ブライトンのサイコンのおすすめは?新型「Ride 15Neo」含め比較紹介!

ブライトンのサイコンのおすすめは?新型「Ride 15Neo」含め比較紹介!

数あるサイコンメーカーの中でも、高機能でありながら、コストパフォーマンス抜群で人気のブライトンのサイコン。ロードバイクの楽しさを増してくれるブライトンのサイコンの魅力について、各モデルの特徴や性能の違いを比較紹介します。

記事の目次

  1. 1.サイクルコンピュータとは
  2. 2.Bryton(ブライトン)サイコンの特徴
  3. 3.機能満載の上位モデル【Rider750】【Rider860】
  4. 4.使いやすいミドル・エントリーモデル【Rider420・320】【Rider15 Neo】
  5. 5.ブライトンのサイコンでサイクリングを楽しもう

サイクルコンピュータとは

出典:http://www.fukaya-nagoya.co.jp

サイクルコンピュータ(以下サイコン)は、自動車でいうスピードメータやタコメータと同じ役割をしてくれるパーツです。モデルによってはGPSやナビ機能を搭載した、ロードバイク版カーナビといえるモデルもあります。自分の走りを可視化でき、効率よく走るためサポートをしてくれたり、ナビの案内で目的地を把握しつつ、安心して走れたりと、走る楽しみを増やしてくれます。

Bryton(ブライトン)サイコンの特徴

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特徴①Bryton(ブライトン)とは

Bryton(以下ブライトン)は台湾にある電子部品メーカーで、GPSに関連する製品を開発・生産しています。通勤や街乗りといったシティライドメインのユーザーから、プロのロードバイクレースで採用するチームもあるなど、多くの自転車乗りに愛用されています。

特徴②ブライトンのサイコンはコスパが良い

高性能ながら価格を抑えたモデルが揃っていて、競合するメーカーのサイコンと比較して、機能的に同等のモデルを圧倒的に安く購入できる、コスパが良いことも魅力です。

特徴③ブライトンのサイコンは取り付け簡単

付属のパーツを使用して、本体をハンドル回りに固定するだけで使用することができます。センサーセットに付属する、ケイデンスセンサーや、速度センサーの取り付けもゴムを使用して固定するだけなので簡単です。

特徴④アプリとの連動で表示をカスタマイズできる

Brytonアプリをスマートフォンにダウンロードすれば、アプリ内で,サイコンを使用するロードバイクの登録する、画面の表示項目と表示数などを変更する、といった設定や変更が可能です。また、STRAVAなどのトレーニングアプリに登録していれば、ロードバイクで走行した履歴の管理も自動で同期してくれます。

特徴⑤豊富なラインナップ

機能ごとに差別化されており、豊富なラインナップの中から、使用用途に合わせたモデルを選びやすいのもブライトンの特徴の1つです。

特徴⑥センサーの有無を選べる

ラインナップするモデルすべてがGPSを搭載しているので、本体のみを購入しても、速度や走行距離を表示してくれます。しかし、クランクの回転数を計測するケイデンスは、センサーを取り付けていないと表示されないので、初めてのサイコンなら、ケイデンスセンサー付属のものをおすすめします。

機能満載の上位モデル【Rider750】【Rider860】

ハイスペックなNEWモデル 【Rider 750】

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Rider 750 E (本体のみ) 32,780円(税込)
Rider 750 T (スピード・ケイデンス・心拍センサー付属) 42,680円(税込)

  • バッテリー駆動時間:最大20時間
  • 表示できる項目数:99+項目
  • ディスプレイサイズ:2.8インチ
  • ナビ機能:ルートナビ機能
  • GPS性能:Full GNSS
  • 重量:93g

2020年11月に登場したブライトンのセカンドグレードモデルです。2.8インチカラー液晶、GUI(グラフィカル・ユーザーインターフェイス)を採用し、タッチパネルでスマートフォンのように直感的な操作ができるのが特徴です。ナビ機能を搭載し、音声検索機能で目的地を検索できるなど、カーナビに匹敵する機能を搭載しています。

フラッグシップモデル 【Rider 860】

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Rider 860 E  (本体のみ) 39,600円(税込)
Rider 860 T  (スピード・ケイデンス・心拍センサー付属) 49,500円(税込)

  • バッテリー駆動時間:最大16時間
  • 表示できる項目数:85+項目
  • ディスプレイサイズ:2.8インチ
  • ナビ機能:ルートナビ機能
  • GPS性能:Full GNSS
  • 重量:128g

Rider860は、ブライトンのフラッグシップとして2020年3月に登場しました。2.8インチカラー液晶タッチパネル、OSM(オープンストリートマップ)を採用して、国内の主要道路を網羅した地図を表示できるなど、機能、性能とも充実したモデルです。

上位モデルの2台を比較する

2020年に上位モデル2台が時間差で登場したことにより、新型で価格も安いRider750に注目が集まりそうですが、Rider860と比較して、より進化した高性能モデルなのか比較してみます。

     Rider750         Rider860
画面サイズ    2.8インチ       2.8インチ
タッチスクリーン          〇             〇
バッテリ―駆動時間     最大20時間        最大16時間
表示できる項目数      99+項目          85+項目
最大ページ数            8               12
ナビ機能    〇(オンライン)       〇
センサーとの通信方法     ANT+  ANT+/ Bluetooth4.0
E-Bike対応               〇                  ー
スマートトレーナー対応               〇                  ー
   価 格         750 E
  32,780円(税込)
        750 T
  42,680円(税込)
            860 E
    39,600円(税込)
            860 T
    49,500円(税込)

表の項目で比較すると、Rider750が高機能で低価格なので、Rider860を選ぶ理由がないように見えます。しかし、スマートフォンとペアリングして、常時通信状態でナビを使用するRider750に対し、Rider860はオフラインでもナビの機能が使用可能です。出先での電波状況や、スマートフォンのバッテリ―残量を気にすることなく使用できるので、ナビ機能をどれだけ重要視するか考慮して選ぶことがポイントになります。

上位機種のおすすめポイント

  • Rider750をおすすめする人
    トレーニングからサイクリングなど、幅広く使いたい人
    最新機種が気になる人
  • Rider860をおすすめする人
    ロングライドやヒルクライムなどで、電波の届かない自然の中を走ることが好きな人
    カーナビのようなマップ表示のナビを使いたい人

使いやすいミドル・エントリーモデル【Rider420・320】【Rider15 Neo】

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Rider 420 E  (本体のみ) 17,160円(税込)
Rider 420 C(ケイデンスセンサー付属) 20,460円(税込)
Rider 420 T(ケイデンス・心拍センサー付属) 25,740円(税込)

  • バッテリー駆動時間:最大35時間
  • 表示できる項目数:80+項目
  • ディスプレイサイズ:2.3インチ
  • ナビ機能:ルートナビ機能 (地図表示なし)
  • GPS性能:Full GNSS
  • 重量:67g

サイコンとしての基本性能と、ルートナビ機能を備えた、ミドルグレードモデルです。モノクロ液晶画面や、ナビが地図表示のないシンプルなもの、指定ルートを外れたときにリルート検索できない、といった差別化はあっても、上位モデルに負けない多機能さを備えています。

ナビが必要ないならコスパ抜群 【Rider 320】

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Rider 320 E  (本体のみ) 13,530円
Rider 320 C(ケイデンスセンサー付属) 16,830円(税込)

  • バッテリー駆動時間:最大35時間
  • 表示できる項目:72+項目
  • ディスプレイサイズ:2.3インチ
  • ナビ機能:なし
  • GPS性能:Full GNSS
  • 重量:67g

Rider420のサイコンとしての機能はそのままに、ナビ機能を省いたモデルです。トレーニングや、走行ログの管理で使用するので、ナビは必要ない、といった使用方法ならおすすめのモデルです。

最新型のエントリーモデル【 Rider 15 Neo】

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Rider 15 Neo E  (本体のみ) 8,580円
Rider 15 Neo C  (ケイデンスセンサー付属) 11,330円(税込)

  • バッテリー駆動時間:最大16時間
  • 表示あできる項目数:21項目
  • ディスプレイサイズ:2.0インチ
  • ナビ機能:なし
  • GPS性能:GPS,Galileo,QZSS(みちびき)
  • 重量:51g

初めてサイコンを購入するエントリユーザー向けのモデルです。設定も簡単におこなえ、サイコンの機能について良く知らないで購入しても、使い慣れてくると機能が物足らない、といった不満がでることも少ない十分な性能です。価格もリーズナブルで購入しやすくなっています。

ミドル・エントリーモデルを比較する

豪華な装備はなくても、サイコンの基本性能は十分備えているミドル・エントリーモデルの3台を比較してみます。

     Rider420   Rider320   Rider15Neo
画面サイズ    2.3インチ     2.3インチ         2.0インチ
バッテリ―駆動時間   最大35時間 最大35時間    最大16時間
表示できる項目   80+項目  72+項目      21項目
最大ページ数           9           7             5
1ページの表示項目数           8           8             5
ログ記録(通常時)      300時間       300時間       120時間
ナビ機能           〇           ー             ー
GPS性能     Full GNSS    Full GNSS GPS,Galileo,
  QZSS 
  (みちびき)
パワーメータ対応          ANT+         ANT+              ー
記録可能ラップ数           130         130              ー
  価 格          420 E
 17,160円(税込)
        420 C
 20,460円(税込)
        420 T
 25,740円(税込)
      320 E
 13,530円(税込)
   センサー付属
 16,830円(税込)

 
    15 Neo E
 8,580円(税込)
   15 Neo C
 11,300円(税込)

 

3台のサイコンそれぞれのおすすめポイントを、上の表を参考にをまとめてみます。

ミドル・エントリーモデルのおすすめポイント

  • Rider420をおすすめする人
    価格は抑えても、ナビ機能は欲しい人
    小さな画面のタッチパネル操作が嫌いな人
  • Rider320をおすすめする人
    高性能なサイコンが欲しい人
    例価格でも、大きな画面のサイコンが欲しい人
  • Rider15 Neoをおすすめする人
    初めてサイコンを買おうとしている人
    サブ機としてのサイコンを検討している人

一押しは新型モデル2台

どのモデルも、性能とコスパのバランスが取れたモデルです。その中でもおすすめは新型の2台です。

  • 最新の機能を装備した、高性能モデルのRider750
  • エントリーモデルとして十分な性能、低価格のRider15Neo

ブライトンのサイコンでサイクリングを楽しもう

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ロードバイクで走る楽しさを何倍にも増やしてくれるサイコン。高性能、コスパ抜群のブライトンのサイコンとなら、辛いトレーニングでも、初めて走る場所でも、きっと心強いパートナーになってくれます。自分の乗り方に合わせたサイコンを選んで、楽しいサイクリングに出かけてみてください。

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ta-ji
ライター

ta-ji

自転車大好き、走るの大好き!

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