【メリダ】リアクト(Reacto400)の特徴とインプレ!どんな性能?

【メリダ】リアクト(Reacto400)の特徴とインプレ!どんな性能?

自転車王国台湾でジャイアントと並ぶ自転車メーカーメリダのアルミエアロロードがリアクト(REACTO)400です。リアクト(REACTO)400はその立ち位置が少し特徴的といえます。どんな点が特徴的なのか、性能や乗り心地はどうなのか、チェックしていきましょう。

記事の目次

  1. 1.メリダとは
  2. 2.リアクト(REACTO)400の特徴や性能
  3. 3.メリダ リアクト(REACTO)400のインプレ
  4. 4.まとめ

メリダとは

http://merida.jp/lineup/road_bike/scultura_8000-e.html

世界第2位の自転車メーカー

メリダは、自転車生産台数世界第1位のシェアを占めるジャイアントに次ぐ世界第2位の自転車メーカーです。ジャイアントをはじめとする台湾の自転車メーカーのバイクは、コストパフォーマンスに優れることでよく知られていますが、メリダもその例にもれません。

新城幸也選手が所属

メリダのバイクはプロレースでも多く活躍しており、世界中で人気が高いです。日本では、ツール・ド・フランスで初めて完走した日本人選手として有名な新城幸也選手がUCIワールドチーム「バーレーン・メリダ」に所属したことが大きなきっかけとなって、人気に火がつきました。

メリダのイメージカラーは「緑」

http://merida.jp/whats/index2.html

メリダのイメージカラーというと黄色がかった「緑色」で、以前はロードバイクのフレームなどによく使用されていましたが、近年は少なくなっています。その代わり、レースチームのイメージカラーを採用したレプリカモデルを展開しています。

レプリカカラーモデルは中古しか無し

レプリカモデルの中でも、ネイビーブルーと赤色を使った「バーレーンメリダ」モデルは人気です。しかし、残念ながら2020年モデルにはチームレプリカカラーの設定はないので、このモデルを手に入れたければ中古を探すしかありません。

リアクト(REACTO)400の特徴や性能

http://merida.jp/lineup/road_bike/reacto_400.html

リアクト(REACTO)400はエントリーモデル

メリダのロードバイクの中で、リアクトシリーズはエアロロードというカテゴリーにあたります。リアクトシリーズのフレーム素材にはカーボンとアルミがあります。しかし、アルミフレームを採用しているのはエントリーモデルであるリアクト400のみです。リアクト400の性能や特徴はどうなのでしょうか。ひとつずつチェックしていきましょう。

リアクト(REACTO)400の特徴や性能①ルックス

http://merida.jp/lineup/road_bike/reacto_400.html

まるでカーボン

リアクト(REACTO)400はアルミフレームでありながら、メリダ独自の加工技術により、まるでカーボンにも見える美しい表面や塗装が特徴的です。フレーム構造はスローピングしていない水平のホリゾンタル形状となっています。

優れた空力性能

さらに、ケーブル類は露出を最小限に収めるための工夫がなされていたり、空気抵抗を抑えることを目的にタイヤとフレームの隙間を少なくするために切り取られたシートチューブ形状などにより、カーボンモデルと同様の空力性能を実現しています。

リアクト(REACTO)400の特徴や性能②スペック

メリットとデメリット

アルミフレームというと、乗り心地が良くない、カーボンと比べて重量があるといったデメリットを感じる人も少なくありません。しかし、アルミフレームはカーボンにない加速のよさやダイレクトな反応性といった速さを求めるロードバイクに適したメリットもあります。

エアロ形状がメリットを活かす

リアクト400は、まさにそんなメリットを持ったバイクといえます。そして、そのメリットをさらに活かすためのエアロ形状というわけです。乗り心地に関しては、カーボン製のフロントフォークが路面からの振動をうまく吸収してくれるのでさほど悪くはありません。

コンポはシマノ製

コンポーネントはほとんどのパーツにシマノ製の105を採用しており、操作性や信頼性にも優れています。重量はSサイズで9.3kgと軽くはありませんが、平地での高速巡行はエアロ形状ボディが効果を発揮して、スピード維持も容易です。

安定した性能を与えてくれる

シートピラーはカーボン製、ブレーキはリアにダイレクトマウントのリムブレーキ、タイヤは安定のMaxxisが装備されています。また、ホイールはメリダのオリジナルホイールですが、スポーク配置がカンパニョーロのようなのが特徴的です。こういったスポーク配置は空力や衝撃吸収性に優れているといった面が見られます。

メリダ リアクト400のスペック

  • フレーム素材 アルミ 
  • フォーク素材 カーボン
  • メインコンポ シマノ105
  • ブレーキ F/リムブレーキ R/ダイレクトマウントリムブレーキ
  • ホイール メリダオリジナル
  • 価格 169,900円(税抜)

リアクト(REACTO)400の特徴と性能のまとめ

このスペックで17万円(税抜)を切る価格は、非常にコスパに優れているといっていいでしょう。つまり、リーズナブルでエアロ形状でかっこよく、コンポーネントもエントリーモデルを超えるリアクト400は、初心者だけでなく中級者や上級者まで、ロードバイクの走りを楽しめる1台です。

メリダ リアクト(REACTO)400のインプレ

エントリーモデルとして優れた性能を持つメリダ リアクト400ですが、実際に乗ってみた感想はどうなのでしょうか。ここでは、インプレを紹介しながら、リアクト400のリアルな性能を見てみましょう。

とにかく速い!

リアクト400のインプレで最も聞かれる感想が「とにかく速い」というものです。この速さは、やはり空力を考えて設計されたエアロボディが理由でしょう。また、ただ速いだけでなく、そのおかげで楽に高速巡行が可能になること、さらにそのために体力の消耗が抑えられるといったことも高評価のポイントです。

ホイールを変えればさらに走りはよくなる

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ただし、エアロロードとしては重量が重めな点をデメリットと感じる人もいます。しかし、これはフレームというより採用されているホイールのせいが主な原因です。したがって、ホイールを変えることでこれらのデメリットは解消されて、軽快な走りを得ることができるでしょう。

まとめ

いかにもエアロロードといった極太フレームが特徴的なメリダ リアクト400は、そもそもアルミのエアロロード自体を作っているメーカーが少ないので、非常に貴重な存在といえるかもしれません。手の出しやすい価格でかっこよくて速いエアロロードを探しているなら、ぜひ候補に挙げてみてはいかがでしょうか。

S.ジャイアン
ライター

S.ジャイアン

週1ペースでライド、ポタリングに出掛けています。記事を通して多くの方と自転車の楽しみを共有できればと思っています。

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