ロッキーマウンテンってどんなバイクメーカー?MTBの特徴や魅力は?

ロッキーマウンテンってどんなバイクメーカー?MTBの特徴や魅力は?

カナダの自転車メーカーであるロッキーマウンテンのMTBは、遊び心満載の設計です。豊富なモデルのラインナップを取り揃え、見た目とスペックにこだわっており、オフロードを楽々乗り越えていきます。そんなロッキーマウンテンのMTBの特徴や魅力を紹介していきましょう。

記事の目次

  1. 1.ロッキーマウンテンとはどんなバイクメーカー?
  2. 2.ロッキーマウンテンのMTBの特徴と魅力
  3. 3.ロッキーマウンテンのMTBモデル
  4. 4.ロッキーマウンテンのグラベルロードバイク
  5. 5.まとめ

ロッキーマウンテンとはどんなバイクメーカー?

ロッキーマウンテンは、バンクーバーで1981年に創業された自転車メーカーです。カナダの広大な自然の中を荒々しく乗りこなしていくオフロード向けの自転車を開発しています。技術と品質を第一に考えた職人気質のメーカーと言えます。

ロッキーマウンテンのMTBの特徴と魅力

ロッキーマウンテンのMTBは、遊び心を大切にしており、オフロードを走るのがとても楽しくなるようデザインされています。そんなロッキーマウンテンの魅力的なMTBの特徴を紹介します。

特徴①ヘッドアングルが低角度

ロッキーマウンテンのMTBのハンドル部分は、サドルに近く、リアセンターも短めの設計になっています。オフロードを安全に走るために、コントロールしやすくなっています。オフロードの真髄である下り斜面を楽しく走るための設計です。

特徴②ワイドハンドルにショートステム

コントロール性能を重視したワイドハンドル設計になっており、ショートステムにすることでよりタイヤに近い位置でコントロールできます。また、ケーブルもシンプルで、草木に絡まるリスクを軽減しています。

特徴③チェーントラブルを軽減

Photo byJarkkoManty

クランクをシマノとロッキーマウンテンを組み合わせ、チェーントラブルの発生をできるだけ軽減できるよう工夫しています。

特徴④カスタムしやすい

自転車の楽しみの中にカスタムがあります。タイヤやペダルを変えて自分好みの走りに近づけます。ロッキーマウンテンのMTBもブースト規格のフロントエンドで、チューブレスレディのタイヤにもカスタム可能です。

特徴⑤RIDE-9

https://www.bikes.com/en/design/ride-9-adjustment-system

RIDE-9のシステムは、ロッキーマウンテンのMTBの大きな魅力の一つです。リアショックの取付部に、2つのインターロックチップがあり、この組み合わせを変えると、バイクのサスペンションレートとジオメトリーをカスタムできます。自分の乗り方や好み、地形、パフォーマンスに合わせたセッティングを選べるので、1台のバイクで状況に応じた乗り味を楽しめます。

RIDE-9の調整方法

RIDE-9は、二本の六角レンチを使って、インターロックチップを固定するボルトの位置を変えることで調整できます。調整位置は、スラック(左下の位置)、ニュートラル(真ん中の位置)、スティーブ(右上の位置)があり、それぞれに効果が得られます。

RIDE-9の調整位置による違い

  • スラック(左下の位置):ハンドルの角度が低くなる方向にボルトを調整すると、高速走行下での安定性が向上します。
  • ニュートラル(真ん中の位置):基本的なポジションで、コントロール性能重視です。
  • スティーブ(右上の位置):ハンドルの角度がタイヤに対して垂直に近くなる方向で、素早いコントロールが可能になり、ヒルクライム時におすすめです。

ロッキーマウンテンのMTBモデル

ロッキーマウンテンは、さまざまなモデルのMTBを開発しており、そのどれもが個性的でMTBの楽しさを引き出してくれます。それぞれのMTBに、CarbonとAlloyの2つのパターンがあり、Carbonは高クオリティのパーツを集め、Alloyはコストパフォーマンスに優れたモデルになっています。ロッキーマウンテンのMTBのラインナップを紹介します。

MTBモデル①SOUL 20

SOUL20は、2020年に発表された最新のモデルです。SOULシリーズは、MTBの中でもベーシックなデザインで、これからMTBを始めるという人におすすめのMTBです。SOUL10もあり、20に比べてパーツのクオリティを下げたモデルではありますが、見た目はかっこよく、より安くロッキーマウンテンのMTBに乗りたい人にはおすすめです。

MTBモデル②SLAYER

フレームにバネが付いており、荒々しい道でも衝撃を和らげてくれる設計になっているので、より荒れた道へのチャレンジ精神をかき立てます。シャープなフレームの中に、バネが含まれているデザインは、斬新でとてもユニークです。

MTBモデル③INSTINCT

コントロール性能が高く、高速走行性能と安定性に優れたモデルで、幅広い乗り方ができます。RIDE-9にも対応しているため、自分の乗り方に合わせてカスタム可能です。

MTBモデル④ALTITUDE

ALTITUDEは、ペダリングが軽く、クライミング性能も高いですが、コントロール性能に優れているため、下りでも快適な乗り心地の自転車です。

MTBモデル⑤GROWLER40

グローラー40は、グローラーシリーズの中間グレードのMTBです。29+の太いタイヤを採用しているため、どんなでこぼこ道でも滑らかな走行感を実現する次世代のハードテールバイクです。MTBならではのハードな下りや技術を必要とするクライミングを楽しくこなせます。

MTBモデル⑥BLIZZARD

https://www.bikes.com/en/bikes/blizzard/2021?tid=209

ブリザードは、ファットバイクの分類に入る自転車です。雪が積もった森の中でも、感じたままのルートで走れ、新感覚の走行を可能にします。これまで躊躇していたトレイルルートでも、何の問題もなく挑戦していけます。

MTBモデル⑦ELEMENT

エレメントは、カーボンの1パターンのみのラインナップです。軽量で丈夫なカーボンフレームを軸に信頼性の高いパーツで身を固め、ロングライド向けのMTBです。

MTBモデル⑧FUSION

https://www.bikes.com/en/bikes/fusion/2021?tid=403

オフロードを走破するのに、素晴らしいスペックのパーツを組み合わせたMTBです。コントロール性能も高く、小石が散らばっている道やオフロードでも舗装路でも快適な走行を実現しますが、下り走行で真価を発揮します。

ロッキーマウンテンのグラベルロードバイク

https://aandf.co.jp/brands/rocky_mountain_bicycles/catalog/2020/solo/

ロッキーマウンテンは、MTBだけでなく、グラベルロードバイクも開発しています。その名も「SOLO」です。舗装された道では軽快に走り、未舗装路でもグイグイと入っていけます。タイヤは太めのチューブレスレディを採用し、ブレーキはDISCタイプです。フォークはカーボン製で高剛性で振動吸収性も高く、オールラウンダーの自転車になっています。

まとめ

ロッキーマウンテンのMTBの最大の特徴は、RIDE-9によって乗り方を調整できることです。MTBで遊ぶなら、遊び心満載のロッキーマウンテンはとてもおすすめです。見た目もスタイリッシュで、スペッククオリティも高いMTBがそろっていますよ。

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アクティブ少女の非日常
ライター

アクティブ少女の非日常

関西出身のチャリ旅ガール。主に一人で自分のペースで旅するのが好き。全都道府県制覇、その内、自転車では、日本半周行きました。

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