ロードバイクにライトは必須
夜間走行でフロントライトなしは違反
道路交通法では、自転車で夜間走行する場合にフロントライトを点けないと違反になります。その際のライトの色は白または淡黄色と定められていて、前方10m先の障害物などの確認ができる光度が必要です。また夜間だけでなく、トンネル内や濃霧などで見通しが悪い場合でも点灯が義務付けられています。
ライトは後付け
ママチャリやシティサイクルなら最初からフロントライトが装着してあるケースがほとんどですし、最近では暗くなると自動的に点灯するシステムになっているモデルも増えています。しかし、最初からフロントライトが装着されているロードバイクはないので、すべて後付けとなります。
ロードバイクのライト選びのポイント
後付けとなるロードバイク用のライトを選ぶ際にはポイントとなる点がいくつかあるので、それぞれを確認していきましょう。
①明るさ
時速30kmといった速度も簡単に出るロードバイクでは、ライトはなるべく明るいほうが好ましいです。購入の際に実際に明るさをチェックするとわかりやすいのですがなかなかそうもいかないこともあるので、その際には商品のカタログやパッケージなどに書かれている明るさの単位を目安にするといいでしょう。明るさの単位は、以下の3つで表記されます。
ルーメン
光源から全方向に放射される光の総量の単位です。
カンデラ
光源から一定方向に放射される光の強さや量の単位です。
ルクス
光源によって照らされる面の明るさの単位を照度といいますが、1平方メートルあたりの照度の単位を表します。
これら3つの単位とも、数値の大きいほうが明るいとされます。最近では、自転車のライトはルーメンで表記されるケースが最も多くなっています。
②防水性能
通勤や通学にロードバイクを使用する人はもちろん、雨の日には乗らないという人でもライド中に突然の雨に見舞われることもないとはいえないため、ライトの防水性能は重要です。防水性能は「IPX」という単位で「0~8」までの数値で表記され、数値の大きいほど放水性能も高くなります。
③バッテリーの種類
バッテリーの種類は4つ
自転車のライトの発電源は「乾電池タイプ」「充電タイプ」「ソーラータイプ」「ダイナモタイプ」の4種類が挙げられます。太陽光で充電するソーラータイプは商品は多くなく一般的とはいえません。ダイナモタイプはタイヤの回転により発電する仕組みで主にシティサイクルに用いられています。
最近はLEDが主流
後付けするロードバイクでは、乾電池タイプか充電タイプが一般的です。また、最近の自転車用ライトはLEDを使用していることがほとんどです。LEDのほうが以前のハロゲンなどに比べて消費電力が少なくかつ明るいので、バッテリー容量が小さくなりがちな自転車用ライトには適しているといえます。
https://www.cateye.com/jp/products/headlights/HL-EL551RC/