ディープリムホイールとは?効果・メリットからおすすめ4選まで解説!

ディープリムホイールとは?効果・メリットからおすすめ4選まで解説!

ロードバイクのホイールでディープリムホイールは非常に人気が高いです。アマチュアの方でも多くの方が使っているでしょう。今回はそのようなディープリムホイールの特徴や、デメリットなどについて解説します。最後にはおすすめのディープリムホイールも紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ディープリムホイールの特徴
  3. 3.ディープリムホイールの効果
  4. 4.ディープリムホイールのデメリット
  5. 5.おすすめのディープリムホイール4選
  6. 6.まとめ

ディープリムホイールのデメリット

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リムハイトを高くすることで、さまざまな効果やメリットがあるディープリムホイールですが、リムハイトを高くしたことでのデメリットもあります。ディープリムのホイールを購入する場合には、そのようなデメリットも理解しておくようにしましょう。

デメリット①ヒルクライムには不向き

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ディープリムホイールは、リムハイトを高くするために、リムハイトが低いホイールよりも多くのカーボン素材が使用されています。その分の重量が大きくなってしまうため、軽量化が重要視されるヒルクライムでは向いていません。また、ヒルクライムでは空気抵抗もあまり影響を受けないため、ディープリムホイールのメリットである空力性能の高さを生かすこともできません。

デメリット②踏み始めが重く感じる

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ディープリムホイールは、剛性が高いため、ペダルを踏みこんだときのダイレクトな反応を得られます。しかし、リム周りの重量が重いため、どうしてもゼロ発進の状態では、リムハイトの低いホイールよりも、もたつく印象を受けやすいです。信号待ちなどで一度停車した状態から発進する場面が多い街中でのライドでは、そのような部分でストレスを感じるかもしれません。

デメリット③横風に注意が必要

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ディープリムホイールはリムハイトが高いおかげで、空気抵抗が少なくなりますが、それはあくまでも風が進行方向から正面に風邪を受けている場合に限ります。横風になってしまうと、空気抵抗を低くすることが難しくなるだけでなく、リムハイトが高い影響で、横風が吹いたときにホイールが受ける風の量が増えてしまい、風によってハンドルをとられてしまうこともあります。

デメリット④価格が高い

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最後にデメリットとして挙げられるポイントは、価格の高さです。リムハイトが低いホイールよりも使っているカーボンの量が多いことと、成型する手間がかかることが影響して、どうしても価格が高くなる傾向があります。重量が軽いディープリムホイールは、その分グレードの高いカーボン繊維を使用しているため、価格はさらに高くなってしまう傾向にあります。

おすすめのディープリムホイール4選

今回はディープリムの特徴や、メリット・デメリットを説明したため、最後におすすめのディープホイールを4つ紹介します。どのホイールもある程度以上の価格ですが、性能はどれも優秀です。実際に使ってみると、どのホイールも違った感触があるため、試乗できるのであれば試乗してみるのもいいでしょう。

おすすめ①【MAVIC マビック】/コスミック

安心感があるマビック製のホイール

最初に紹介するホイールは、マビックのディープリムホイールです。市場で長い間ホイールを販売していたマビックは、ホイールの精度が高いため非常に安心感があります。ヨーロッパのプロレースでもマビックがパンク交換用のホイールを提供しているため、信頼性が高いメーカーといえます。

チューブレスモデルも充実

最近になって、ロードバイクでもチューブレスタイヤを使っている方も増えてきました。マビックもチューブレスタイヤが装着可能なディープリムホイールも販売しています。チューブレスタイヤは装着時の作業が非常に難しいため、避けられる傾向にありましたが、マビックのチューブレスタイヤは装着しやすいと定評があります。

おすすめ②【スペシャライズド】/ROVAL ロバール

コストパフォーマンスに優れている

スペシャライズドから販売されているディープリムホイールがロバールです。ロバールはディープリムホイールの中でも非常に軽い部類に分類されるようなホイールですが、価格が抑えられているため、コストパフォーマンスに優れています。ハブの部分など一部グレードを落とすことで、ホイール性能にさほど大きな差をつけずに、さらに安いモデルも販売されています。

プロの世界で一番レースに勝利している

スペシャライズドのロードバイクはヨーロッパのプロレースの舞台で、一番勝利数を重ねています。そのロードバイクに使われているホイールももちろん、このロバールです。プロの世界でもしっかりとした実績があるため、性能に関しては信頼性があります。日本国内でもそういった理由で人気のホイールの一つになっています。

おすすめ③【Bontrager ボントレガー】/アイオロスXXX4

横風でも安定している

アイオロスシリーズの中でもアイオロスXXX4はリムハイトが47mmに設定されているため、ディープリム本来の平地巡行性能を保ちながら、軽量化ができているため、オールラウンドに使えるホイールとなっています。また、リムハイトがわずかに低いため、横風が吹いている状況でも、横風の影響が少なく、安定して走行できることができます。

ブレーキの効きが良い

アイオロスシリーズのリムブレーキタイプのブレーキ面にはレーザーを使用した特殊な加工がされています。その特殊加工によって、安定したブレーキングが可能になります。カーボンリムのホイールは雨の日のブレーキの効きが極端に悪くなります。しかし、アイオロスシリーズは、そのような場面でもブレーキが効きやすい向上になっています。雨の日のライドでも他のホイールより安心できるでしょう。

おすすめ④【ライトウェイト】/マイレンシュタイン

ホイール全体重量が軽い

ライトウェイトのマイレンシュタインは、スポークも含めて、ハブ以外のすべてのパーツがカーボンで作られています。普通のホイールでは、金属で作られているパーツもカーボン繊維で作られていることで、軽量化につながっています。軽量なホイールなので、ヒルクライムへの悪影響も少ないです。

ホイール剛性が高い

軽量に作られたホイールは、ホイール全体の剛性が低くなりやすい傾向があります。しかし、マイレンシュタインはホイールの剛性を犠牲にすることなく、全体重量の軽量化することができています。そのために力強くペダルをこいでも、その分のパワーをしっかりと受け止めてくれるため、踏み込んだときに自転車がよく進む感覚が得られるでしょう。

価格は非常に高い

Photo bygeralt

マイレンシュタインは、非常に性能の高いホイールです。しかし、使われているカーボン繊維の量が多かったり、使っているカーボンのグレードが高かったりするため、非常に高価なホイールになっています。マイレンシュタインの前後セットを購入するだけでも、カーボンフレームが購入できるような価格になっています。購入するときには、価格のこともしっかり把握しておきましょう。

まとめ

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ディープリムホイールを実際に使ってみよう!

今回はディープリムホイールについての特徴や、メリット・デメリット、おすすめのディープリムホイールについての解説をしました。ディープリムホイールはデメリットもありますが、使ってみる価値は高いホイールです。購入するにはそれ相応の金額が必要になりますが、しっかりと自分が欲しいホイールに当てはまるものを吟味してから購入して、実際に使ってその魅力を感じてみてはどうでしょうか。

TS Rider
ライター

TS Rider

ロードバイクでアマチュア実業団E1カテゴリーでのレースを走っています。自転車の知識を伝えながら、自分自身の勉強になったらと思っています。

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