キッズバイクの選び方のポイント
自分の子供にふさわしくても、また値段が安い、コスパに優れているといっても、安全性や安全性に不安があるのでは購入するわけにいかないのは当然です。ここでは、安心・安全に乗れる幼児用バイクの選び方のポイントを紹介していきましょう。
選び方①安全規格を満たしているか
BAAマークに注目
自転車の安全性は、外見だけで判断するのは難しいものです。そこで役立つのが、BAAマークです。BAAマークとは、一般社団法人自転車協会が定めるフレーム強度やブレーキ制動性能、リフレクターの反射性能など約90か所もの検査項目をクリアした自転車のみに貼られるマークです。
BAAは最も厳しい基準
自転車マークには他にSGマークやJISマークがありますが、BAAマークが最も細かく厳しい内容なので、これがついていれば一安心できるはずです。マークは自転車のサドル下のパイプに貼られているので、是非チェックすることをおすすめします。
選び方②サイズは体に合っているか
体格には個人差がある
幼児用バイクの大半は2~2歳半から乗り始めることを想定しているので、その対象年齢に達しているかどうかもポイントです。しかし、対象年齢に達しているなら問題ないと決めてしまうことはおすすめできません。子供の成長は個人差があり、同じ3歳でも体の大きな子供もいれば、小さな子供もいるからです。
洋服を買う時とは違う
また、子供はすぐに成長するからと、少し大きめの洋服を買うおかあさんも少なくありませんが、自転車の場合はNGです。サイズの目安は、サドルにまたがって両足のつま先が地面につくこと、安定感を求めるなら足裏全体がつくほうがいいでしょう。幼児用バイクに「大は小を兼ねる」は当てはまりません。
対象年齢は参考程度に
自転車には適した身長の目安がありますが、身長と股下の割合も人それぞれです。対象年齢や身長の目安は、あくまでも参考程度と考えておきましょう。
選び方③足付き以外も要チェック
足先が地面につくから大丈夫というわけでもありません。サドルにまたがってブレーキを握ったとき、腕に余裕があるかどうかも重要なポイントです。このとき腕が真っすぐに伸びてしまっているのは、体に合っていません。
選び方④ブレーキの有無
ブレーキ付きか、なしか
対象年齢が幼児用キッズバイクの中には、ブレーキがついていないものもあります。大人からすればブレーキがない自転車は不安に感じがちですが、小さいな子供には却ってブレーキ付きのほうが乗りづらいことも少なくありません。また、乗用玩具として乗る際に自転車を止めるときは地面に足をつけるので、必ずしも要するものではないといった考えが理由です。
ブレーキ付きのメリット・デメリット
一方、ブレーキ付きの幼児用バイクなら一般的な自転車と扱いが近いので、自転車に移行するときに慣れやすくスムーズであるというメリットがあります。子供の年齢やキッズバイクのあとはどうするのかといった点も考慮して選ぶといいでしょう。
キッズバイク選びのポイントは、まだ続きますよ。