BESV PSA1のインプレはどうなのか?
では、そんなPSA1の評価はどうでしょうか。実際に使用しているユーザーのインプレから、特徴的な面を紹介していきますので、購入を考えている方は参考にしてみてください。
比較的マイルドな電動アシスト機能
PSA1のアシスト機能は、踏み具合とアシストのかかりが一定で、程よく均一な優しい乗り味になっています。これに比べて上位機種のPS1は、アシストがもう少し強くかかってパワーを打ち出す傾向にあり、よりしっかり乗りたい人に向いています。電動アシスト自転車に慣れていないビギナーには、PSA1の方がベターな選択肢と言えます。
車体が安定した軽快なハンドリング
PSA1でもう一つ高評価だったのが、ハンドリングの軽快さでした。普通E-Bikeのバッテリーはダウンチューブなど、車体の下の方に据え付けられることが多く、カーブを曲がる時などの安定感が課題です。一方でPSA1はバッテリーが車体の中心部に設置されており、通常の自転車と変わらない取り回しのよさを実現させています。
意外とタフな条件でも活躍できる
PSA1はミニベロではありますが、そこそこ厳しい条件でも活躍できます。後輪にはBESV独自のインホイールモーターが搭載されており、勾配のある坂でもバランスのよい自然な感覚で走れます。また前後サスペンションのおかげで多少の山道やトレイルも苦にしません。もちろん本格的なMTBのようにはいきませんが、ちょっとしたオフロードでも十分走れるポテンシャルを秘めています。
サドルやタイヤは改造の余地あり
一方で、サドルがやや硬く、長距離を走るには辛いという評価もあります。これに関してはより座面の柔らかいサドルに改造することで解消されます。またタイヤも硬くて丈夫なものを使っているせいか、路面の振動が伝わりやすいようです。こちらも乗り味の柔らかいものに変えましょう。こうした改造で乗り心地は各段によくなります。
BESV PSA1はこんな人におすすめ
PSA1は、これからE-Bikeに乗ってみたい初心者におすすめのモデルです。起伏のある市街地を一定ペースで走る用途に向いているので、近所のポタリングだけでなく、少し距離のある遠出にも最適です。多少の段差や悪路にも対応できて、カーボン製のPS1より傷や衝撃に気を使わなくていいので、アクティブな使い方にも向いています。通勤通学からちょっとしたツーリング、トレイルライドまで、普段使いで行動範囲の広い人にはうってつけです。
まとめ
BESVの次世代ミニベロPSシリーズから、入門モデルPSA1を紹介してきました。手の届きやすい価格ながら、上位機にも劣らない充実した機能と程よい強度のアシスト機能で、初めてE-Bikeを使ってみたいという人には最適なモデルと言えるでしょう。幅広いフィールドに対応しているので、街乗りもより楽しくなること請け合いです。
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モーターやバッテリー、変速機はアシスト出力の国内基準があるため、容易に手を加えることはできません。安全面の問題や、メーカー保証の対象外になるので、違法改造は絶対にやめましょう。