人気のイタリアンブランド！カンパニョーロのおすすめホイール6選！

カンパニョーロは、自転車の本場ヨーロッパにおけるイタリアの老舗自転車パーツの総合メーカーです。その高い技術力や性能は、日本のシマノ、アメリカのスラムと並ぶ世界3大自転車部品メーカーのひとつとしても知られています。

シマノやスラムと並んでコンポーネントのイメージの強いカンパニョーロですが、さまざまなパーツやサイクリングウェアなども手掛けており、特に評価の高いのがホイールです。カンパニョーロはフルクラムというホイールに特化した姉妹ブランドも持っており、そちらも人気があります。

ロードバイクのレベルアップにまずおすすめしたいのが、ホイールをグレードアップすることです。ホイールの交換はスピードアップにつながり、確実にグレードアップ効果が実感できます。特に初心者は、完成車に装着されているホイールとの段違いの性能にきっと驚くことでしょう。

カンパニョーロのホイールは種類が多くグレードもたくさんあるので、初心者はもちろん多くの人のニーズに応えることができます。ホイールの評価はどのモデルも非常に高く、デメリットを挙げるとすれば他の人と被ってしまうことが多い点くらいとされるほどです。

リム素材の違いにより、大きなグレード差と価格差が生じます。リム素材にはカーボンとアルミがありますが、カーボンのほうが高性能、高剛性、軽量ですが、価格もそれ相応に高くなります。ただし、ブレーキ制動力はアルミのほうが優れていますが、近年はカーボンリムの加工技術の進歩により差はほとんどなくなってきています。

耐久性については、やはり金属のアルミリムのほうが樹脂のカーボンリムより高いです。耐久性を気にするなら、アルミリムのほうがおすすめです。ただ、ロードバイクに使用されるような軽量なアルミリムのホイールはスポークの破損によって変形することもあり、耐久性はあまり高くないことを認識しておきましょう。

アルミホイールのリム高はせいぜい30mmまでなので気にする必要はありませんが、カーボンホイールではさまざまなリム高があります。リム高の高いディープリムは空力性能がよくなる、剛性が高くなるといったメリットがありますが、重量が重くなったり横風の影響を受けやすくなるといったデメリットもあります。

ホイールのグレードを上げる最も大きな目的は「軽量化」です。ロードバイクでは「軽さが正義」といわれるほどとにかく軽いほうが有利ですが、ホイールは軽量化を容易に実現できる手段です。一般的には、軽量なホイールのほうが価格が高い傾向があります。

軽いホイールは漕ぎ出しが軽いというメリットがあるので、ヒルクライムや信号などストップ＆ゴーの多い街乗りで有利です。一方、軽すぎると慣性によるホイールの転がりが弱まるので巡航性能が悪くなるといったデメリットもあるので注意が必要です。

ホイールの中心にある車輪を回転させるパーツであるハブは、回転性能や剛性に影響を与えます。ハブの中にはベアリングが入っており、その精度により回転性能が異なります。カンパニョーロのホイールのグレードは、無印＜USB＜CULTの順でグレードが高く、回転性能が優秀です。

完成車に標準装備の重いホイールからなるべく出費を抑えてホイールを変えたいという人、リムの高さでロードバイクの印象が変わるのでルックスを変えたいという人にもおすすめです。

カンパニョーロのエントリーグレードです。ただし、重量が1,800ｇ台と決して軽くはないので、完成車についているホイールとさほど変わらず性能アップもほとんど期待できないでしょう。したがって、カンパニョーロの美しいスポーク組「G3」を安く手に入れたいという人にのみおすすめです。

上位グレードとあまり差のない1,500g台という軽量でありながら、価格は半分程度で手に入るというコスパのよさが人気を呼んで、特に初心者の初めてのホイール交換にはゾンダを選べば間違いないとさえいわれるほどです。ただ、問題は他の人と被ってしまう可能性が高い点が挙げられるかもしれません。

また、この加工によりリム全体がブラックになって、見た目に精悍な感じを与えます。価格は1万数千円の差しかなく重量も同じ、走行性能も変わらないので、どちらにするかは見た目とブレーキ性能の差を金額の違いと比べて、ということになります。

ベアリングにはカンパニョーロ最上級のCULTを使用するほか、アルミニップル、エアロダイナミクスなステンレススポークなど、カンパニョーロのテクノロジーが満載です。また、全モデルよりワイド化されたリムでも重量の増加は抑えられ、走行性能や快適性、操作性がアップしています。

ディスクブレーキモデルとリムブレーキモデル、クリンチャーとチューブラーと、ラインナップも対応しています。ウルトラには手が出ないけれども、憧れのカンパのボーラに乗りたいという人におすすめのコスパモデルです。

カンパニョーロのホイールはどれも性能がよく人気があります。種類も豊富で選択肢が多いのもメリットですが、だからこそどれがいいのか迷う人も少なくありません。しかし、モデルそれぞれが示す方向性は明確なので、自分がどんなホイールを求めているのかがはっきりすれば案外決定しやすいはずです。カンパニョーロのホイールで足元を決めて、さっそうと走りましょう。