ヨネックス(YONEX)とは?
ヨネックス(YONEX)は、東京に本社を置く日本のメーカーで、バドミントン・テニス・ゴルフ・フットボール・スノーボード・ロードバイクなどのスポーツ用品を幅広く手がけています。40年も前にカーボン素材の可能性にいち早く着目し、積み重ねた経験とノウハウから生み出されるカーボン製品は、各界で高い評価を得ています。
ラケットやゴルフクラブなどで有名
ヨネックスといえば、テニスやバドミントンのラケットを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。プロテニスプレーヤーの大阪なおみさんが愛用していることでも有名ですね。ゴルフクラブのシャフトも数多く手がけ、創業地の新潟県長岡市ではゴルフ場(ヨネックスカントリークラブ)も経営しています。
ヨネックスのロードバイク
カーボン素材に対する40年の歴史、さまざまなスポーツ用品を手がけてきたノウハウを生かし、2014年に純国産のフルカーボン製ロードバイクフレーム「カーボネックス」を発表し、ロードバイク界に参入しました。フレーム単体の重量は超軽量の650g(カーボネックスSサイズ未塗装)であり、ヒルクライムやロードレースで活躍するトップ選手にも多くの愛用者がいます。
販売形態はフレームセットのみ
ヨネックスのロードバイクは現在4機種がラインナップされていて、プロからアマまで多くのライダーに愛用されています。いわゆる完成車の設定はなく、どのモデルもフレームとフロントフォーク(フレームセット)のみの販売となります。その他のパーツは別で購入するなどして調達する必要がありますが、自分好みの一台に仕上げる楽しみがあるともいえます。
軽量なことも含めて性能が極めて高いので、ヒルクライムやロードレースなどで活躍する選手にも人気が高いんだよ!
ヨネックスのロードバイクの特徴
全てフルカーボンフレーム
ヨネックスのロードバイクは4機種すべてが、フレームからフロントフォークに至るまですべてカーボン製です。カーボンは強度やしなりをコントロールしやすい反面、設計角度が1°違うだけで特性がガラッと変わるシビアな素材といわれています。カーボンを知り尽くしたヨネックスの知識と技術の粋を注ぎ込んで作られたフレームは、超軽量かつ抜群の運動性能を実現しています。
こだわりの純国産
ヨネックスのロードバイクは、創業地である新潟県長岡市で全て一貫して設計・製造されている、純国産の製品です。国産製品で世界へ挑戦するというブランドの強いこだわりによるもので、さまざまなユーザーの意見を取り入れながら、ヨネックスのロードバイクは進化し続けています。
こだわりのテクノロジー
ヨネックスのロードバイクは、独自のテクノロジーをふんだんに取り入れて設計されています。下にざっと挙げましたが、これらの一部もしくは全部を駆使して、ハイレベルな性能を実現しています。形・素材密度・工法などを最適化することで、軽量でありながら高剛性であり、しなり特性と衝撃吸収性もしっかりと計算されたフレームに仕上がっています。
ヨネックスのカーボンロードのテクノロジー
- X-FULLEREN(エックス-フラーレン)
- MICROCORE(マイクロコア)
- GUMMETAL(ゴムメタル)
- O.P.S(オーパルプレスシャフト理論)
- FeatherLightCoated(フェザーライトコート)
中〜上級者向けである
ヨネックスのロードバイクフレームは、どれも世界で戦えるレベルを目指して設計されています。価格も高額であり、どちらかというと中〜上級者向けのロードバイクといえます。故に、他のバイクから乗り換えたときに多くのライダーはその性能の高さに驚き、賞賛しています。もちろん初心者の人にもおすすめですが、比較的柔らかなしなり特性であるカーボネックスから入るのがおすすめです。
次のページでは現在ヨネックスがリリースしている超軽量フルカーボン製ロードバイクフレーム全4機種を紹介します!
650g!すごい、そんなに軽量なのね!