバランスをとりながらヨチヨチ歩きの練習をしましょう。足がペダルにぶつかるとやりづらいので、可能であればペダルを外せるとスムーズです。ゆっくりでも怖がらず進めたらクリアとして、次の目標に進みましょう。

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目標②足元を見ずに乗れる

ここからは少しずつ子どもの不安感を取るレッスンを始めます。慎重な子どもほど、転ばないように足元に顔を向けがちなので、それでは危ないので顔を上げさせましょう。進行方向をみながら進めたらクリアです。

子どもの前に大人が立って誘導する

大人は子どもの自転車の前に立ち、子どもと目をあわせ「ここまでおいで!」と声をかけます。怖がるようであれば、大人はハンドルのすぐ横に立って目標物を決め、励ましながら誘導するなど子どもの近くに立つように心がけましょう。

前を向いたまま20mくらい進めたら褒める

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だいたい20mくらいの距離を前を向いて進めるようになるのが目標です。自転車の前方に大人が立つか、マーカーを置くなどゴール地点を決めて繰り返し練習しましょう。少しでも達成できたら褒めるようにすると、子どものやる気がキープできます。

目標③地面をキックできる

ヨチヨチ歩きができるようになれば、もう少しバランスを取れるように練習します。キックバイクのように地面をトーントーンと蹴りながら進めるように促しましょう。バランスがうまくとれるようになると、足が地面から離れている時間が長くなります。

バランスを取りながらブレーキの練習も

ペダルを漕げるようになるとスピードが出るので大人のフォローが届き辛くなります。バランスが上手に取れるようになった段階で、ハンドブレーキをかける練習をもう一度行いましょう。

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補助輪を外す練習方法③ペダルをこぐ

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