ライトスピードってどんな自転車メーカー?
LITESPEED(ライトスピード)は、1896年にアメリカで創業されたアメリカの自転車メーカーです。高品質なカーボンフレームも制作していますが、なんと言ってもチタンの加工は世界トップクラスの技術を保有するメーカーで、チタンバイクの先駆者とも言われています。エアロダイナミクスを意識した大胆なデザインで、ライトスピードのロードバイクは、ツールドフランスでも好成績を残しています。
ライトスピードの特徴
ライトスピードの自転車の特徴といえば、チタンです。チタンは、アルミよりも重たい素材ですが、とても丈夫な素材です。その上ライトスピードは、自転車を購入した最初のオーナーに関しては、事故・過失以外でフレームが破損した場合の保証をしています。
チタン素材の自転車のメリット
自転車には、アルミやカーボン、クロモリなどさまざまな素材があり、自転車を選ぶ上で重要な要素になっています。ここではチタン素材の自転車のメリットを紹介していきましょう。
チタン素材の自転車のメリット①アルミよりもパーツが軽量
チタンとアルミでは、素材としてはチタンの方が重たいのですが、チタンは丈夫なので、薄く作ることができ、フレームやパーツとしては軽く製造できます。また、チタンはクロモリよりも軽い素材です。
チタン素材の自転車のメリット②しなりがある
チタンは、柔軟性があり、フレームにしなりが生まれます。これにより、カーボンやアルミ製のフレームよりもよい乗り心地を実現しています。平坦よりもクライミングでしなりのメリットが発揮されます。
チタン素材の自転車のメリット③内部が錆びにくい
チタン素材は、外側はかなり錆びやすいのですが、表面を錆びさせることによって内側までは錆びにくい構造になっています。もし外側が錆びてしまっても内側は錆びておらず問題なく使えます。外側を錆びさせたくない場合は、こまめな整備が必要です。
ライトスピードのおすすめ自転車
ライトスピードは、チタンフレームのロードバイクが有名ですが、グラベルロードバイクやマウンテンバイクも開発しています。ロードバイクはツールドフランスでも活躍する高性能を誇っています。チタンフレームは、その柔軟性で、でこぼこ道でも快適な乗り心地を実現するため、グラベルロードバイクもマウンテンバイクも満足できる走りになるでしょう。ここからはライトスピードのおすすめの自転車を紹介していきます。
ライトスピードのおすすめ自転車①Archon(アルコン)
Archonは、チタンバイクの最高峰とも呼ばれているロードバイクです。ライトスピードの誇るチタン技術が余すところなく注ぎ込まれています。軽量でありながら、強い耐久性を保ちつつ、高い柔軟性までも実現し、平坦だけでなく、クライミングでもそのチタンのメリットを存分に発揮します。見た目も高級感あるデザインになっています。
ライトスピードのおすすめ自転車②CHEROHALA SE(チェロハラ エスイー)
CHEROHALA SEは、グラベルロードバイクのCHEROHALAをモデルチェンジした自転車です。チタンは、軽量な上に丈夫なので、オフロード向きの素材と言えます。CHEROHALAは、シフトケーブルが外に取り付けてあり、不具合が生じたときにすぐに対応できる構造になっており、オフロードでも積極的に攻められます。
ライトスピードのおすすめ自転車③Nolichucky
Nolichuckyは、フロントはチタン、リアはカーボンになっており、軽量な上、俊敏性、耐久性に優れ、コントロール性能も抜群なマウンテンバイクです。チタンの性能を生かした柔軟性で、オフロードでのクライミングの乗り心地も快適です。フレームのデザインも革新的です。
ライトスピードのおすすめ自転車④PINHOTI(ピノティ)
PINHOTIは、ねじれ剛性と垂直剛性に優れたマウンテンバイクです。ハードテールフレームのデザインで、マウンテンバイク特有の太いタイヤでもスピード感を楽しめるよう設計されています。また、ライトスピードの得意分野であるチタンフレームにより、でこぼこした道でも柔軟性があり快適な走りを実現します。
ライトスピードのおすすめ自転車⑤T5
T5は、ロングライドを目的にしたロードバイクです。チタンは、軽量なためツールドフランスでも通用するほどレースにも使える素材ですが、柔軟性が高いため、ロングライド向けの素材でもあります。チタン特有の柔軟性を活かせる設計で、ゆったりとしたロングライドを楽しめます。
まとめ
チタンは、加工が困難な素材で、高度な技術を要し、販売価格も高いですが、自転車の素材としてのメリットは大きいです。チタンの自転車メーカーとしてライトスピードは世界トップと言っても過言ではありません。剛性、軽量さ、柔軟性において優れた性能を持つ自転車を製造しているライトスピードを今後注目してみてはいかがでしょうか。