ディスクロード用ホイールおすすめ9選！交換時の外し方も詳しく解説

リムブレーキの大ベストセラー、「ボーラワン」シリーズのディスクロード用ホイールです。軽量ながらディスクブレーキの強力な制動力に負けない剛性と耐久性に優れており、ディスクロードが苦手とされるヒルクライムにも対応します。なお、ディスクロードホイールはリムブレーキのようにスポークのラジアル組ができませんので、前後共にカンパニョーロ特有のG3組になっています。

DT SWISSは高性能なスポークメーカーでしたが、ハブやリムも単品で製品化できるほどの高い技術力があり、近年は完組みホイールのメーカーとしても広く知れ渡るようになりました。こちらはディスクブレーキモデルながら重量が1400g前半と軽量で、DT SWISSが誇る高い回転力のハブに、リムも適度な剛性があるため、ヒルクライムにもおすすめです。

アメリカのイーストンはハブに強いこだわりがあるメーカーです。このディスクロードモデルではディスクブレーキ用に新開発された「VALTハブ」が採用されています。従来のハブに比べ50g軽量化した上で横剛性の強化も図られており、伝達率が高く、瞬間的な加速に優れたホイールに仕上がっていますので、ヒルクライムにも十分対応します。

コスミックシリーズは、空力性能に特化しつつ軽量を保つエアロホイールです。こちらはリムハイト45mmのディープリムですが、上位グレードのSLRよりも幅広い用途に使える仕様ですので、多くのライダーにおすすめできるタイプです。

Primeは自転車専用通販会社のWiggleとChain Reaction Cyclesが共同開発している、プライベートブランドです。特にホイールはフルカーボンリムでセット6万円台というこの製品を始め、常識を覆す低価格で販売されています。販売開始から約5年経ってもラインナップは減っていませんので、性能も申し分ないということです。このモデルは若干重量がありますが、乗り心地の評価が高いので、ロードバイクにおいて初めてホイールを交換する人におすすめです。

リムブレーキ用の大ベストセラー「ゾンダ」にも、ディスクブレーキモデルがあります。フロントのスポーク本数が多く重量はかさみますが、剛性が高くなり反応がよくなっていますので、十分にロードバイクの走行性能を引き出してくれます。

シマノの強みの1つである、アルミリムにカーボンをラミネートしたハイブリッドホイールです。リムの重量がライバルメーカーの同グレードよりも軽量なため、ヒルクライムにおすすめです。

この価格帯としてはかなりの軽量で、適応タイヤも2種類、固定方式もスルーアクスル、クイックリリース両方に対応しており、ロードバイク最初のホイール交換としては、非常にコスパが高いモデルです。

レーシングゼロはリムブレーキ版において、硬質なリムにアルミスポークを組み合わせた「アルミリム最速」といわれるホイールですが、そのディスクロード版です。重量軽量化が難しいディスクブレーキモデルで、アルミリム最速の称号を守るだけの試行錯誤が繰り返されており、フルクラムはそれが実現できたと胸を張ります。また、重量増が最小限に抑えられているため、ヒルクライムにも対応します。