コーダーブルームとは
日本のスポーツバイクブランド
コーダーブルーム(KhodaaBloom)は、ママチャリやシティサイクルなどの実用車を製造・販売してきた日本のメーカー ホダカ株式会社が2007年に立ち上げた、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクブランドです。
ブランド名の意味
コーダーブルームというちょっと変わったブランド名は、社名のホダカ「Hodaka」を言葉遊び(アナグラム)によって並べ替え、さらに自転車のある華やいだ生活を提供しようという想いから「Bloom」(華やか)を付け加えて作られた造語です。
コーダーブルームのコンセプト
海外メーカー製品のネック
国内で流通しているスポーツバイクのほとんどは、海外メーカーで作られたものです。つまり、それらのバイクは外国人の体型や使用シーンにあわせて設計されたものであり、日本人の体型や使用シーンに必ずしも適しているとはいえないのです。
体型とバイクのバランス
特に欧米と日本人とでは、身長をはじめ手足の長さや身体に対する割合が異なります。身長や手足の長さのバランスに合わないロードバイクやクロスバイクに乗ると非常に疲れたり体が痛くなったりします。またひと言で「ロングライド」といっても、海外と日本とではその距離感は大きく違います。
コンセプトは明快
そういった状況を変えるため、コーダーブルームでは日本人が企画開発した「日本人のためのスポーツバイク」を展開しています。社員全員がスポーツとしてサイクリングに取り組んで、そこで得られた情報を製品開発に活かすことで日本人に最適なスポーツバイクの提供をしています。
コーダーブルームの取り組み姿勢
日本人のためのスポーツバイクを実現させるためにはさまざまな取り組みが必要です。コーダーブルームでは、コンセプトを実現するためにテクノロジーを含めたどんな取り組みを行っているのか、紹介しましょう。
①日本人の体格に合わせた設計
日本人の体格を考えるとともに、身長の低い人でも快適に乗れる設計を行っています。また、フレームサイズは幅広い身長や体格に対応できる展開となっています。
②日本での使用に最適なスペック
欧米と日本では交通事情が違います。たとえば、ノンストップで走り続けられる環境が整っている欧米に比べ、信号などストップ&ゴーの多い日本ではスペックの選定も異なるので、ユーザーが求めるスペックにふさわしい設計が求められます。
③軽量化と耐久性の両立
ロードバイクやクロスバイクといったスポーツバイクには軽量化が求められます。しかし、軽量化だけを求めると耐久性に問題が生じがちです。最新の素材とパーツの組み合わせなどにより、この2つの点のバランスを実現しています。
④手に入れやすい価格の設定
特にロードバイクには「高い」というイメージがあり、それがスポーツバイクを始める際のネックとなりがちです。高くてもいいもの、コスパに優れた良製品なら、もっと多くの人がロードバイクに興味を持てるでしょう。コーダーブルームは、品質と価格からコスパに優れた商品を提供しています。
コーダーブルームのおすすめロードバイク4選
コーダーブルームのロードバイクには、レーシングモデルの「ストラウス(STRAUSS)」とエンデュランスモデルの「ファーナ(FARNA)」があり、乗り方に応じての選択が可能です。
おすすめロードバイク①STRAUSS PRO DISC ULTEGRA
フラッグシップモデルのレースマシーン
コーダーブルームのフラッグシップモデルです。国内最高峰のレースで戦う日本人プロライダーのフィードバックを反映し、ジオメトリーを最適化した「誰よりも早く走る」ことを追求したレースマシンです。
フラッグシップにふさわしい仕上がり
航空機にも使用されるT-800カーボンをメイン素材に使用した高い剛性かつ軽量なフレーム、正確な操作を可能にするテーパー形状のヘッドチューブとレーシングフォーク、コントロール性に優れるフラットマウントディスクブレーキといった走りの追及に加え、見る角度により色を変える偏光塗料を使用したボディはフラッグシップにふさわしい仕上がりです。
ストラウス プロ ディスク アルテグラのスペック
- フレーム/フォーク:カーボン
- コンポーネント:シマノ製アルテグラ
- シートピラー:カーボン
- タイヤ:Continental GRAND PRIX5000 700X25C
- 重量:8.0kg (510mm)
- 価格:430,000円(税抜)
おすすめロードバイク②STRAUSS DISC 105
軽さと強度と美しさを実現
コンポーネントにシマノ製105を搭載したアルミフレームモデルで、最薄部0.85mmと極限まで薄くトリプルバテッド加工されたフレームは非常に軽量です。また、溶接部は手作業で凸凹を研磨し応力集中による急激な肉厚の変化を除去することで、軽さと強度と美しさを実現しています。
コスパの評判も高い
パワーを推進力に変えるジオメトリーやフレーム性能を引き出すためのベストなホイールや走行性能を備えるタイヤなど、オリジナル仕様でレースへの出場も可能という、コスパの高いミドルグレードモデルです。
ストラウス ディスク 105のスペック
- フレーム/フォーク:アルミ
- コンポーネント:シマノ製105
- サドル:プロロゴ
- タイヤ:Continental GRAND PRIX5000 700X25C
- 重量:8.8kg(500mm)
- 価格:199,000円(税抜)
おすすめロードバイク③FARNA DISC 105
評判の高いエンデュランスモデル
重量剛性比の高いアルミ合金を組み合わせたパイプにトリプルバテッド加工することでフレームを構成するパイプの軽量化を追求したエンデュランスロードです。フルカーボンフォークは、路面からの振動を緩和して快適性を実現してくれます。
コンセプトを実現する
欧米人と比べて小柄で手足が短めな日本人の体型に合わせたフレーム設計に加えて、コンパクトハンドルやショートリーチブレーキなどライダーファーストなパーツを採用しています。また、身長140cm台の小柄な人にも最適なフィッティングが提供できる395mmの最小モデルもラインナップしました。
ファーナ ディスク 105のスペック
- フレーム:アルミ/フォーク:カーボン
- コンポーネント:シマノ製105
- タイヤ:Continental GRANDPRIX5000 700X25C
- 重量:9.0kg(500mm)
- 価格:175,000円(税抜)
おすすめロードバイク④FARNA CLARIS
手軽にロードバイクを味わえる
手軽な価格でロードバイクに乗りたいのであれば、このモデルがおすすめです。フレームやフォークは上級モデルと同じで、コンポーネントがクラリスに変更された以外にさほど大きな仕様の違いはないという、コスパに優れたモデルです。
コスパに優れた装備
小柄な人向けの395mmサイズでは160mm長のクランクを採用するなど、日本人の体型に最適な設計を追求しています。エントリーグレードとはいえ、シマノ製ホイールやグリップ力と走行性能を備えたコンチネンタルのタイヤを標準装備している点も評判を呼んでいます。
ファーナ クラリスのスペック
- フレーム:アルミ/フォーク:カーボン
- コンポーネント:シマノ製クラリス
- ブレーキ:リムブレーキ
- タイヤ:Continental ULTRASPORT 700X25C
- 重量:9.5kg(500mm)
- 価格:84,000円(税抜)
コーダーブルームのバイクは初心者におすすめ
コーダーブルームでは、ロードバイクのほかに「RAIL(レイル)」というクロスバイクもコスパに優れたモデルです。コーダーブルームのバイクのラインナップには決して特別なハイエンドモデルはありませんが、高性能で高品質、それでいて初心者が最初の1台として手の届くコスパのよさが大きな評判を呼んでいます。
https://khodaa-bloom.com/bikes/strauss/strauss_pro_disc_ultegra/