GUSTO(グスト)ってどんなメーカー?
GUSTO(グスト)とは、台湾の「Attaque」が作るロードバイクメーカーです。GUSTOは、「Game=ジョイフルライフ」、「Urban=都市/レジャー」、「Style=独特の特徴」、「Technology=精密な技術」、「Original=オリジナルデザイン」の頭文字をとっています。グストのロードバイクは、プロでも使う車種ですが、同じフレームを格安で購入できます。
GUSTO(グスト)のロードバイクの特徴
もともとは、携帯やパソコンなどの精密な機械のカーボンパーツを製作していたため、GUSTO(グスト)のロードバイクは、すべてがカーボン製で、エアロ性能に優れ、精密に作られていることが特徴です。自社で工場を持っているため、高スペックな自転車を値段を抑えて制作しており、比較的手に入りやすいメーカーになっています。
特徴①ATTAQUEのカーボンホイール
グストのロードバイクのタイヤに採用されているのは、ATTAQUEのカーボン製のホイールで、UCIの認定ホイールとなっています。このホイールの表面は、加速時に乱流の発生を抑制してくれるエアロ性能を備え、空気抵抗を低減させる設計となっています。
特徴②インネグラ
世界最軽量の素材の一つと言われているインネグラと頑丈なカーボンとを複合する技術によって、ロードバイクに欠かせない軽量性を実現するとともに剛性と安定性を実現します。衝撃吸収にも優れています。
特徴③アーカスダンピングデザイン
弓のように湾曲したフレームのデザインは、グストらしいユニークなジオメトリーです。さらに、高い弾力性能を誇るインネグラの素材によって、路面抵抗からの衝撃を吸収してくれます。これによって、長距離走行の疲労を軽減できます。
特徴④非対称バランス設計
パワー伝達時に右側に負担がかかりやすいため、左右の強度を変え、右側の剛性を高めることで、頑丈さと軽量の両立に成功しています。
特徴⑤剛性の高いBB規格
フレームのBB周辺は、ダウンチューブからチェーンステーまでが一連で繋がる設計になっており、大きなサイズのBBを採用することで、ダウンチューブとの設置面積を広くなり、高い剛性を誇ります。
特徴⑥カスタマイズに向いている
グストの自転車は、フレームは統一で、コンポーネントなどのグレードを変えることで価格が違います。なので、安いフレームを購入し、自分で、お気に入りのコンポーネントを組み入れるのに向いているといえます。
GUSTO(グスト)のおすすめのロードバイク5選
GUSTO(グスト)は、自転車メーカーとしては珍しく、ロードバイクだけを制作しているメーカーです。グストのロードバイクは、ディスクブレーキのラインナップもあります。フレームは統一ですが、年を経るごとに剛性がアップし、コンポーネントなどのパーツのグレードによって値段が変わります。
グストのおすすめロードバイク①RCR TEAM LEGEND
グストの誇るロードバイク、その名も「LEGEND」。伝説の名を冠するこのロードバイクは、フレームには東レT1000高剛性カーボン繊維を使い、世界最軽量素材の一つであるインネグラを採用することで、世界最高峰の剛性と軽量性を実現しています。コンポーネントには、全体的にシマノのUltegra R8000を中心に組まれており、信頼性があります。タイヤは、11-28T仕様です。
グストのおすすめロードバイク②RCR TEAM LIMITED DISC
最新のAttaqueのカーボンホイールで、チューブラーかクリンチャー仕様で選択できます。シマノのULTEGRA R8000シリーズのコンポーネントを採用したディスクブレーキのレーシング用のロードバイクです。正確なブレーキングシステムを搭載しているため、高い安全性能を誇ります。
グストのおすすめロードバイク③RCR DURO Sport EVO
EVOモデルは、日本限定のモデルで、本格的なレースからサイクリングまであらゆる乗り方に対応できることをコンセプトにデザインされています。黒色と金色のラインナップが多いグストですが、この種類では、ロイヤルブルーが追加されています。
グストのおすすめロードバイク④RCR DURO SPORT
DUROは、他のシリーズよりも振動吸収性に優れたモデルで、RCR DURO SPORTは、値段が安く、グストの入門ロードバイクです。とはいえ、シマノの105 R7000コンポーネントを採用し、東レT1000のカーボンをフレームに使用した高スペックの自転車です。タイヤは、11-28T仕様です。黒 /赤い溶岩と黒/ チタンの2種類のカラーバリエーションがあります。
グストのおすすめロードバイク⑤RCR TEAM SPORT EVO
レーシングモデルであるDUROに、アップグレードホイールで大人気のカンパニョーロのZONDAが標準装備されたモデルで、コンポーネントには、シマノの105 R7000シリーズを採用しています。
GUSTO(グスト)の2021年最新ラインナップ
グストは、「RCRシリーズ」の2021年の最新ロードバイクのモデルとなる「Ranger」を発表しました。発表されたのは、ディスクモデルである「RCR Ranger Limited」「RCR Ranger Sport」と、日本限定モデル「RCR Team DURO EVO」の3種類です。それぞれが、ベースとなる旧モデルから安定性、剛性をさらにアップさせ、コントロール性も改善されています。フレームとしては、リア三角が小さ目に変更されており、剛性と反応速度が高まったジオメトリーになっています。
グストの最新ラインナップ①RANGER DISC SPORT
東レT1000とインネグラの素材で、高い剛性を誇るフレームで、コンポーネントには、シマノの105 R7000を全体的に使用し、タイヤは、11-28T仕様になっています。黒と溶岩赤の2色のラインナップになっています。
グストの最新ラインナップ②RANGER DISC TEAM LIMITED (TL)
東レT1000とインネグラの高い剛性を誇るフレームは同じですが、RANGER DISC SPORTよりもグレードの高いシマノのUltegra R8000を装備し、より高いスペックになっています。タイヤは、11-28T仕様です。
まとめ
独特なジオメトリーで、ユニークなフレームのロードバイクを制作しているグスト。自転車レースにも参加しており、好成績を納めています。自社工場で自転車を制作しており、同じフレームで、コンポーネントなどのパーツを変えることでラインナップを増やしているため、比較的安い値段で高スペックな自転車を手にいれることができます。