700cタイヤおすすめ8選
空気の量で乗り心地は異なる
700cのタイヤの多くのロードバイクやクロスバイクは700cのタイヤを装着していますが、幅はさまざまです。以前は23cが多くを占めていましたが、今ではより速く走れて乗り心地もいいとされる25cが主流となってきています。またグラベル人気により、35cや38cなど30c以上の太いタイヤの需要も高まっています。
ホイールへの取り付け方法は3つ
タイヤの種類はホイールへの取り付け方法によって、クリンチャー、チューブレス、チューブラーの3つがあります。また、タイヤの持つ性質は4つに大別でき、どんな乗り方や使い方をするかによって適したものが違います。ここでは、ロードバイクやクロスバイクで最も一般的なクリンチャータイヤの性質別のおすすめを紹介しましょう。
オールラウンダータイプのおすすめ
本格的にレース参戦をしている人以外のほとんどは、普段使いから趣味のレースやロングライドまで同じタイヤを使用しているでしょう。そんなケースにおすすめなのがオールラウンドに使えるタイヤです。
おすすめ①ビットリア コルサ グラフェン2.0
2本セット Vittoria ヴィットリア CORSA コルサ クリンチャータイヤ700c グレーサイド Clincher Tire (700×25c) [並行輸入品]
参考価格: 9,680円
レース用タイヤとして知られるイタリアのタイヤメーカーのタイヤです。世界で最も引っ張りに強く鋼の200倍の強靭さを持つとされる炭素繊維素材「グラフェン」をコンパウンドに配合したタイヤです。
基本性能を持ち合わせているタイヤ
グリップ力やウェット性能、耐久性、耐パンク性といったタイヤに求められる基本性能はもちろん、レース経験によって培われたスピード性能も持ち合わせている、まさに「オールラウンド」なタイヤといえるでしょう。
おすすめ②コンチネンタル グランプリ5000
Continental(コンチネンタル) GrandPrix 5000(グランプリ 5000) 700C クリンチャータイヤ 2本セット +zitensyadepoステッカー (700×25)
参考価格: 9,990円
ロードバイクの定番クリンチャータイヤともされるグランプリ4000がさらなる進化を遂げたのが、グランプリ5000です。グランプリ4000より、転がり抵抗や耐パンク性能が向上し、さらに重量も軽くなりました。
クリンチャータイヤのスタンダード
コンチネンタルはドイツの総合タイヤメーカーとして全世界で有名で、信頼性も高いです。登場は2018年11月ですが、もはやクリンチャータイヤのスタンダードともなりつつあります。耐久性、グリップ力、転がり抵抗に優れたオールラウンドモデルです。
耐パンク性能に優れたタイヤのおすすめ
ロードバイクに乗っていて最も避けたいのは、パンクです。チューブレスタイヤのようにパンクリスクの低いタイヤもありますが、クリンチャータイヤはパンクリスクと隣り合わせです。ここでは、パンク性能の高いタイヤを紹介しましょう。
おすすめ③シュワルベ マラソン
シュワルベ SCHWALBE【正規品】マラソン 700×25C クリンチャータイヤ [ツアー・ツーリング・街乗り] 11100142.01 11100142.01 ブラックリフレックス 700×25C
参考価格: 4,290円
ヨーロッパ市場で圧倒的なシェアと高い評判を誇るドイツのタイヤブランドシュワルベの「マラソン」は、シュワルベを代表する40年近くにも亘るロングセラーモデルです。
優れた耐パンク性能
3mm厚の「グリーンガード」という耐パンクベルトによる耐パンク性能だけでなく、耐摩耗性や耐候性にも優れたコンパウンドを使用しており、長期間にわたって高性能を維持できるのが特徴です。できるだけパンクを避けたいロングライド時だけでなく、通勤や通学にも適したタイヤです。
おすすめ④ミシュラン パワー エンデュランス
2本セット Michelin(ミシュラン) パワー エンデュランス endurance クリンチャーロードタイヤ (ブラック, 700×23c) [並行輸入品]
参考価格: 8,000円
モータースポーツの世界でも超有名なミシュランのハイエンドタイヤが「パワー」シリーズです。その中の「エンデュランス」は全モデルに比べて耐パンク性能が20%向上しています。テストライドでは、20万kmをパンクせずに走破したと謳っています。
性能、機能に優れる
耐パンク性能だけでなく、新しいトレッドパターンの採用によりコーナーリングスピードだけでなく、トラクション、グリップ力も向上しています。また、タイヤ表面に小さな穴を施したことでタイヤの減り具合がわかりやすく、交換時期の把握に役立ちます。
ヒルクライムに適したタイヤのおすすめ
ロードバイクの楽しみ方として、レースやロングライドのほかヒルクライムも挙げられます。ヒルクライムは「軽さこそが命」です。フレームはもちろん、タイヤも軽量モデルが求められます。
おすすめ⑤ブリヂストン アンカー エクステンザ R1S
BRIDGESTONE ANCHOR (ブリヂストンアンカー) EXTENZA R1S ロードタイヤ 700x23C F301132BL(R1S-7023)
参考価格: 6,804円
世界的に有名なタイヤメーカのブリヂストンのロードレーシングシリーズが「エクステンザ」です。ウェットでもグリップ力の高さは定評があるうえ、安心感や軽快さを持ち合わせたモデルです。
高い技術の採用で高品質
エクステンザシリーズの中でも最高峰とされるのがR1シリーズで、その中でR1Sは23cで145gという軽さを誇る、ヒルクライムにもってこいのモデルです。タイヤ接地面を尖らせることで接地抵抗を減らしたり、高密度ケーシングで転がり抵抗を軽減するなどの技術を採っています。
おすすめ⑥パナレーサー ジラー
パナレーサー(Panaracer) クリンチャー タイヤ [700×25C] ジラー F725-GL-B ブラック ( ロードバイク / ロードレース ヒルクライム用 )
参考価格: 6,820円
ロードバイクに乗る人に人気のパナレーサーの、ヒルクライム向けとして高い支持を得る「RACE L EVO3」の後継モデルです。耐パンクベルト「Pro Tite Belt」を採用しながらも新コンパウンドや新設計を導入したことで、「RACE L EVO3」より20gの軽量化を実現し23cで160gとなっています。
「使える」タイヤ
軽量化だけでなく、新コンパウンドにより転がり抵抗が約20%減少したことも特筆すべきでしょう。軽いうえにパンクリスクも軽減された「使える」軽量ロードタイヤとしておすすめです。
レース向けのタイヤのおすすめ
レース向けタイヤは、転がり抵抗とグリップ性能の高さがポイントです。ただし、中には早く走るため耐パンク性や耐摩耗性、耐久性を犠牲にしているものもあり、それらはレース以外で使用するには、あまり適していないので注意が必要です。
おすすめ⑦シュワルベ プロワン
【正規品】 シュワルベ プロワン TUBEタイプ 700x23C クリンチャー ケブラービード 11654013 【ロード・レース】
参考価格: 9,680円
ドイツの自転車タイヤ専門メーカーとして人気の高いシュワルベのフラッグシップタイヤです。ポリマーベースの「ワンスタートリプルコンパウンド」を採用し、ロードタイヤシリーズで最も低い転がり抵抗を実現しています。
レース用なのに耐パンク性能も高い
パンクリスクの多いレース用タイヤながら、耐パンクベルトにV-Guardを採用することで、パンクリスクを抑えています。ウェットグリップ性能も高く、路面状況の変化にも柔軟に対応してくれます。
おすすめ⑧ヴィットリア コルサ スピード
Vittoria(ビットリア) corsa speed [コルサ スピード] 23-28" ブラックトレッド チューブラータイヤ 220g 111.1CS.00.23.411BX
参考価格: 16,500円
ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャなどのレースやオリンピックで勝利を収めたレース用タイヤです。4つのコンパウンドを使用したトレッドによって耐摩耗性能や転がり抵抗、サイドのグリップ力が旧モデルより向上しています。
レースのためのタイヤ
グラフェン2.0コンパウンドが生み出すスピードは特筆すべきものです。ただし、レース用タイヤの宿命である耐パンク性能や耐久性に関しては高いとはいえないので、レース専用として使用するほうが無難でしょう。
まとめ
700cタイヤは、ロードバイクやクロスバイクといったスポーツバイク特有の規格です。インチ表記のタイヤとの互換性はなく交換もできないので注意しましょう。700cに対応するタイヤ幅は20ミリから45ミリまであります。タイヤを交換する際には、タイヤ幅に加え、どんな性質を持つモデルなのか、ホイールとのマッチングなども考慮することをおすすめします。
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