ルートラボの代わりとなるサービス5選！使い勝手がよく便利なのは？

多くのロードバイクライダーが、サイクルコンピュータにGARMIN(ガーミン）を使用しています。そのガーミンユーザー用のログ保存や公開用のWebサイトが、ガーミンコネクトです。ガーミンのサイクルコンピュータをPCにつなげば走行距離などの記録がガーミンコネクトにアップされるシステムです。センサーを装着すれば、心拍数やケイデンスの記録も残せます。

ルートプランニングも可能ですが、ルート作成に手間が掛かるなど使い方が面倒なこと、挙動が若干重いことなどが、ルートラボの代替としてはネックとなります。また、誰でも使えるサービスですが、ガーミンユーザー以外にはさほどメリットはないといってもいいのではないでしょうか。

現在位置やナビ、レビューのチェックなどで、スマホを持っている大半の人がグーグルマップを使ったことがあるでしょう。しかし、グーグルマップもルートラボの代替になります。その方法とは、グーグルマイマップを利用することです。

使い方は簡単です。まず、グーグルアカウントにログインします。そして、マイプレイスタブから「地図を作成」ボタンを押せば、地図のタブが開くので、そこでルート作成ができます。作成方法は出発地と目的地、および経由地を指定するだけ、あとは自動でラインを引いてくれます。細かくこだわりたければ、点と点をつないでいくという方法もOKです。

自動ルートには「運転ルート」「自転車ルート」「徒歩ルート」がありますが、残念ながら自転車ルートは国内のわずかな地域しか機能しないので、徒歩ルートを使いましょう。作成したルートは、Web上に公開することもできます。ルート作成程度なら、ルートラボの代わりとして十分使えます。

ヤフーマップでも同様の作業が可能です。新しいサービスはわかりづらい、新たにアプリを入れるのは、面倒といった人でも、グーグルマップやヤフーマップなら大半の人が使っているので、ルートラボ代わりにおすすめです。iphoneではグーグルマップが使えないと思っている人もいるようです。以前は使えないこともありましたが、現在はApp storeから入手できるのでiphoneでも問題ありません。

これらのほかにも、CyclemeterやMap My Rideなど、サイクリングやライドで使えるアプリやサービスはいろいろあります。ただ、ルートラボの最大の特徴であるルート作成ができるおすすめのサービスとなると、限定されてしまいます。

現在、ルートラボの代わりに使えるサービスとして最も「使える」のは、STRAVAまたはRide with GPSでしょう。STRAVAはSNSをはじめさまざまな機能が魅力です。しかし、ルート作成や検索機能は、Ride with GPSに軍配が上がります。また、他の人が作ったルートの検索閲覧ができませんし、ルートをアップロードする機能がないので、ルートラボのデータを引き継ぐには向いていません。

ルート作成機能に限ると、Ride with GPSが一押しです。ルートラボのデータの引っ越しも可能です。広告がないことやサーバーが早いのでストレスが少ない点もメリットに挙げられます。

最大のデメリットは、やはり日本語化されていない点でしょう。地図は日本語なので問題はないとしても、最初は英語表記なので使い方に戸惑うかもしれません。また、そういった理由もあってか、日本人ユーザーがあまりいないため、公表された既存のルートが少ないのを物足りなく思う人もいるはずです。

ルートラボのサービスが終了するのは重ね重ね残念ですが、その代わりとなるサービスはいくつかありますし、多くが基本的な機能は無料で使用できます。ただ、サービスによって使える機能はさまざまですし、使い勝手も異なります。まずは「これは」と思うものを一通り使ってみたうえで、その中から自分の使い方に合ったものを選ぶことをおすすめします。